薄毛治療において、非常に強い発毛効果があるといわれるミノキシジルタブレット(通称:ミノタブ)。
しかし私は、5年以上AGA治療を継続しているにもかかわらず、まだミノタブには手を出していません。
もしかしたら、今後、AGAの進行状況によって服用する可能性は少しあります。なぜそう思うのかを、自分の経験やデータ、AGA業界の方とお話しすることをもとにご紹介していきます。
この記事では、なぜ私がミノタブを使っていないのか?どんなリスクや背景があるのか?自分の経験・業界知識・クリニック関係者の声をもとに解説していきます。
以前は個人輸入を利用していましたが、今はオンラインクリニックの普及により、価格が安く、安全性も高くなりました。治療のハードルがぐっと下がったと感じています。
わたしは東京オンラインクリニックで国産フィナステリドを服用しています。1ヶ月あたり4000円ほどで格安かつ国産なので安心です。
そもそも「ミノタブ」とは?
まずは基本から、「ミノタブ」とは、ミノキシジルの内服薬のことを指します。
正式名称は「ミノキシジルタブレット(Minoxidil Tablet)」で、多くのAGA患者の間では略して「ミノタブ」と呼ばれています。
ミノキシジル自体は、国内外の薄毛治療ガイドラインにおいて評価Aの成分であり、大正製薬の「リアップ」など、塗り薬として長年多くの方に使用されています。
塗るミノキシジル vs 飲むミノキシジル
- 外用(塗るミノ):頭皮の特定部位に塗布。効果は部分的だが、副作用は比較的少ない。
- 内服(ミノタブ):体内から血流に乗って全身に作用。高い効果が期待されるが、副作用も出やすい。
つまり、ミノタブは「効果が強力な代わりにリスクもある」治療法だということです。
ミノキシジルタブレットの副作用と危険性
ミノタブに関する一番の不安要素は、やはりその副作用と健康リスクです。
実は、AGA治療ガイドラインにおいてミノタブの推奨度は最低評価の「D」とされています。
なぜ評価が低いのか?
『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン』では、
「利益と危険性が十分に検証されていないため、行わないよう強く勧める」
という理由で、ミノタブを推奨していません。
主な副作用一覧
- 多毛症(全身の毛が濃くなる)
- 動悸、息切れ、胸痛
- 心拍数増加、むくみ、体重増加
- うっ血性心不全のリスク
もともとミノキシジルは高血圧の治療薬(降圧剤)として開発された成分。そのため、心臓や血管に持病がある人は特に注意が必要です。
SNS上でも「動悸がして服用を中止した」「息切れが起きた」という報告がちらほら見られます。中には、塗り薬のミノキシジルでも動悸が起きたという声もあります。
初心者がいきなりミノタブを使うのは危険!
結論からいうと、ミノタブはAGA治療の“最後の切り札”のような存在です。いきなり最初から使うものではありません。
正しい治療のステップ
- 塗り薬のミノキシジル(外用)
- 飲み薬のフィナステリド(AGAの進行を抑制)
- 必要に応じて、デュタステリド(より強力な5α還元酵素阻害薬)
- 上記でも改善しなければ、ミノタブの検討
この順番が、リスクと効果のバランスを取った合理的なステップです。
私自身、フィナステリド・ミノキシジル(塗布)・ダーマローラー・FR15などを駆使しても、今のところ問題なく維持できています。
そのため、「ミノタブは現時点では不要」と判断しています。
AGAクリニックでミノタブが処方される理由とは?
ここで疑問に思う方も多いでしょう。「ミノタブって危険なのに、なぜAGAクリニックでは普通に処方されるの?」
実はこれが、いわゆるAGAクリニックの闇とも言われています。
ミノタブを出す理由は「結果が出やすい」から
クリニックとしては、患者に早く効果を実感させることが重要です。発毛の実績が出れば口コミが広まり、売上や集客にもつながります。
そのため、短期間で目に見える効果が出やすいミノタブを積極的に処方してしまう傾向があるのです。
中には、塗り薬のミノキシジルと評価をごっちゃにして、あたかも安全であるかのように説明する悪質なケースもあります。
私も実際に診察に行ったあるクリニックで、そうした説明をされて「これは危ないな」と感じたことがありました。
本当にミノタブは危険なのか?再評価の動きも
ここまで読んで、「ミノタブは絶対NG」と思うかもしれません。
しかし実際には、数年間ミノタブを服用し続けている人も大勢おり、大きな健康被害が報告されていないのも事実です。
もしミノタブがそこまで危険であるなら、すでに社会問題になっているのでは?なぜ、AGAクリニックでは何年も継続してミノタブを処方し続けられているのか?
ミノタブといえども、濃度によってそこまで副作用がないのでは?という疑問もあります。
実際に、ガイドラインでも、「多毛症以外のミノキシジル内服薬の副作用の報告は 少ない」「ミノキシジルの内服療法は,利益と危険性が十分に検証されていないためAGA治療に行わないよう強く勧められる」と、あります。
ミノタブの安全性に関するグレーな現状
- 副作用のデータは「少ない」ものの「ゼロではない」
- ガイドラインの評価は厳しいが、臨床ではよく使われている
- クリニック独自のデータベースでは「この濃度なら問題なし」という情報がある可能性も
将来的には、より多くの臨床データが集まり、ガイドラインの評価も見直される可能性もあります。
つまり、公にされるデータとしてはまだ少ないけど、AGAクリニック内での「この濃度であれば問題なかった」みたいな、個々のデータベース的なものはあるはずです。
今までは、ガイドラインを元に「ミノタブは危険」と、いう言葉だけが広がってきましたが、今後はより臨床も増えて、また見直される時がくると想像できます。
わたしも、AGAの進行度によっては、ミノタブは圧倒的に発毛するものなので、リスクや文脈も理解した上で選択するのもいいと考えています。
ミノタブはどこで買えるのか?おすすめの購入方法
ミノキシジルタブレットは日本国内では未認可のため、全て海外製品になります。
それは、個人輸入であっても、クリニックで処方されるものであっても、どれも海外産です。フィナステリドやデュタステリドのように国産のものはありません。
自分で服用していないのでわかりませんが、が特に安かったですね。
ただ、オンラインクリニックなので、丁寧な感じではないので、どうなんだろう、という気持ちもあります。また、大手だとそこまで変わらず、湘南が気持ち安いかな?という感じですね。
主な入手方法
- AGAクリニックでの処方(ほとんどが海外輸入品)
- 個人輸入サイトからの購入(リスク・自己責任あり)
私は使用していないので実体験として語れませんが、価格面では東京オンラインクリニックがかなり安い印象です。
大手ですと「湘南美容外科クリニック」も比較的安価で、処方までの流れもスムーズです。
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まとめ|ミノタブを使うかどうかは「進行度」と「覚悟次第」
最後に、ミノタブは強力な発毛効果がある一方で、リスクも伴う治療薬です。
誰にでもおすすめできるわけではなく、以下のような方だけが慎重に検討すべき選択肢だと私は考えています。
- 塗り薬のミノキシジルやフィナステリドでは効果が薄かった人
- AGAの進行が重度で、他の方法では改善が見られない人
- AGAクリニックで丁寧に診察を受け、副作用も含めて説明を受けた人
- 副作用のリスクを理解し、自己責任で管理できる人
AGA治療は、情報と選択がカギです。今後の進行次第では、私自身もミノタブを選択肢に入れる可能性があります。そのときは、また記事で報告しますね。
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