トレチノインとハイドロキノンの順番には気を付けてください。順番を逆にすると、大変なことになります。
この記事では、トレチノイン・ハイドロキノンをの順番を逆に使うとどうなるか、経過もふくめてご紹介します。
刺激が強い成分なので、使い方や塗る順番には気を付ける必要があります。正しい使い方で、安全に利用しましょう。
キヨキヨ
トレチノイン・ハイドロキノンの順番を逆にした結果
まず、トレチノイン・ハイドロキノンの塗る順番を逆にした経過画像をご紹介します
わたしは、クレーター肌治療による色素沈着に対してトレチノイン・ハイドロキノンを使っていました。

トレチノイン・ハイドロキノン 順番逆
パッと画像を見て異変に気が付いたでしょうか?
問題は赤枠で囲っている部位です。肌が白くなっているのがわかります。

トレチノイン・ハイドロキノン 順番逆
顔全体でも、この部分だけが不必要に白くなっています。
ハイドロキノンを先に塗ってしまうと、患部以外の部位にも広がってしまうため不要な部位も白くなってしまいます。これが、トレチノインとハイドロキノンを逆に塗った結果です。
トレチノイン・ハイドロキノンを使ってスキンケアをする場合は、なにより順番が大切です。
次に、いろいろ試してわかった正しい順番についてご紹介します。
キヨキヨ
トレチノイン・ハイドロキノンの塗る順番とは?
トレチノイン・ハイドロキノンの塗る順番は、トレチノイン→ハイドロキノンです。
ハイドロキノン→トレチノインの順番で塗って、効果が半減することはありません。実際に、順番なんて関係ないという意見も多いです。
しかし、問題はハイドロキノンです。ハイドロキノンは肌の漂白成分なので、シミ・色素沈着など患部にしか塗らない方がいい成分です。
ハイドロキノン→トレチノインの順番にしてしまうと、ハイドロキノンが不必要に肌に広がってしまいます。その結果として、先ほどの画像のようになってしまいました。
対して、トレチノインはビタミンAで万能的な美容効果があるので、顔全体に塗っても大丈夫です。
トレチノイン・ハイドロキノンはシミ治療として有名なので、トレチノインもシミだけに塗っている人もいますがもったいないです。
トレチノインは、シミだけではなく、しわ・ほうれい線などのアンチエイジング効果、ニキビ・ニキビ跡治療などにも利用できます。毛穴も引き締まる効果もあり、肌ツヤがキレイになります。
おすすめのトレチノイン・ハイドロキノン↓
BIHAKUEN トレチハイドロセット

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トレチノインの使い方を知ると、スキンケアの常識が変わります。
美容成分の中で、トレチノインほど美容効果が高いものはありません!
キヨキヨ
次に、トレチノイン・ハイドロキノンを使ったスキンケア方法をご紹介します。
<トレチノインとハイドロキノンに関する動画>
トレチノイン・ハイドロキノンを使ったスキンケア方法
では、トレチノイン・ハイドロキノンを使ったおすすめのスキンケアをご紹介します。
順番としては以下の通りです。
- 化粧水(ビタミンC)
- プラセンタジェル
- トレチノイン
- クリーム・オイル
- ハイドロキノン
まず、スキンケアなので化粧水を塗ります。
トレチノイン・ハイドロキノンを使うときは、ビタミンCが入った化粧水がおすすめです。
トレチノインは万能的な美容効果がありますが、ビタミンCにある抗酸化作用はないので併用するといいです。美容クリニックでも、トレチハイドロと一緒にビタミンC美容液は推奨されています。
値段が安いものでいうと、メラノCC美白化粧水などがおすすめです。
また、トレチノイン・ハイドロキノンはとても刺激が強く、敏感肌・肌の弱い方が使うと赤みなどの副作用が出るリスクがあります。
そこで、成長因子を最初に塗っておくと副作用を抑えることができます。成長因子にも美肌効果があるので、相乗効果が期待できます。
成長因子の中でも、プラセンタジェルは特にトレチノイン・ハイドロキノンとの相性がよく多くのひとが併用しています。
5本以上買う場合は、こちらのサイトがお得です→プラセンタジェル
プラセンタジェルは、とにかくコスパがいい成長因子です。
トレチノイン・ハイドロキノンと一緒に使ってみると、効果をより実感できます。トレチノインとの相性は抜群です。
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トレチハイドロ・プラセンタジェルの塗る順番↓

<トレチノイン・プラセンタジェルの動画>
次に、トレチノインを肌全体に塗っていきます。
シミ・色素沈着など患部だけに塗ってもいいのですが、ぜひ顔全体に薄く塗ってみてほしいです。美肌効果が高いので、塗るだけで肌ツヤがキレイになります。
こちらは有名な画像ですが、2年間トレチノインを塗りつづけて肌のシワがここまで改善されたとの記録もあります。
(これは、論文の中にある画像であり、素人のブログから引用したものではありません。参照:Long-Term Efficacy and Safety of Tretinoin Emollient Cream 0.05%)

トレチノインの美容効果
また、トレチノインはニキビ治療としても活躍してくれます。ニキビ薬として有名なディフェレンゲル(アダパゲンゲル)とトレチノインは同じ成分なのです。
このように、トレチノインは美肌全般に対して効果が期待できます。シミだけに使うのはもったいないので、顔全体にうすーく伸ばすように使ってみてください。
>>トレチノイン
夜だけの使用を厳守して、日中には使わないでください。また、週1回からの頻度から試してみましょう。
キヨキヨ
トレチノインを塗ったあとは、クリーム・オイルなど油分があるもので蓋をします。
普段使っているもので問題ありませんが、バイオイルなどおすすめです。
ベビーオイルと同じベース成分で、べたつきが少なく肌なじみがよく肌にもやさしいです。また、ニキビ跡・傷跡の治療としても活躍してくれます。
そして、スキンケアの最後にハイドロキノンを塗ります。
ふつうのスキンケアであれば、美容液の後にクリーム・オイルで蓋をします。しかし、ハイドロキノンはスキンケアの最後がベストです。
理由として、ハイドロキノンを塗ったあとにクリーム・オイルを塗ると、肌全体に漂白効果が広がってしまうからです。すると、先ほどの画像のように不要な部分まで白くなってしまいます。
ハイドロキノンは肌の漂白成分と言われていて、シミ・色素沈着にピンポイントで塗るのが美容の観点からみてもおすすめです。
シミをピンポイントで狙い撃ちするのであれば、スキンケアの最後に塗るのが一番です。

トレチノインとハイドロキノン(色素沈着)
>>ハイドロキノン
キヨキヨ
トレチノインとハイドロキノンに興味を持ったのですが、ダーマペン治療と並行してもいいものでしょうか?
例えば、7月はダーマペン、8月はトレチハイドロ、9月はダーマペン、、、のようにそれぞれ単独で治療した方がいいでしょうか?
いつも見てます!応援してます!これからも有益な情報お願いします!
まちゃまちゃさん
いつもありがとうございます!!
ダーマペンとトレチノイン・ハイドロキノンの並行利用はやめたほうがいいと思います!どちらも刺激があるものなので、一方のダウンタイムが終了してからもう一方を使いはじめることがおすすめです☺
キヨキヨさんのトリア体験ブログを見てトリアの購入を決めました。ありがとうございます。
トリアの毛嚢炎についてのご質問をさせてください。
ヒゲと顎下のヒゲに麻酔クリームを使いレベル4で施術したのですが、顎下にだけ毛嚢炎ができて、赤味もかなり出ました。
2週間経って赤味はかなり無くなって来たのですが、まだ少し残っています。
キヨキヨさんも赤くなったときは完全に肌の色が戻るまで施術はやめていましたか?
ユーさん
コメントありがとうございます!
髭脱毛の初期に毛嚢炎ができることは普通です。初めはその炎症が大きいので、完全に治癒するまでに時間がかかることもあると思います。うーん、、、炎症が起きると色素が残ってしまうものなので、多少赤みはあっても炎症が引いていたらまた脱毛を再開していいと思います。脱毛時に保冷剤を使ったり、あまりにも炎症がひどい時はステロイドも選択肢にあります!