【完全ビフォーアフター】4年間のセルフダーマペン クレーター肌治療 経過ブログ

セルフダーマペンを4年間かけて100回近く施術してきました。その経過をビフォーアフター画像で紹介します。

ダーマペンをはじめたのは、クレーター肌の治療です。クレーターは治らないものとされてきました。ニキビ・ニキビ跡は治癒できますが、クレーター肌は「傷跡」だからです。

しかし、美容医療技術の発展により、凹凸のあるクレーター肌でも少しずつですが治療できるものとなりました。その中でも。セルフでも唯一クレーター肌を治せるのがダーマペンです。

ダーマペンは傷口を最小に抑えて、深部まで針を届かせることができます。クレーターに限らず、毛穴、ニキビ跡、肌のたるみなど様々な美容効果が期待できます。

この記事では、4年間かけてセルフダーマペンを何度も実施することで起きた変化を画像・動画を使って説明します。より効果的な使い方とコツも併せてご紹介します。

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Youtubeでもセルフダーマペンの経過・使い方について紹介しています。

セルフダーマペンの経過：ビフォーアフター画像

まず、「セルフダーマペンの経過・ビフォーアフター画像」が、もっとも気になる点でしょう。

わたしが行なったセルフダーマペンのビフォーアフター画像をご紹介します。こちらが、セルフダーマペンをはじめる前と今（2023/6）のクレーター肌の比較です。

（※極力、画像の明るさ・彩度を合わせるようにしています。左が4年前の格安スマホ、右はiphone13で撮影）

「え？まだ、顔に凹みあるけど・・・」と思われたかも知れませんが、「クレーター肌は一生治らない」と言われるほど治療が難しいものです。実際に、凹凸ニキビ跡の治療をしたことがある人は、この結果の大きさに驚かれていると思います。

こう見てみると、なかなか感慨深いです。何度も、血だらけになりながらセルフダーマペンをした甲斐があったと思えます。

他のクレーター肌治療をしましたが、基本はセルフダーマペンです。また、美容外科でのクレーター肌治療まだ行ったことはありません。

以下、セルフダーマペンで改善したクレーターの経過報告です。

セルフダーマペン　クレーター肌治療経過

こちらの右側のクレーター肌の改善を場所別で見ていきます。

1. こめかみ付近…全体的に凹みが目立っていたがセルフダーマペンで大きく改善
2. あごの周り…浅い凹みが多かったがセルフダーマペンで改善
3. 耳横の凹み…セルフダーマペンで凹み多少改善
4. 頬の深い凹み…深すぎてセルフダーマペンでは難しい

浅いクレーター肌であれば、セルフダーマペンを重ねることでじわじわと改善が見られました。改善するというよりも、新しく傷を作ることで目立たなくさせるといったものです。

しかし、頬にあるえぐれたような深いクレーターは、真皮層のさらに奥にある皮下組織まで損失していたのでダーマペンでの治療は難しかったです。皮膚移植でもしない限り、困難なほど深い部分でした。

セルフダーマペンを続けていくうちに、早く効果を感じたのはこめかみ付近のクレーターです。

セルフダーマペンこめかみ

画像でもボコっと2点ほど大きな影が付くほどのクレーター肌が見えると思います。今では、手で肌に触れれば多少の凹凸はありますが、ほとんど目立たなくなりました。

セルフダーマペン1ヶ月・3か月・6カ月後ビフォーアフター

上にあるビフォーアフター画像は、セルフダーマペンを含めて4年ほどかけて治してきたクレーター肌の経過です。

しかし、「これからダーマペンを使ってみたい」という初心者の方には先の遠い話に思えるはず。そこで、初期の1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の経過ビフォーアフターもご紹介します。

こちらはダーマペン開始前（クレーター肌治療前）の画像です。頬とこめかみに無数のクレーターがありました。

セルフダーマペン経過（完全ビフォー）

こちらは、セルフダーマペン経過 1ヶ月後のビフォーアフター画像です。毎週やったので4回ほどセルフでダーマペンしたことになります。（※毎週行う必要はありません）

セルフダーマペン経過 1ヶ月後ビフォーアフター

4回もセルフですると、ダーマペンの使い方に慣れてきます。ちょうど1ヶ月後くらいから「お肌キレイになったね」と言われるようになりました。

今振り返ると、やり方もヘタだったのでクレーターの凹みには効き目はなかったと思います。ただ、ダーマペンによる毛穴の引き締め、くすみが薄くなるなどの美肌効果は感じていました。

ダーマペンをはじめてから3月後くらいは「本当に効果があるのかな」と、一番不安な時期でした。この時期を耐えて続けられると、全体的に肌質がけっこう変わってきます。

こちらは、セルフダーマペン経過 3ヶ月後のビフォーアフター画像です。自分でも見て肌の違いを感じたのは、3ヶ月後くらいです。

セルフダーマペン経過 3ヶ月後ビフォーアフター画像

深いニキビ跡・クレーター肌の治療は時間がかかりますが、浅い凹みは改善しますし、毛穴や肌のキメが細かくなりました。

この頃からは、成長因子（プラセンタジェル）を使いはじめました。ダーマペンと成長因子の併用で、効率的に肌質が改善していった感じがあります。

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クレーター肌は小さくて浅いものから徐々に改善してきました。実際に肌がキレイになっていくと、継続する意欲も出てきますね。

次に、セルフダーマペン経過 6ヶ月後のビフォーアフター画像です。回数にして、20回ほどダーマペンをしました。

セルフダーマペン20回の効果と経過

深い凹みはまだありますが、細かな浅いクレーターや開いた毛穴が全体的に改善した感じがあります。

セルフダーマペンに挑戦してみたい方は、できるときにコツコツと継続して少しずつ改善させて行きましょう。何事も「継続は力なり」です。

特に、麻酔クリームを使いはじめてからはダーマペンの効率が1回で大きく変化しました。クレーター治療にもなると2ミリ近くの長めの針で刺す必要があるので、麻酔は必須になります。

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ダーマペンの使い方・必要なものについては、以下の記事にて詳しく解説しています。（麻酔クリームは、初めから使っておきたかったです。）

【初心者🔰】セルフダーマペンの基本的なやり方と手順を解説！50回以上使ってわかったガチなコツとは？

セルフダーマペン絶対に必要なものは５つだけ！事前に用意するものとは？

注意

ネットにあるダーマペンのビフォーアフター画像は、顔の写真が詳しくないので信用できないものが多いです。クリニックによって明らかに捏造しているものも見つけてしまったこともあります・・・。

フォロワーさまからいただいたDM↓

ダーマペンのビフォーアフターは詐欺も多い

セルフダーマペンのやり方について↓

【初心者🔰】セルフダーマペンの基本的なやり方と手順を解説！50回以上使ってわかったガチなコツとは？

セルフダーマペンでクレーター肌は治る？

では、セルフダーマペンにてクレーター肌が本当に治るのでしょうか？

合計100回以上した経験から結論を言うと、深いクレーターに効果は期待できないが浅いクレーターを目立たなくさせることはできる、です。詳しく解説します。

ダーマペンでクレーターが治る仕組み

まずは、ダーマペンでクレーター肌が治る仕組みについて説明します。

ニキビ跡による肌の凹みは通常のスキンケアでは治りません。ダーマペンやレーザーなど肌に新たに傷つけて肌の再生力を使った治療方法が生まれました。

ダーマペンでのクレーター肌治療は、「傷跡を傷つけて、皮膚を再生させる力で元の傷を目立たなくさせる」という原始的な方法です。すでにできてしまった傷跡を、さらに上から傷つけることで、元の傷跡も一緒に治癒させる仕組みなのです。

より詳しい言葉でいうと、真皮層の中にある「線維芽細胞」と言われる肌の基盤となるコラーゲン・ヒアルロン酸を生み出す細胞を針で刺激することで再生を促します。

ダーマペンの針が線維芽細胞を刺激することで、皮膚自体を生まれ変わらせるのです。

ダーマペンでクレーター肌が治る仕組み

上の図にあるように、針が線維芽細胞に刺さると、肌の凹みや傷跡をRemodelling (変形)させます。この変形効果で、凹凸している肌を平らに目立たなくさせるのです。

注意点として、線維芽細胞があるのは真皮層までです。それより深い皮下組織や脂肪まで失ってしまった凹みはダーマペンに限らず治療が不可能だと言われています。

ダーマペンでもクレーターが治らない？

また、セルフダーマペンを何十回しても治らないクレーターもあります。

先ほども説明ましたが、深すぎる凹みはすでに脂肪や皮下組織を失ってしまっているので修復できません。

肌が再生されるのは、線維芽細胞が存在する真皮層までです。残念ながら、深すぎるクレーターは治療が不可能とも言われています。

また、クレーターにも種類があります。ダーマペンでは改善されないクレーターでも効果がある治療方法もあります。

顔全体のクレーターに悩んでいたので、セルフダーマペン以外にもあらゆる治療方法を試してきました。セルフでクレーターを治そうとすると限界もありますが、それでも選択肢は他にもあります。

クレーターの種類によっては、ダーマペンよりも全然効果があったものもあります。クレーターに悩んでいる方は以下の記事も参考にしてください。

【知恵袋】クレーター肌になったニキビ跡を自力で治す方法３選！凹凸肌改善までの道のりブログ

セルフダーマペンでクレーターが治った口コミ

一方で、セルフダーマペンでクレーターが改善したとYoutubeでも口コミも多く寄せられています。

19歳の方からの口コミです。セルフダーマペンを15回以上してクレーターが改善したとのことです。

次は、美容皮膚科のレーザーよりもセルフダーマペンの方が効果があった、という口コミです。

副作用を考慮すると、TCAクロスよりもダーマペンの方がいいという意見です。

個人的に、TCAクロスはクレーター肌には効きませんでした。毛穴治療で使ったほうが、リスクも少なく使えるかと。

最後に、ダーマペンとトレチノインがクレーターに一番効いた、というものです。Youtubeのコメント欄では、ダーマペンとトレチノインの評判が圧倒的でした。

まず、トレチノインではクレーターは治りません。（赤みのあるニキビ跡には効果があります）

トレチノインは美肌効果がとても高いので、肌質が改善されたことでクレーターが目立たなくなったと推測します。

トレチノインとクレーター肌について↓

トレチノインをニキビ跡 クレーター肌に半年塗ってみた結果・・・トレチノインで凹凸肌は改善する？

セルフダーマペンの美容効果とは？

では、クレーター肌への経過とビフォーアフター画像を見ていただいたところでセルフダーマペンの美容効果を解説します。

ダーマペンは、クレーター肌治療だけではありません。クレーター肌は一番難しいものですが、他の美容効果もとても高いです。

ダーマペンには、

• 小じわ・ほうれい線予防（アンチエイジング効果）
• 顔にハリを出す・たるみを取る
• ニキビ跡・色素沈着を治す
• ニキビ予防（皮脂の過剰分泌の正常化）
• 毛穴を引き締める
• 凹凸クレーター肌を治療する
• 美白（ホワイトニング）効果

などの美容効果が期待できるといわれています。これは、セルフに限らずダーマペン全般に言えることです。

実際にセルフダーマペンを何十回も経験していますが、上にある効果はどれも期待できると思います。唯一、気になるのはニキビ予防です。

「皮脂の分泌を正常化させる」のでセルフダーマペンでもニキビ予防になるそうですが、ニキビを作らないためにダーマペンをするのは目的がズレています。

セルフダーマペンは、開いた毛穴・ニキビ跡・浅いクレーター肌を治療する目的で使われるものです。ニキビ予防は副次的な効果だと理解し、普段の生活習慣やスキンケアに従事しましょう。

また、美白効果（ホワイトニング）とあるのは、皮膚が生まれ変わるので元の肌色に戻るという理屈です。肌を白くさせる（美白）のではなく、肌が生まれ変わるので表面のくすみが消えて全体的にトーンアップします。

この中でも、わたしが特に効果を感じたのは、

• 肌全体のツヤアップ
• 開いた毛穴が引き締まる
• 色素沈着・ニキビ跡の改善
• 小鼻の黒ずみいちご鼻の改善

です。

クレーター肌に対して使いはじめたセルフダーマペンですが、毛穴が引き締まったり肌ツヤがかなり向上しました。

特に、毛穴治療としては最適な方法かも知れません。小鼻の黒ずみ、開いた毛穴、いちご鼻のケアとしてもダーマペンは効果的です。

ダーマペンはすり鉢毛穴にも効果がありました。

ダーマペン3回目　すり鉢毛穴

【ダーマペン】いちご鼻・すり鉢毛穴・鼻のクレーターは何回・何ミリで改善するのか？

ダーマペンの使い方と必要なもの↓

【初心者🔰】セルフダーマペンの基本的なやり方と手順を解説！50回以上使ってわかったガチなコツとは？

セルフダーマペン絶対に必要なものは５つだけ！事前に用意するものとは？

セルフダーマペンをする上での注意点 Q&A

最後に、セルフダーマペンを利用する上での注意点、気になる点について経験をベースにQ＆Aに回答します。

ダーマペンに興味がある方は初めてセルフダーマペンをされる方に、少しでも案内になれば幸いです。

セルフダーマペンの針は使い捨てるべき？

セルフダーマペンの針は使い捨てるべきです。衛生的にも危険ですし、何度も使うと針が曲がってしまい逆に肌を傷つけてしまいます。

わたしも節約したくて、ダーマペンの針を消毒しながら使ったこともありました。今思うと、かなり危険だったと思います。（なにもなくてよかったです）

ダーマペンは「美容医療」と呼ばれることもあり、かなり繊細なことを自宅でセルフでしていると意識しましょう。ダーマペンの他に、出血する美容法はありません。

また、ダーマペンのよさとして、針だけを簡単に交換できる点があります。針は１つ数百円です。クリニックでの金額と比べたら、ちっぽけな金額なので毎回交換しましょう。

使用後のダーマペンの針には、血や皮膚がついています。

ダーマペンの針（施術直後）

ダーマペンをニキビに使ってもいい？

ニキビにダーマペンは使ってはいけません。ダーマペンは、ニキビ跡やクレーター肌に行うもので現在進行中のニキビに使っても治りません。

ダーマペンはマイクロニードルと呼ばれる細い針なので、ダーマペンをニキビにしても跡にはならないはずです。しかし、ニキビは基本的に触らないことが原則です。

また、ニキビが顔中にあるときにダーマペンはしない方がいいです。ニキビを治してから、ニキビ跡・クレーター肌治療はそのあとにあるものです。

スキンケアや生活習慣を改善してもニキビができてしまう場合は、皮膚科に行って抗生物質をもらってください。焦る必要はありませんが、ニキビ跡治療は早いほど治りやすいのは事実です。

成長因子美容液なしでセルフダーマペン

成長因子の美容液を使わなくても、セルフダーマペンは行う価値があります。美容液は、セルフダーマペンの効果を増加させる補助的なものです。

高い美容液を購入するのであれば、ダーマペンを定期的に回数を重ねることの方が美容効果は高いです。成長因子美容液はピンキリなので、買うときは慎重に選んでください。

ダウンタイムも短くなるし値段も安いので、プラセンタジェルはおすすめです。セルフダーマペン初期から一緒に使っています。

美容液なしでセルフダーマペンはできますが、施術後の保湿は必ず徹底してください。きちんと保湿しないと、肌が乾燥して組織が修復しにくくなってしまいます。

ダーマペン後の傷跡ケアとして一番よかったのはバイオイルでした。

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ダーマペンに成長因子は必要なのか？

セルフダーマペン成長因子不要？必要？ダーマペンだけでも美肌になりました。

プラセンタジェルについて

ヒトプラセンタジェルの1番効果的な使い方と順番とは？100本以上使いつづけたガチレビュー

セルフダーマペンのダウンタイム

セルフダーマペンには、ダウンタイムがあります。2ミリの針で刺しても、表面の傷は1週間も過ぎればキレイになります。

他人から見て気づかれるのは3日目までです。ダウンタイム4日後には、赤みはあるものの「顔どうしたの？」と聞かれたことは一度もありません。

セルフダーマペン2ミリ ダウンタイム4日後

表面がキレイに見えるからといって、すぐにダーマペンをするのは危険です。目には見えない肌の深部で、ダーマペンによる傷が修復しています。

肌の細胞のターンオーバーは、真皮層から表皮に至るまで6週間ほどかかるといわれています。

2ミリの針で施術したとして、表面的なダウンタイムは5日程度。肌自体が実際に修復するには、最低でも1カ月は待ちましょう。

セルフダーマペンの赤みがある期間（ダウンタイム）については、一週間毎日写真を撮ったので参照してください。

セルフダーマペンのダウンタイム

ダーマペン後の色素沈着について

ダーマペン後に、赤みが残ってしまうことがあります。これを色素沈着と思うには、判断が早急です。

先ほど、セルフダーマペンのダウンタイムとして約1週間もあればキレイになるといいましたが、皮膚の中の傷が完全に修復したわけではありません。

真皮層ではまだ傷が治っている最中なので、赤みが残ってしまうこともあります。これは、色素沈着ではなく、まだダウンタイム中だと考えましょう。

ダーマペン後の赤みを色素沈着だとして、すぐにハイドロキノンやトレチノインをすぐに塗ると逆に悪化させてしまう可能性があります。

もし、トレチノイン・ハイドロキノンを塗りたい場合は数ヶ月経過したも赤みが残っている場合のみです。それまでは、プラセンタジェルなど成長因子を塗る方が効果的です。

トレチノイン・ハイドロキノン・ヒトプラセンタの併用効果がすごい！塗る順番と安全な使い方とは？

ダーマペンとダーマローラー

ダーマペンと似たようなものとして『ダーマローラー』があります。両方とも針を皮膚に刺す『マイクロニードル療法』と言われ、期待される美容効果は同じです。

1つ理解してほしいのは、ダーマローラーはクレーター肌や深い毛穴治療には向かない、ということです。

「針を刺して肌を生まれ変わらせる」という仕組み自体は同じなのですが、ダーマペンとダーマローラーでは形状が違います。

ダーマローラーは、皮膚に対して斜めに刺さります。垂直に刺せるダーマペンに比べて、余計に肌を傷つけてしまう恐れがあります。

こちらはダーマペンとダーマローラーの比較画像です。セルフダーマペンにおける施術の傷跡の少なさがわかります。

ダーマローラーとダーマペン

なので、1.5ミリから２ミリなど長い針であれば、ダーマペンを利用してください。逆に、1ミリ以下の短い針であればセルフダーマローラーの方がオススメです。

ダーマローラーのメリットは、時間がかからないことです。顔の上をコロコロさせるだけで治療することができます。肌全体を施術したい場合には、時短になるので効果的です。

ダーマペンのデメリットは、時間がかかることです。その分、施術における傷跡も少ないので一長一短です。

セルフダーマローラーについて、詳しくは次の記事をご参照ください。簡単に毛穴を引き締めるのであれば、ダーマローラーの方が手軽です。

自宅セルフダーマローラーのベストな頻度と使い方！毎日6ヶ月使いつづけた効果とは？

ダーマペンとダーマローラー

ダーマペンとフラクショナルレーザー

ダーマペン・ダーマローラーと似たものとして、レーザー治療があります。どちらも、毛穴やクレーター肌治療などに使われます。

針を使うダーマペンに対して、熱を使うのがレーザー治療です。針で刺す（ダーマペン）か・熱で焼く（レーザー）かの違いなので、効果の違いはそこまで大きくありません。

人によっては、クレーター肌を治すためのレーザー治療に300万以上かけていることも…それだったら、他の治療方法も試せるような気がします。レーザーにも種類があるので、下調べはきちんとしてください。

セルフダーマペンとダーマペン4

セルフダーマペンが怖い人は、美容皮膚科でヴァンパイアフェイシャル（ダーマペン4）を受けてもいいと思います。わたしがはじめた当時は、ダーマペン4は日本にありませんでした。

セルフダーマペンのメリットは、とにかく値段が安いこと。余計なオプションなどの勧誘もなければ、美容外科に通う手間も省けます。デメリットは、自分で行う恐怖感と素人が行うリスクです。

美容外科でも、ベルベットスキンやダーマペン4などの施術が増えています。フラクショナルレーザーよりも、ダーマペン4の方が値段が安いため人気が出てきています。

美容皮膚科で行うものなので、本体の質や安全性は担保されています。ただ「細い針で傷をつけて肌を再生させる」という構造自体は変わりません。

もし、美容皮膚科にお金を払うのであればダーマペンよりも他の治療方法がおすすめです。

以前、Youtubeで「美容皮膚科でクレーター肌治療しなくていい」という動画を出しました。

4年前のもので攻めた言い方をしていますが、今までで一番再生された動画です。当時は、多くの人が美容皮膚科やクリニックで無駄なお金を取られた経験がありました。

美容皮膚科に完全に反対なわけではなく、症状にあった治療方法を選ぶのが大切です。美容皮膚科などで、何十万と払うときは慎重になってくださいね。