家庭用脱毛器を使ったムダ毛ケアは、今や多くの人にとって「自宅でできる当たり前のスキンケア」になりつつあります。
コロナ以降、自宅時間が増えたことで、家庭用脱毛器の手軽さやコスパの良さがさらに注目されました。
サロンやクリニックに通う時間やお金を節約したい方、近所に医療脱毛クリニックがない方、VIOや髭(ヒゲ)などを自分のペースでこっそりケアしたい方など。
こういった理由から、家庭用脱毛器は男女問わず人気です。
一方で、
- 「家庭用脱毛器って毎日やってみたら早くツルツルになるの?」
- 「VIOに家庭用脱毛器を毎日当てても大丈夫?」
- 「髭に家庭用脱毛器を毎日照射したら早く抜ける?」
といった“頻度”に関する不安や疑問を持つ方もかなり多いです。
わたし自身も5年前は同じように悩んでいて、実際に家庭用脱毛器を毎日やってみた時期もあります。しかし結論から言うと、それはおすすめできません。
この記事では、セルフ脱毛歴5年・家庭用脱毛器を20種類以上使ってきたキヨキヨが、「家庭用脱毛器は毎日やってみたらどうなるのか?」というリアルな経験と、VIO・髭に使うときの最適な頻度を詳しく解説していきます。
結論から言うと、家庭用脱毛器は毎日やれば良いものではありません。
実際に家庭用脱毛器を毎日やってみた時期もありますが、思ったように効果を感じられず、むしろ「肌ダメージが増えるだけ」で途中でやめました…。
ポイントは毛周期に合わせて、数ヶ月スパンで定期的に使うこと。
毎日ガンガン照射するよりも、毛が生え替わるタイミングを狙った方が、VIOや髭にも効率よく脱毛効果が出ます。
キヨキヨ
今まで20種類以上試して「一番バランスが良い」と感じた家庭用脱毛器はこれ↓
公式>>ケノン
髭・VIO脱毛にはトリアレーザー脱毛器一択です!
Youtubeでも、家庭用脱毛器を毎日やってみた結果や、最適な頻度・VIOや髭の照射について詳しく話しています。
家庭用脱毛器を毎日やってみた経過(髭・VIO)
ここからは、実際に家庭用脱毛器を毎日やってみた経過を、体験談ベースでまとめていきます。
当時のわたしは何も知らなかったので、
- 「毎日やった方が早くツルツルになるのでは?」
- 「毛周期とか難しいことを考えず、とりあえず家庭用脱毛器を毎日やってみた方が楽なのでは?」
と思い、全身+VIO+髭をほぼ毎日照射していた時期があります。
最初の1週間くらいは、
- 「なんとなく毛が伸びるのが遅い気がする」
- 「家庭用脱毛器を毎日やってみたら意外といけるかも?」
とポジティブに感じる瞬間もありましたが、2〜3週間続けていくうちに、
- 同じ部位に赤み・ヒリつきが出る
- ところどころ軽い炎症(毛嚢炎)のような状態になる
といった肌トラブルの方が目立つようになりました。
特にVIOと髭は毛も太く、刺激も強く入りやすいので、毎日照射は完全にやり過ぎだと痛感しました。
キヨキヨ
家庭用脱毛器でVIO脱毛を毎日やってみた
まずは、家庭用脱毛器でVIO脱毛を毎日やってみた経過について。結論から言うと、VIOに家庭用脱毛器を毎日やってみたのは完全に失敗でした。
画像のように、お尻にポツポツと荒れてしまいました。夏場だったので、多少の汗疹があったとしても、毛嚢炎ができてしまったのが事実です。

毎日VIOに照射していたときの状況
- 期間:最初の2〜3週間、ほぼ毎日VIOに照射
- 使ったのは光脱毛器:ケノン、ブラウンなど
- 出力:弱すぎると意味がないと思い、レベルは中〜やや高め
- 照射範囲:Vライン〜Iライン〜Oラインまで広めにカバー
最初の数日は、
- 少しチクっとする程度
- 「これなら毎日やっても平気そう」と油断
という状態でしたが、1〜2週間ほど続けると、
- Iライン・Oライン周辺の赤み・ヒリつき
- 下着が擦れる部分の軽いヒリヒリ感
- お尻に吹き出物ができる
といったデリケートゾーンならではのトラブルが目立ってきました。
見た目としても、
- 少し炎症っぽい赤み
- 乾燥してカサついた感じ
が続くようになり、「これは毎日は危ないな」とはっきり自覚するようになりました。
毎日やってみても、VIOの毛は一気には減らない
もう一つ大事なのは、VIOの毛はそもそも一気に減らないという点です。
- 毛が太くて根が深い
- 成長期も長め
- 部位的に痛みも出やすい
という特徴があるので、家庭用脱毛器を毎日VIOに当てても、劇的に減るわけではありません。
むしろ、
- 肌だけダメージが蓄積
- 痛みが怖くて出力を下げる
- 効果も中途半端になって途中で挫折
という悪循環になりやすいです。
家庭用脱毛器で髭脱毛を毎日やってみた
次に、家庭用脱毛器で髭脱毛を毎日やってみた経過について。
ヒゲは、
- 毛が太く濃い
- 生えるスピードが早い
- 青髭が目立つ
というコンプレックスを持ちやすい部位なので、「毎日照射したら早く薄くなりそう」と考えがちです。わたしも同じように考えて、家庭用光脱毛器で髭に毎日照射していた時期があります。
その結果として、画像のように毛嚢炎が大量に起こってしまいました。髭脱毛をする上で、ある程度の毛嚢炎は避けられませんが、毎日のダメージの蓄積がこういう結果を招きました。

トリア髭脱毛での毛嚢炎
髭に毎日トリアを照射してみた実感
- 最初の1週間:髭剃り後に照射 → その場では特に問題なし
- 2週間目以降:
- 同じ場所がヒリヒリしやすくなる
- 口周り・あご下に小さなニキビやブツブツ
- 髭剃り+照射で肌への負担が明らかに増加
特に、
- 髭剃りで物理的ダメージ
- その直後に光で熱ダメージ
というダブルパンチになるので、肌が丈夫な人でも長期的に毎日はおすすめできません。
髭脱毛の結果としては、毎日やったことでバラツキはあるものの効果は感じていました。これは毎日した結果というよりも、継続して何回か照射した結果だと考えます。

トリアは髭脱毛に効果ある10回目
光脱毛だと毎日髭脱毛しても無駄
-
腕やすね毛と違い、髭は凹凸・毛の密度が高い
-
IPLは均一な熱ダメージを与えにくく、同じ部位を毎日当てても蓄積ダメージは毛根より皮膚側に溜まりやすい
家庭用の光脱毛器(IPL)は、どうしても出力が医療レーザーより弱いです。
その状態で毎日照射しても、
- 毛根へのダメージは中途半端
- 肌へのダメージだけが積み上がる
という結果になりがちです。
毎日脱毛したところで、光脱毛器は髭脱毛に効果が出ませんので注意してください。
髭だけはトリアで脱毛するべき
髭に関しては光脱毛器を毎日当てるより、トリアのようなレーザー脱毛器を2週間に1回ペースで続けた方が圧倒的に減りが早いです。というか、男性の髭脱毛はトリアでしか効果は期待できません。
- 毎日光脱毛器でレベル低めでダラダラ照射
→ 肌ダメージのわりに青髭は残る - 2週間に1回、しっかり冷やしながらトリアレーザーで高出力照射
→ チクっと痛いが、数ヶ月で青髭がかなりマシになる

トリアの顔脱毛ビフォーアフター
キヨキヨ
家庭用脱毛器の使用頻度は「毛周期」に合わせるべき!
脱毛器の光やレーザーは、毛の黒い部分(メラニン)に反応して毛根にダメージを与えます。しかし、どのタイミングの毛にも同じように効くわけではありません。
毛の成長サイクル(毛周期)は大きく3つの段階に分かれます。
成長期(アネーゲン期)
- 毛がぐんぐん伸びている時期
- 毛根が活発でメラニンも多い
- 家庭用脱毛器が最もよく効くタイミング
この時期に照射すると、毛根にしっかりダメージを与えられるので、毛が細くなったり、生えにくくなりやすいです。
退行期(カタゲン期)
- 毛の成長が止まり、毛根が縮小していく時期
- 成長期に比べてメラニン量も弱くなり、脱毛効果はやや低下
休止期(テロゲン期)
- 毛が休んでいる状態で、やがて自然に抜け落ちる段階
- ここにある毛に照射しても、あまり意味がありません
医療脱毛でも家庭用でも、「成長期の毛」以外にはあまり反応しないようにできています。
そのため、どれだけハイパワーな脱毛器でも1回ですべての部位に効果が出ることはありません。
また、退行期・休止期の毛はメラニンが少なく、光やレーザーが反応しづらくなります。

毛周期(ヘアサイクル)引用:Puermed
脱毛は、家庭用でも医療脱毛でも成長期でなければ効かないようになっています。なので、どんなに出力の高い脱毛器でも1回で全部位に効果が出ることはありません。
衰退期はメラニン色素が少なく、照射をしてもレーザーやフラッシュの反応が悪くなります。
脱毛時に照射するライトやレーザーの種類によっては、毛の黒い部分(メラニン色素)に反応する脱毛方法もあるため、そのような方法で脱毛を行う場合は色素が濃いほど脱毛効果が出やすくなります。
脱毛に適切な頻度(毛周期) 髭・VIO・すね毛・腕毛
さらにややこしいのが、毛周期は部位によって全然違うということ。
- 髭やVIOは太く濃い毛で成長期も短め
- 指や腕の毛は細く、サイクルもゆっくり
個人差はありますが、一般的な目安はこんな感じです。
| 部位 | 毛周期(成長期の目安) | 光脱毛に適した頻度 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 髭 | 約2〜4週間 | 1〜2週間ごと | 髭は毛周期が短く成長期の毛がどんどん出てくるので、家庭用光脱毛器ならやや短めの間隔でもOK。男性が「家庭用脱毛器を毎日 髭」に使うのはやり過ぎ。 |
| VIO | 約1〜2ヶ月 | 3〜4週間ごと | 成長期が長く、抜けるまで時間がかかる。家庭用脱毛器を毎日VIOに照射すると肌ダメージが先に出やすいのでNG。 |
| すね毛 | 約1〜2ヶ月 | 3〜5週間ごと | 毛周期はゆっくり。IPLは出力が弱めなのでやや早めでもOKだが、毎日は不要。 |
| 腕毛 | 約1〜2ヶ月 | 3〜5週間ごと | 肌刺激の少ない部位なので3週に1回程度でも安全。 |
| ワキ | 約1〜1.5ヶ月 | 2〜3週間ごと | 剛毛で光の反応が良い。詰め気味の頻度でもしっかり反応するが、毎日はやり過ぎ。 |
家庭用脱毛器でもっとも効果を感じやすいのは、すね毛や腕毛などの体毛です。
体毛メインなら、1ヶ月に1回程度でも十分効果が出るケースが多いです。
つまり、
「毎日がむしゃらに照射すれば早くツルツルになる」という考え方は逆効果。
家庭用脱毛器のメリットは「自宅で手軽に続けられること」ですが、頻度自体はエステサロンと同じくらいの間隔と考えてOKです。
このあと、メーカーが公式に推奨している頻度も見ていきますが、基本は**「毛周期 × 脱毛器のパワー」のバランス**で決まります。
同じタイミングで全身脱毛をスタートしても、全部位が同じペースで減っていくわけではありません。
一般的には、
髭(男性) > VIO > すね毛 > 腕毛
の順に時間がかかります。
「家庭用脱毛器を毎日やってみたのに髭だけ全然減らない…」というのはよくあるパターンです。同じ回数で同じ効果は期待しないようにしてください。
キヨキヨ
家庭用脱毛器のメーカー推奨頻度まとめ ― 毎日脱毛がNGの理由
家庭用脱毛器の適切な頻度は、製品のパワーや方式(IPL・レーザー)によって変わります。一番確実なのは各メーカーの取扱説明書に書いてある頻度を守ることです。
以下は、大手メーカーの全身脱毛における推奨頻度を公式情報をもとにまとめたものです。
| 製品名 | 使用頻度(公式または公式準拠) |
|---|---|
| ケノン(KE-NON) | 1週間に1回 |
| ブラウン シルクエキスパート(Pro5 / Pro3) | 最初の4〜12週間:週1回/以降:1〜2ヶ月に1回(必要に応じて) |
| トリア パーソナルレーザー脱毛器4X | 最初の3ヶ月:2週間に1回/以降:1ヶ月に1回 |
| ヤーマン レイボーテ ヴィーナス | 最初の2ヶ月:2週間に1回/3ヶ月目以降:4〜8週間に1回(※顔は2〜3週間に1回) |
| ホームストラッシュ(HOMESTLASH) | 1週間に1〜2回 |
| ラヴィ(LAVIE IPL脱毛器) | 10日〜2週間に1回 |
| コラーゲン脱毛LV | 最初の1〜2ヶ月:2〜3日に1回/以降:月1回 |
| オーパスビューティー03 | 1週間に1回 |
| 脱毛ラボ ホームエディション | 2週間に1回 |
| キレイモ 家庭用脱毛器 | 最初の2ヶ月:2週間に1回/3ヶ月目以降:月1回 |
| ミュゼ オリジナル光美容器 | 1週間に1〜3回 |
家庭用脱毛器の使用頻度は、初めは1~2週間に1回を推奨しているメーカーが多いですね。
あれ?と不思議に思ったはず。毛周期から考えると月一回程度とあったのにどうしてでしょうか?家庭用脱毛器は、出力が弱いのと、メーカーとしても効果を感じ欲しいので、この頻度で推奨しています。
2~3か月ほど照射を続けていると毛が薄くなってくるので、毛が薄くなっていく段階で頻度も減らしていきましょう。なんだかんだ言って、メーカー推奨の頻度がベストだと感じました。
この中で、唯一頻度が違うのは「トリア」です。トリアは唯一家庭で使えるレーザー脱毛器なので出力が違います。パワーがあるので、頻度もより少なくなります。髭脱毛やVIOにも効果的です。

トリアで髭脱毛後の産毛
医療脱毛にも匹敵するほど効果が高いので、トリアで脱毛効果がないことはあり得ません。
[/say]安全で効果が高いおすすめ家庭用光脱毛器とは?
では、安全で効果がおすすめの家庭用光脱毛器は何があるのでしょうか?
今まで20種類以上もの家庭用脱毛器を実際に使ってみてYoutubeでもレビューしてきたわたしがおすすめできるのは3つだけです。
- ケノン
- トリア
- ブラウン
一番人気の家庭用光脱毛器はケノン
一番人気な家庭用脱毛器はケノンです。オンラインで一番売れている家庭用脱毛器として知られています。
実際に、ケノンを使って見て感じたのは基本性能が高いということです。照射パワーが高く、照射速度が速いので、効率良く脱毛できるメリットがあります。
また、ケノンのカートリッジは照射面積が広いです。通常の家庭用脱毛器の面積が3㎠ほどに対して、ケノンに備え付けのスーパープレミアムカートリッジは7㎠と2倍以上あります。

ケノンとブラウン(3㎠と7㎠)
ケノンの家庭用脱毛器として特徴は、照射パワーが高く、照射速度が速く、照射面積が広いことです。家庭用脱毛器としての基本性能が高いので、より効率的に脱毛することができます。
また、パワー調整が10段階までできるので安全性に関しても高いと言えます。敏感肌の方でも、レベルを下げて使えば安心して利用できます。性能・安全性も考慮してケノンは特におすすめできる脱毛器です。

ケノンのレベル調整
初めて家庭用脱毛器を購入したいという方には、とりあえずケノンがおすすめです。製品のレベルが高いと、より効率良く安全に使用することができます。
公式>>ケノン
Youtubeでもケノンの使い方について説明しています。
一番パワーが強い家庭用脱毛器はトリア
最後に、安全性という観点ではありませんが、おすすめの家庭用脱毛器を紹介します。トリアという脱毛器で、家庭で唯一使えるレーザー脱毛器です。
最大出力は22Jと、医療脱毛にも匹敵する家庭用脱毛器です。男性の髭脱毛にも効果が期待できる唯一無二の脱毛器です。
レーザー脱毛なので出力は高いですが、ヤケドのリスクは高くないと言えます。髭を含めて全身に使いましたが、今までヤケドになったことは一度としてありません。他の光脱毛器では、何度かヤケドになっています。
トリアに関しては、「安全だからおすすめ」というものではなく、とにかく脱毛効果が高いのでおすすめです。照射面積が小さく全身脱毛には向いていませんが、男性の髭やVIO脱毛、より早く効果を出したい部位に最適です。

キヨキヨ
髭脱毛が約5万円で完了できるのは業界的にもありえない破格です。トリアは2023年8月現在「在庫切れ」ですが、今後もっと注目されていくはずです。

トリアの髭脱毛ビフォーアフター
一番安全に使える家庭用光脱毛器はブラウン
家庭用脱毛器の安全性は、本体の性能やレベル調整の幅広さだと考えられます。性能が良いものの方が、本体に熱がこもりにくいので、安全に長時間利用できます。
一方で、一番安全な家庭用脱毛器があるとすればそれはブラウンシルクエキスパート Pro5です。
シルクエキスパート Pro5は、自動で肌色を検知するセンサーが搭載されています。このセンサーのおかげで、肌色に合わせてパワーを調整してくれるのです。シルクエキスパート Pro5基本性能の中に安全性が担保されています。

シルクエキスパート Pro5
最新バージョンも購入してみましたが、より自動識別センサーの感度が向上しているように思いました。日焼けしている肌には、ほとんど利用できないほど徹底しています。
より安全に使いたい方には、値段は上がりますが最新版のブラウンシルクエキスパート Pro5がおすすめです。4㎠のワイドヘッドも使えるので、効率も良くなりました。
ブラウンシルクエキスパート Pro5の違いについて↓
Youtubeでもおすすめの家庭用脱毛器について紹介しました↓



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