TCAクロスで大失敗した経過… セルフでもTCAクロスはできるのか?

TCAクロスで大失敗した経過… セルフでもTCAクロスはできるのか?

今回は、話題の「TCAクロス」とクレーター肌・毛穴治療についての私の体験と、セルフでの挑戦に関するリアルな話をお伝えします。

まず、TCAクロスとは何か。クレーター肌や毛穴の悩みを抱える多くの方にとって、深い毛穴の開きを目立たなくする効果が期待されています。

そして、私もその効果を期待してトライしましたが、結果は… その後の失敗した経過を含めて、リアルな体験をシェアします。

色素沈着の問題もTCAクロスには関連しています。一部の領域に色素沈着が発生しましたが、それが私の行った方法や使った製品によるものなのか、それともTCAクロスそのもののリスクなのか、詳しくお伝えします。

最後に、最も多くの方が気になるであろう、セルフでTCAクロスは実施可能なのかについて。実際の使用方法や、セルフでのトライ時に注意すべきポイント、そして私が経験した失敗についてもまとめてご紹介します。

より詳しく、より丁寧に自力でクレーター肌を治す方法は以下の記事にまとめました。

わたしが、5年間かけて失敗を繰り返しながら導いた結論です。クレーター肌に悩み、本気で改善したい人は読んでください。

キヨキヨ

note  自力でクレーター肌を治した方法

自力でニキビ跡・クレーター肌を治す方法

自力でニキビ跡・クレーター肌を改善させた

TCAクロスとは?毛穴・クレーター肌治療について

TCAクロスは近年の美容業界で注目される手法として登場し、多くの人たちがその効果を実感しています。

では、具体的にTCAクロスとは何か、どのような効果が期待できるのか、そしてどのような人に向いているのかを詳しく解説していきます。

TCAクロスとは?

TCAクロス (Trichloroacetic Acid CROSS) は、トリクロロ酢酸 (TCA) を使用した局所的な治療法で、特にクレーターやアイスピック型といった深いニキビ瘢痕の治療に効果的です。

クレーター肌を治す方法を探している方は、TCA クロスを聞いたことがあるかもしれません。イボ取りなどで皮膚科でも自費診療という形で処方されています。

TCAクロスは、ケミカルピーリングの一種ではありますが、肌のタンパク質を分解させる強い酸性が特徴となっています。

TCAクロスでの治療は、TCAを瘢痕の底部に直接適用し、コラーゲンの再生を刺激することで行われます。このTCAの特性を利用し、ダメージを受けた皮膚組織を修復し、健康な肌へとリニューアルするのがTCAクロスの主な目的となります。

TCA クロスのメリットは、痛みが少なく液体を肌に塗るだけの点です。アイスピック型のクレーターや開いた毛穴には有効です。

デメリットは、液体が危険すぎるという点です。目に入ったり、間違ってこぼしてしまうリスクはかなり高いです。肌に塗ってみると、火傷跡みたいなものもできます。

また、色素沈着が残りやすいというデメリットもあります。塗りすぎて、半年以上も赤が残ってしまったこともありました。「アジア人の肌には使わない方がいい」という意見もあります。

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TCA クロス 跡

TCA クロスでクレーター肌治療

TCAクロスで毛穴治療

深い毛穴の開きは、一般的な毛穴の開きよりもさらに大きく、深く、そして目立つため、これを改善するための治療が求められています。TCAクロスは、この深い毛穴の開きにも非常に効果的です。

TCAクロスを用いると、毛穴の深部を微細に刺激し、コラーゲンの生成を促進させることができます。これにより、深い毛穴の周囲の皮膚組織が強化され、毛穴自体の形状が整い、開きが目立たなくなるという効果が期待されます。

また、TCAクロスは、毛穴の中の古い角質や皮脂、汚れなども取り除く効果もあるため、毛穴の黒ずみやつまりも同時に改善することができます。

このようにして、TCAクロスは深い毛穴の開きを目立たなくし、さらには毛穴の健康を取り戻す手助けをしてくれます。

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TCAクロスとクレーター肌治療

クレーター肌は、特にニキビの炎症が原因となってできる深い凹みや穴を指します。これらのクレーターにはいくつかのタイプがあり、中でもTCAクロスは「アイスピック型」の凹みに効果が期待できると言われています。

アイスピック型とは、その名の通り、細くて深い穴がポツポツとできるタイプのクレーターを指します。これは、ニキビやアクネが非常に深くまで皮膚にダメージを与えた結果、皮膚の中層や深層にダメージを受けて形成されるものです。

特に、このアイスピック型のクレーターは、一度できてしまうと自然には治りにくいとされ、その特有の形状から照明の当たり具合によっては非常に目立ってしまうことが多いのです。

TCAクロスは、このようなアイスピック型のクレーター部分にも特化してアプローチ可能です。具体的には、TCAをクレーターの内部に適用することで、深部からの皮膚の再生とコラーゲンの生成を促進します。

これにより、アイスピック型のクレーターの深さや幅を減少させ、より自然な肌の表面に近づけることが期待されます。治療を継続することで、徐々にクレーターの目立たない、平らな肌へと導くことができるのです。

アイスピック型クレーター

アイスピック型クレーター

TCAクロスで失敗した経過と治療した方法

美容治療におけるTCAクロスは、その効果の高さから多くの人々に選ばれています。しかしながら、どのような治療であってもリスクは0ではありません。

TCAクロスを自己判断で、または不適切な方法で行った結果、一部の人々は色々なトラブルに遭遇しています。

今回は、その中でも特に「色素沈着」に焦点を当てて、TCAクロスでの失敗経過を具体的に掘り下げてみたいと思います。

TCAクロスの色素沈着

色素沈着とは、皮膚にメラニン色素が異常に蓄積されて、その部分が他の肌よりも暗く見える状態を指します。

TCAクロスの過程で、皮膚が過度に刺激されると、その反応としてメラニン色素が過剰に生成されることがあります。特に、治療後の日焼けや不適切なスキンケア、またはTCAの濃度が高すぎた場合などに色素沈着のリスクが高まります。

TCAクロスの治療直後、皮膚は非常にデリケートになっています。この時期に強い日差しを受けると、紫外線によるダメージが加わり、皮膚の防御反応としてメラニンの生成が活発化します。この結果、治療部位が他の肌部分よりも濃くなることが起こり得ます。

また、TCAの濃度が適切でない、もしくは均等に塗布されなかった場合、局所的に強い刺激が生じることも考えられます。このような場合も、肌の防御機制としてのメラニン生成が活発化し、色素沈着を引き起こすことがあります。

色素沈着が発生した場合、その解消は非常に時間がかかることが多いです。そして、時には皮膚科の治療を要することも。

しかし、TCAクロスの後、適切なアフターケアを行い、強い日差しから肌を守ることで、色素沈着のリスクは大きく減少します。

下の画像は、TCAクロスを塗りすぎたことによって起こった赤み(色素沈着)です。クレーターに使いましたが、どのクレーターにも効くわけではありません。

ダーマペン後の赤み

TCAクロスの失敗:赤み

この失敗は、「TCAクロスが効かないクレーターに対してムダに塗りすぎたこと」が原因です。TCAクロスは一部の毛穴などにしか効きません。

キヨキヨ

TCAクロスの色素沈着を治した方法

TCAクロス後の色素沈着は、美容治療を受ける多くの人々の悩みとなっています。私もその一人で、残念ながらTCAクロスの結果として色素沈着を経験しました。

しかし、諦めることなく、様々な方法での対策と治療を試み、ある程度の改善を実感することができました。

ここでは、私が試して効果を感じた「トレチノイン・ハイドロキノン・ヒトプラセンタジェル」の組み合わせについて詳しくシェアしたいと思います。

1. ヒトプラセンタジェル

ヒトプラセンタジェルは、肌の修復や再生を助ける成分が豊富に含まれています。TCAクロス後の色素沈着部分に、成長因子の毎晩ヒトプラセンタジェルを塗布しました。

初めのうちは、皮膚が少し赤くなることもありましたが、持続的な使用により、皮膚の表面が滑らかになり、色素沈着部分も明るくなってきました。

さらに、炎症を鎮める効果や保湿効果も高く、肌の乾燥を防ぐサポートとしても役立ちます。

おすすめのプラセンタジェル↓

5本以上買う場合は、こちらのサイトがお得です→プラセンタジェル

ヒトプラセンタジェルの使い方 ニキビ跡傷跡

色素沈着にヒトプラセンタジェル

成長因子は、TCAクロス使いはじめから使った方がいいです。ダウンタイム中にも毎日塗っていました。

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2. ハイドロキノン

ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑制する作用があり、色素沈着に対して非常に効果的な成分として知られています。

私は、ヒトプラセンタジェルと併用してハイドロキノンクリームも使用しました。これにより、メラニンの生成が抑えられ、既存の色素沈着も徐々に薄くなっていきました。

3. トレチノイン

トレチノインは、ビタミンAの誘導体であり、皮膚の新陳代謝を促進する作用があります。

ヒトプラセンタジェルやハイドロキノンの効果をさらに高めるために、トレチノインクリームも併用しました。皮膚のターンオーバーが活発化し、色素沈着が徐々に浅くなってきたのを実感できました。

トレチノイン・ハイドロキノンはBIHAKUENがおすすめです。

容器がしっかりしているので成分が酸化しにくい設計となっています。使用感も伸びが良くて気に入っています。

トレチハイドロは効果も高いですが刺激もあるので密閉性の高いものがおすすめです。

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BIHAKUEN トレチノインハイドロキノン

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TCAクロスでの失敗(色素沈着)がきっかけでトレチノイン・ハイドロキノンを知ることができました。今では、くすみ・シミにも使っています。

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メラケアフォルテクリーム経過報告

トレチノイン・ハイドロキノンで色素沈着の改善

トレチノイン・ハイドロキノン・ヒトプラセンタの併用効果がすごい!塗る順番と安全な使い方とは?トレチノイン・ハイドロキノン・ヒトプラセンタの併用効果がすごい!塗る順番と安全な使い方とは?

YoutubeでもTCAクロスの失敗について紹介しました

TCAクロスはセルフでできる?

TCAクロスは液体を肌に塗るだけの簡単なものです。その効果を聞けば、自宅で試してみたくなるのは理解できます。

美容皮膚科でもセルフでも使うのは、同じ液体であり、使うのも爪楊枝です。(注射針を使う医師もいる)なので、TCAクロスさえ持っていればセルフでも一応可能な方法ではあります。

しかし、セルフでのTCAクロスは本当に安全なのでしょうか?TCAクロスの正しい使い方から、セルフで行う際のリスクまで、詳しく掘り下げていきます。

セルフTCA クロスでクレーター肌・毛穴を治せる?

TCA クロスは、アイスピック型のクレーター肌を治療できるといわれています。アイスピック型とは、細くて深いクレーターのことです。

勘違いされがちなのは「アイスピック型クレーター肌とはなにか?」ということです。一見、アイスピック型に見えてもTCA クロスでは全く効果がない凹みもありました。

結論として、TCA クロスで治せるのは「開いた毛穴」と「細くて浅いクレーター肌」です。深いクレーター肌はびくともしないので、大量に塗っても無駄でした。色素沈着だけが残りました。

例えば、こちらはクレーター肌治療のビフォー画像なのですが、残念ながら赤枠であるような深い凹みにTCA クロスは効きませんでした。

セルフダーマペンのビフォーアフター画像

効果があったのは、画像では見えにくい細かい毛穴の開きと小さなクレーター肌です。下の画像にあるような細かいニキビ跡です。

アイスピック型のクレーター肌

そして、こういう毛穴の開きは再発してしまいます。ニキビができやすい=皮脂が出やすい人なので、毛穴の開きは治療してもいつかは再発してしまうものです。

わたしは深いクレーター肌がボコボコとあるので、こういう小さなニキビ跡はあまり気にしていません。TCA クロスが有効な範囲は限定的です。

ボコボコのクレーター肌で悩んでいる方からすれば「こんなもの…」と思われるかもしれないものですが、肌がキレイな人はこういう浅いニキビ跡も気になるそうです(笑)

キヨキヨ

TCAクロスの詳細・有効範囲については、note  自力でクレーター肌を治した方法  に記載しています。

セルフTCA クロスの使い方(クレーター肌治療)

では、TCA クロスのクレーター肌に対する使い方を簡単に説明します。

まず、TCA クロスを買う方法です。現在、購入することはとても難しくなっていますが、ご自分で用意していただくことからはじまります。

クレーター肌に使われるTCA クロスは、100%や90%が多いです。水で薄めるひともいるようですが、それも危険なのでやめてください。

TCA クロスを使う順番として、

  1. 顔を洗顔(クレンジング)する
  2. TCA クロスをキレイな容器に入れる
  3. 爪楊枝にTCA クロスを付ける
  4. クレーターや毛穴に塗る
  5. 成長因子やオイルで保湿する

まず、肌を清潔にします。洗顔フォームだと皮脂汚れが落ちにくいので、わたしはFANCLのマイルドクレンジングオイルで洗顔しています。オイリー肌の人は、普段の洗顔として使うのもおすすめです。

FANCLのマイルドクレンジング

クレンジングは洗顔にも使える

次に、TCAクロスを使わない容器に入れて、ほんとに少量だけを爪楊枝でピンポイントに塗っていきます。

かなり刺激が強い液体なので、たっぷりと塗る必要はありません。肌に置いておくと、数分後に白く沈殿してきます。

TCA クロス直後

TCA クロス直後の白い沈殿

TCA クロスは肌に塗ると、すぐに肌に染みこみます。水で洗い流す必要はないので、そのまま施術後に保湿してください。(←ここ超重要です。「水で洗い流すか?」という質問が世界中から届きます)

TCA クロスを塗った後もプラセンタジェルやオイルで保湿しています。20回以上使ってみて、成長因子は塗っておいた方がいいと思いました。

ダウンタイムには1週間ほどかかります。肌の表面がヤケド後のように黒くなり、カサブタが次第に取れていきます。まだ治癒している状態なので、カサブタは自分で取らないでください。(←重要)

最後に、保湿が必要になります。あらゆるものを使ってきましたがバイオイルはとてもおすすめです。

もともと傷痕・ニキビ跡に対して効果があるとされるバイオイル。オイルですがサラッとしているので、嫌なべたつきもありません。

アイスピック型のクレーター肌にTCA クロスを試すのもひとつの選択肢ではありますが、アジア人にとって色素沈着が残りやすいこともあり、代わりの方法としてはダーマペンやレーザー治療があげられます。

TCA クロスのダウンタイム

TCA クロスダウンタイム

わたし自身の経験を踏まえてTCA クロスの使い方・注意点について紹介しました。美容皮膚科でも同じ要領のはずです。

セルフで行うとなると、量の調整が難しいのと、そもそもどの凹みがアイスピック型なのかわからないのが実情です。

また、アジア人の肌には強く色素沈着が残るので、美容皮膚科でもTCA クロスを使わない医師もいるそうです。個人輸入で購入はできますが、オススメはしません。

TCA クロスはクレーター肌に対してそこまで効果が高いものではありませんでしたが、「塗るだけで痛みが少ない」という他の治療にはないメリットがあります。

使い方も紹介しましたが、気軽な気持ちで挑戦しないでください。色素沈着として赤みが半年ほど残り辛かった経験もあります。値段はしますが、クリニックでTCA クロスを試すのも選択肢にあります。

MEMO
TCA クロスは日本では販売されていません。海外からの個人輸入という形でオンラインで購入していましたが、コロナ以降そのショップも閉鎖されているのが実情です。

YoutubeでもセルフTCAクロスについて紹介しました↓


4 Comments

ちい

はじめまして。
軽度ですがクレーターが気になり人前ですっぴんで過ごせず悩んでいます。数年前からキヨキヨさんのYouTubeを拝見させて頂いております。

家に居る時間が増えたため、念願のダーマペンを始めようと考えておりますが、MyMとDr.penのどちらが良いか悩んでいます、、針で刺す際に極力肌へのダメージが少なく、改善効果の高い物を教えて頂けませんでしょうか。
よろしくお願いします。

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kiyo2blog

mymもdr.penの一種なんです。なので、mymとdr.penのどちらがいいか・・・と言われても両方ともdr.penなんです!
mymでも十分に効果があります。ダーマペンによって、そこまで大きく差はない、というのがぼくの意見です。
また、初期dr.penであればmymのほうがいいです。おそらく、ちいさんが言っているのは初期dr.penのことだと思います。
ただ、最新のdr.penが手に入るなら、そっちのがいいです!海外から最新ダーマペンを輸入するのはとても難しいことですので。

返信する
くま

はじめまして。
キヨキヨさんはセルフでサブシジョンをしていましたが、どこで入手しましたか?

返信する
kiyo2blog

友達に送ってもらいましたが、今は自分で買っています。note:自力でクレーター肌を治した方法 に記載しています!

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