ミノキシジルやめてフィナステリドだけで薄毛治療したら失敗した。その理由とは?

ミノキシジルの発毛効果

薄毛治療として広く知られる2つの成分、ミノキシジルとフィナステリド。現代AGA治療の定番となる成分です。

しかし、ミノキシジルとフィナステリドをどのように組み合わせて使うのが最も効果的なのか、フィナステリドだけを使用することになった際の影響については、詳しく知らない方も多いのが現状です。

この記事では、「ミノキシジルやめてフィナステリドだけで薄毛治療したら失敗するかも・・・というテーマで、経験と化学的データをもとに薄毛治療の実態に迫ります。

最初に「ミノキシジルやめてフィナステリドだけで薄毛治療できる?」という疑問から、ミノキシジルの治療経過やミノキシジルをやめてしまった結果、フィナステリドだけの治療に関する考察を深めていきます。

次に、AGA(男性型脱毛症)治療において、フィナステリドだけで十分なのかという点を探求します。そして、デュタステリドや、ミノキシジルとフィナステリドの併用が効果的であると言われる背景についても深掘りしていきます。

最後に、ミノキシジルの使用に「抜け毛が止まらない」という現象や、ミノキシジルの使用をやめるタイミングについての考察についてまとめます。

ミノキシジルとフィナステリドは、薄毛治療において最も優先されるべき成分です。この記事を通して、ミノキシジルとフィナステリドに関する深い理解を得ることができるでしょう。

ミノキシジルで1番おすすめは、フォリックス15です。理由は、発毛成分が圧倒的なのにコスパがいいからです。

また、国産で1番おすすめは、ヒックスミノキシジルです。理由は、国産塗りミノの中では1番値段が安いからです。後で詳しく説明します。

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ミノキシジルランキング↓

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ミノキシジルやめてフィナステリドだけで薄毛治療できる?

ミノキシジルとフィナステリドは、薄毛治療を検討している多くの方々にとって馴染み深いものとなっています。

ミノキシジルもフィナステリドも、AGA(男性型脱毛症)治療の主軸として使用されてきています。しかし、ミノキシジルをやめて、フィナステリドだけでの治療は有効なのでしょうか?

ミノキシジルやめてフィナステリドだけで治療した経過

私自身、かつてはミノキシジル外用剤だけを使用していましたが、ある時期から毎日塗るのがめんどくさくなったのでフィナステリドだけを飲む道を選択しました。

最初の数か月は目立った変化を感じることができませんでしたが、4ヶ月を超える辺りから、頭皮の健康が向上し、徐々に新しい髪の毛が生え始めることを実感できました。

下の写真は、フィナステリドだけを半年飲んで生やした髪の毛です。

ミノキシジルでてっぺんハゲが大幅に改善

ミノキシジルだけで生え際(M字ハゲ)は改善できましたが、頭頂部(つむじハゲ)はフィナステリドだけで改善させることができました。

実際に、ミノキシジル(フォリックス15)だけを4ヶ月生え際に塗ると、ここまで産毛が生えてきました。

生え際にミノキシジルを1ヶ月塗った経過

生え際にミノキシジル

やはり、ミノキシジルの塗り薬と違って、内服薬であるフィナステリドの方が目で確認しやすい頭頂部の薄毛にもきちんと成分としての効果が行き届いていたと感じます。

ミノキシジルだけを塗ったときは、生え際に顕著に髪の毛が生えて、ミノキシジルをやめてフィナステリドだけを飲みはじめたらつむじハゲが改善しました。(※個人差はあると思います)

ミノキシジルをやめてフィナステリドのみでの治療でも、抜け毛を抑制し、新しい髪の毛の成長を促進する効果があることを実感できました。

内服薬ということもあり、ミノキシジル外用よりもフィナステリドの方が薄毛治療として効果を感じやすいはずです。

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わたしは東京オンラインクリニックで国産フィナステリドを服用しています。1ヶ月あたり4000円ほどで格安かつ国産なので安心です。

東京オンラインクリニック

東京オンラインクリニックのいいところは、他のAGAクリニックと違って「しばりがないこと」です。押し付けがましい営業もないので、サクッとフィナステリドを必要な分だけ入手できます。

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東京オンラインクリニックのフィナステリド

フィナステリドは個人輸入でも販売されていますが、内服薬なので国産のものをおすすめします。

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ミノキシジルやめて薄毛治療できる?

では、ミノキシジルをやめて薄毛治療はできるのでしょうか?

ミノキシジルは、元々高血圧治療薬として開発され、その後、偶然にも髪の毛の成長を促進する効果が発見されました。

一方、フィナステリドは、前立腺肥大の治療薬として開発され、その後、脱毛症治療薬としての効果が認められました。

一般的に、AGAクリニックでは、「発毛させるミノキシジル」と「抜け毛を抑えるフィナステリド」と分類して紹介されます。それぞれの薬で、別々の効果を出す、といった内容です。

しかし、実際にはフィナステリドを飲むとヘアサイクルが正常化されて髪の毛が太く見えてくるので、フィナステリドを飲むだけでも薄毛治療はできると言えます。

フィナステリド単体でも、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制し、薄毛の進行を遅らせる効果があります。なので、フィナステリドやデュタステリドを飲む場合は、ミノキシジルを使わなくてもAGA治療はできると言えます。

一方で、フィナステリドには、ミノキシジルのような即効性や、髪の毛を太くする効果は期待できません。また、ミノキシジルとフィナステリドを併用することで、相乗効果を得ることもできます。

ミノキシジルの効果を期待しながら、フィナステリドだけでの治療を選択することは、短期的には結果を得られにくいと言えるでしょう。長期的な視点で見れば、フィナステリドだけでも薄毛の進行を抑える効果はあります。

ミノキシジルの使用が難しい方(肌に合わないなど)は、フィナステリドのみでの治療も検討する価値があると言えます。ミノキシジルの効果を十分に理解し、自身の状態や目的に合わせて治療法を選択することが重要です。

ミノキシジルやめてフィナステリドだけで薄毛治療

ミノキシジルやめてフィナステリドだけで薄毛治療したい人は多い

フィナステリドだけで薄毛治療できる?

フィナステリドは、男性型脱毛症(AGA)の治療に使用される薬の一つです。テストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素5α-還元酵素を阻害することにより、脱毛の主要な原因であるDHTの生成を減少させます。

多くの臨床試験において、フィナステリドの服用は髪の密度の改善や脱毛の進行の遅延を示しています。日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」にもフィナステリドは推奨されています。

推奨度:A(男性型脱毛症),D(女性型脱毛症)
推奨文:男性型脱毛症にはフィナステリドの内服を行うよう強く勧める.一方,女性型脱毛症には行うべきではない.

フィナステリド(プロペシア)の効果

フィナステリドの効果

フィナステリドは女性は使えませんが、男性は使うべき成分です。推奨度がA(強く勧める)とあるのは、ミノキシジル外用薬とフィナステリドだけです。

実際の効果に関する実験データ例は、ガイドラインに4つも掲載されています。どの実験データでも、薄毛に対して治療効果があったのと、対象が日本人男性であるのがポイントです。

しかし、フィナステリドだけで薄毛が長期的に完全に治るわけではありません。どんな薬にも耐性があるので、フィナステリドの効果が顕著に見えるのは初めの1年ほどです。

上の画像で、フィナステリドの投与年数(横軸)を見ると、服用した1年目が急激に効果を感じられています。対して、2年目以降は緩やかに落ち着いています。

上データの右側にあるⅠ〜Ⅶまでの数値は、ハミルトン・ノーウッドにおけるAGAの進行具合です。

上の画像を見て分かる通り、Ⅶまで行くと、かなり薄毛が進行しています。世間的には、「手遅れ」と思われるほどの薄毛ですが、最初の1年間は目に見えた効果を感じられるはずです。

逆にいうと、Ⅴ以降の元々AGAが進んでいた人は、効き目が弱くなってからの薄毛進行も早いと言うことです。そもそもの薄毛進行早いと、どうしても元に戻る力も強いです。これは仕方のないことです。

また、フィナステリドを使用する際には、副作用も考慮する必要があります。性的な副作用や心の問題など、一部の人には重大な副作用が出ることが知られています。プロペシア錠添付文書にも副作用について記載があります。

副作用 1〜5%未満 1%未満 頻度不明
過敏症 そう痒症、じん麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)
生殖器 リビドー減退(性欲減退) 勃起機能不全、射精障害、精液量減少 男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)
肝臓 AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇
その他 乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい

リスクとしてはそこまで高いものはありませんが、やはり「性欲の減少」の副作用は比較的多くみられるそうです。妊活中の方は、性生活をエンジョイしたい方は注意が必要です。

薄毛治療としては最強の薬であるフィナステリドですが、このように「耐性」や「副作用」があるのも事実です。

フィナステリドだけに頼るのではなく、ミノキシジルも併用した方が長期的に髪の毛を維持しやすいと考えられます。

キヨキヨ

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)はやめた方がいい:

ミノキシジルタブレット(通常「ミノタブ」として知られる)は、元々は高血圧の治療のために開発された薬で、その後、薄毛の治療にも使用されるようになりました。しかし、ミノキシジルタブレットの使用はやめた方がいいです。

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版にも、ミノタブ(ミノキシジルの内服薬)は行うべきではないと書かれています。

ミノタブをやめた方がいい理由

ミノタブをやめた方がいい

ミノタブによる起こりうる副作用として、

  • 多毛症
  • 動悸、息切れ、呼吸困難
  • うっ血性心不全、むくみ、体重増加

などが報告されています。

ミノタブの副作用でもっとも多いのが、多毛症です。ミノキシジルの成分自体が発毛効果があるので、それを飲むことで全身に毛が生えてくることは考えられます。

多毛症も嫌ですが、それでも飲むだけで髪の毛がふさふさ生えてくるならいいですよね?しかし、ミノタブには重大な心血管系障害が起こるリスクがあるのです。

もともと、ミノキシジルは降圧剤(血圧を下げる薬)として開発されたものです。心臓に対して圧迫する可能性は十分にあります。心血管系の持病がある方は、十分に注意してください。

対して、ミノキシジルの外用剤(例:リアップなど)は、地肌に直接適用することで、全身への作用を最小限に抑えることができます。このため、多くの人が外用剤の方を選んでいます。

【危険】ミノタブは絶対にやめた方がいい理由。日本皮膚科学会も警笛を鳴らしています。【後悔】【危険】ミノタブは絶対にやめた方がいい理由。日本皮膚科学会も警笛を鳴らしています。【後悔】
同じミノキシジルでも、外用剤「塗りミノ」と内服薬「ミノタブ」は全然別物です。副作用のリスクを考慮して、ミノキシジルは塗る方を必ず選びましょう。

キヨキヨ

AGA治療はフィナステリドだけで十分なのか?

フィナステリドはその有効性から多くの薄毛男性に選ばれる治療薬の一つとして存在しています。

しかし、果たしてフィナステリドだけで、AGAの治療は本当に十分なのでしょうか?この疑問を解決するため、以下の点から深く探求してみたいと思います。

フィナステリドだけで回復した経過

フィナステリドはDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を阻止することで、脱毛の原因となるDHTの作用を低減する薬です。

フィナステリドのすごいところは、誰でも最初の1年目は急激に髪の毛が生えてくること、です。もう完全にハゲ切っていても、1年目はかなり髪の毛が生えてきます。(先程のデータを参照)

しかし、結局のところは薄毛の進行具体によります。2年目以降のフィナステリドの効果は落ち着いてくるので、元々薄毛がひどかった人は抜け毛を感じて不安になります。

残念ながら、AGAのスピードは加齢とともに加速していきます。フィナステリドを飲んだとしてもすこーしずつ薄毛は進行してきてしまうのです。

とはいっても、フィナステリドは薄毛治療の生命線です。急速にハゲたくない方は、とにかくフィナステリドを毎日飲むことを死守してください。

フィナステリドよりもデュタステリド?

では、フィナステリドではなくデュタステリドはどうでしょうか?

デュタステリドは、フィナステリドと同じく5α還元酵素を阻害する作用がありますが、より強力であるとされています。なぜなら、デュタステリドはフィナステリドが阻害するタイプ2のほかに、タイプ1も阻害するからです。

この2つのタイプを同時に阻害することで、DHTの生成をより強力に抑制することが可能となります。実際に、わたしもフィナステリドの耐性を感じてデュタステリドを飲みはじめたら、また急速に薄毛が改善しました。

しかし、それに伴いデュタステリドによる副作用のリスクが増加することも指摘されています。フィナステリドにある「性欲の減少」の副作用はデュタステリドでさらに増えました。

また、フィナステリドからデュタステリドに切り替えて、肝機能の低下が起こりました。

デュタステリドで肝機能が落ちた

デュタステリドで肝機能が落ちた

なので、現在はフィナステリドにまた戻しています。何年も治療を継続するとなると、やはりフィナステリドが安全性の観点からも1番だと考えます。

副作用が心配な方は、血液検査を定期的に受けるようにしてください。投薬を中止すれば、肝臓の数値は戻ると言われています。

ミノキシジルとフィナステリドが1番の近道

ミノキシジルとフィナステリドの併用は、多くの専門家から最も効果的な治療法として推奨されています。

結局、ミノキシジルとフィナステリドが1番です。ミノキシジルをやめてフィナステリドだけでも最初は効果があったとしても、いずれかは抜け毛が進行します。

ミノキシジルは髪の成長を促進する作用があり、フィナステリドはDHTの生成を抑制することで脱毛を予防します。この二つの薬の相乗効果により、短期間での効果と長期的な改善を期待することができます。

副作用があるので個人の価値観にもよりますが、薄毛治療の優先順位としては「フィナステリド>ミノキシジル」です。

フィナステリドはなんとしても毎日飲んで、ミノキシジル外用も同時に継続して、髪の毛がある期間をなるべく長く楽しんでいきましょう。

ミノキシジルの発毛効果

ミノキシジルの発毛効果

ミノキシジル 抜け毛が止まらない?

ミノキシジルは、男性型脱毛症(AGA)や女性の薄毛治療に使用される外用薬ですが、多くの人が「脱毛の増加」を経験しています。

ミノキシジルで抜け毛が止まらない理由は何が考えられるのでしょうか?

ミノキシジルで抜け毛が止まらない理由

ミノキシジルは、薄毛治療のための外用薬として広く認知されています。

ミノキシジルを使用しているにもかかわらず、抜け毛が止まらない理由にはいくつか考えられる点があります。

  1. 初期脱毛: ミノキシジルの使用初期には、既存の毛が抜け落ちる「初期脱毛」という現象が見られることがあります。これは新しい毛の成長を促すための一過性の現象と考えられており、数週間から数ヶ月で終息することが多いです。
  2. 効果が現れるまでの時間: ミノキシジルの効果を実感するまでには数ヵ月かかることがあります。短期間の使用だけで効果を判断するのは早計であることが多いです。
  3. 原因の多様性: 薄毛や抜け毛の原因は多岐にわたります。男性型脱毛症(AGA)以外の要因、例えば栄養不足、ストレス、病気などが関与している場合、ミノキシジルだけでは十分な効果が得られないことがあります。
  4. 使用方法: ミノキシジルの適切な使用方法や使用量を守っていない場合、期待される効果が得られない可能性があります。
  5. 個人差: すべての人にミノキシジルが効果的であるわけではありません。遺伝的な要因や体質によって、ミノキシジルの効果が現れないことがあります。

この中で、特に気をつけたいのが①初期脱毛です。初期脱毛は、ミノキシジルの効果が出ているサインなので、ここでやめると全てが台無しです。必ず、使用をつづけてください。

また、ミノキシジルの効果も永遠ではありません。発毛効果以上にAGA進行スピードが早くなれば、いずれは薄毛になっていきます。

ミノキシジル 抜け毛が止まらない

ミノキシジル 初期脱毛に屈さないで!

ミノキシジルをやめるタイミング

ミノキシジルの使用に関する最も一般的なアドバイスは、少なくとも3〜6ヵ月使用して効果を評価することです。

「初期脱毛」は一時的な現象として認識されており、数週間から数ヶ月で終息することが多いです。

しかし、それ以上の期間で抜け毛が止まらない、または他の副作用(例:皮膚の発赤やかゆみ)を経験する場合、ミノキシジルの使用を中止してもいいかもしれません。

また、根気よく薄毛治療をするなら、ミノキシジルをやめるタイミングはありません。毎日、どんな時でも頭皮に塗りつづけてください。薄毛治療はやめたその日から急速にハゲます。

ミノキシジルで生やしてから、フィナステリドに切り替えるものではなく、ミノキシジルとフィナステリドは併用するものです。

ミノキシジルやめてフィナステリドだけ:まとめ

ミノキシジルとフィナステリドは、AGAの治療において異なる作用機序を持っています。

ミノキシジルは血流を増加させ、毛髪の成長期を延長すると考えられています。一方、フィナステリドはDHTの生成を抑制し、脱毛の原因となる男性ホルモンの影響を減少させる効果があります。

ミノキシジルの使用をやめた場合、その効果は徐々に失われ、薄毛の状態が使用前の状態に戻る可能性が高まります。これを避けるため、フィナステリドだけの使用を検討する方もいます。

フィナステリドのみの治療も効果的であると報告されていますが、その効果や副作用は個人差があります。本気で薄毛治療するなら、ミノキシジルを中止しせずに、フィナステリドを併用して治療していきましょう。

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