薄毛の悩みを持つ多くの男性にとって、ミノキシジルは希望の光となる発毛促進成分です。そのミノキシジルを手軽に頭皮に塗布する「塗りミノ」は、多くの方々から支持を得ています。
しかし、市販品から個人輸入品まで、さまざまな製品が出回っている中、どれを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ミノキシジルの発毛効果が注目され、新たな塗りミノ製品が続々と増えています。
この記事では、「塗りミノ」に関する詳細な情報を提供するとともに、自分が試した中で特におすすめの製品をランキング形式で紹介します。
市販の製品は、安心の国産でミノキシジル濃度5%を採用していますが、個人輸入を利用すれば、手頃な価格で海外製の製品を試すこともできます。それぞれのメリット・デメリットも併せて紹介します。
「リアップ」や「ロゲイン」などよく耳にする製品から、あまり知名度はないけどSNSで人気な塗りミノまで、発毛効果やコスパ、使用感などをベースにランキングを組みました。
また、国産で1番おすすめは、ヒックスミノキシジルです。理由は、国産塗りミノの中では1番値段が安いからです。後で詳しく説明します。
キヨキヨ
塗りミノ: 市販&個人輸入はどっちがおすすめ?
ミノキシジルという名前を聞けば、多くの人が「発毛・育毛効果」を思い浮かべるでしょう。ミノキシジルを主成分とする発毛剤は、塗りミノとして知られ、薄毛に悩む多くの人々に利用されています。
しかし、市販されているものと、個人輸入で手に入る塗りミノには何か違いがあるのでしょうか?ランキング紹介の前に、それぞれの特徴やメリット、注意点について解説します。
市販の塗りミノは国産でミノキシジル5%
日本で市販されている塗りミノの製品は、大抵の場合、ミノキシジル5%の濃度を持っています。
この濃度は、効果と安全性のバランスをとるためのもので、国の厳しい安全基準に従って製造・販売されています。日本国内の製薬メーカーが製造していることから、「国産」という安心感もあります。
市販の塗りミノ製品の大きな特徴として、その品質の均一性と安全性が挙げられます。製造から出荷までのプロセスは、厳しい監視のもとで行われているため、品質にばらつきが少ないのが特徴です。
ただし、その高品質とサポート体制が反映されるのか、市販の塗りミノは個人輸入よりも値段が比較的高いと感じる方もいるでしょう。
塗りミノは最低でも4ヶ月〜半年間は毎日塗らないと明確に発毛効果が出ないと言われています。「Made in Japan」は安心できますが、超長期的に使う場合のコストは高めになります。
最近では、市販(国産)の塗りミノも広告費などを下げることによって安価なものも出てきました。
キヨキヨ

ミノキシジルを塗って3ヶ月(生え際)
個人輸入の塗りミノおすすめできる?
一方、個人輸入で手に入る塗りミノは、基本的に海外製です。その最大の魅力は、価格の手頃さにあります。
海外での製造コストや流通経路がシンプルであること、さらに中間マージンが少ないことなどが、消費者にとっての低価格に繋がっています。このため、コスパを重視する方には大変魅力的な選択肢と言えるでしょう。
さらに、個人輸入の塗りミノには、日本国内の市販製品では見られない高濃度ミノキシジルの取り扱いもあります。高いもので15%〜16%のものもあります。
日本で市販されているものは、多くがミノキシジル5%までですが、海外製品ではそれを上回る濃度のものも存在します。通常の濃度では物足りないと感じる方には、高濃度ミノキシジルもおすすめです。
しかし、高濃度となると、肌への刺激やアレルギー反応などのリスクも高まることが考えられるため、初めて使用する際には慎重に使用量や反応をチェックしながら始めることが推奨されます。
海外製の塗りミノは、コスパ重視の方や、特定の成分や濃度を求めている方にとっては魅力的な選択肢となりますが、その分リスクも伴うことを理解し、情報をしっかりと収集してから購入を検討することが重要です。
個人的な意見として、「フィナステリドは内服なので国産が安心でいいけど、塗りミノは塗るものなので個人輸入でもいい」と思っています。
キヨキヨ

色々な塗りミノ
塗りミノおすすめランキングベスト9
では、「おすすめの塗りミノランキングベスト9」を紹介します。その前に、それぞれの塗りミノのスペックを一覧にまとめました。
- ミノキシジルの濃度
- ミノキシジル以外の他成分
- 購入できる場所(アクセス可能か)
- 容器タイプ
- 1本あたりの費用
※大事な部分は太線にしてあります。
塗りミノ | ミノキシジル濃度 | 他成分 | 購入場所(国産・海外産) | 容器タイプ | 費用 |
リアップX5プラスネオ | 5% | ピリドキシン塩酸塩 酢酸トコフェロール l-メントール ジフェンヒドラミン塩酸塩 グリチルレチン酸 ヒノキチオール |
市販(ドラッグストア)国産 | ノズル | 6,500円〜 |
ミノグロウ | 5% | なし | 市販(オンラインのみ)国産 | ノズル | 3,700円〜 |
ヒックス | 5% | なし | 市販(オンラインのみ)国産 | ノズル | 3,000円〜 |
湘南スプレー | 6.5% | フィナステリド0.5mg | 湘南のみ購入可能 海外産 | スプレー | 4,980円 |
ロゲイン | 5% | なし | 個人輸入 海外産 | スプレー | 4,080円〜 |
カークランド | 5% | なし | 個人輸入 海外産 | スポイト | 2,188円~ |
ツゲイン | 10% | なし | 個人輸入 海外産 | スプレー スポイト | 6,290円〜 |
リグロースラボ | 15% | なし | 個人輸入 海外産 | スプレー | 3,930円~ |
FR12 | 12% | フィナステリド | 個人輸入 海外産 | スプレー | 5,650円~ |
FR15 | 15% | アデノシン | 個人輸入 海外産 | スプレー | 5,550円~ |
この表を踏まえて、実体験をベースにランキングを組んでいきます。(全て使い切った経験があり、ランキング除外してある塗りミノもたくさんあります。)
1番大事なのは、ミノキシジルの濃度と値段です。次に、国産・海外産であるのか、他に発毛成分が入っているのか。
また、容器タイプによっては使いにくい・使いやすいものがあるので、それぞれ詳しく説明していきます。
1位 フォリックス FR15は最強の塗りミノ
第1位は、FR15です。業界の中でも最強の塗りミノです。
その理由として、
- 高濃度ミノキシジル15%
- アデノシン
- その他育毛成分
が入っています。
FR15はミノキシジル15%
大正製薬のリアップなど国内メーカーの塗りミノが5%が上限なのに対して、FR15は15%もの高濃度のミノキシジルがあいごうされています。
人によっては、「5%以上のミノキシジルは効果がほとんど変わらない」という意見もありますし、多くはありませんがそういった実験データも実際にあるようです。
しかし、5%の塗りミノ(カークランド5%)から15%の塗りミノ(フォリックス15)に変えたら、明らかに発毛効果を感じられました。
逆に、フォリックス15から5%の塗りミノに変えたら、薄毛が進行していきました・・・。個人的に、高濃度のミノキシジルの方が発毛効果が高いと感じています。

フォリックスシリーズは高濃度ミノキシジル
FR15はアデノシン配合
また、フォリックスの特徴として「アデノシン」という発毛成分が入っていることがあげられます。
アデノシンは、ミノキシジルに次いでエビデンスのある発毛成分です。資生堂のアデノゲンなども有名ですね。
あまり語られませんが、フォリックスの成分的特徴として発毛効果が高いといわれる2大成分が配合されていることがあります。
「ミノキシジル」と「アデノシン」の両方入っている育毛剤はフォリックス以外にありません。これが、フォリックスの発毛効果が一番高いといえる理由です。
アデノシンは 日本皮膚科学会の脱毛症診療ガイドラインにて、ミノキシジルの次に評価されている成分です。

アデノシンの発毛効果
FR15その他の育毛成分
また、フォリックス15には以下の育毛成分が入っています。
- ミノキシジル15%…発毛成分
- アデノシン…ミノキシジルに次いで発毛効果あり
- プロシアニジンB2…毛周期を休止期から成長期へと促す
- プロキャピル…AGAの原因悪玉テストステロン(DHT)の活動を阻害する
プロシアニジンB2は、ポリフェノールの一種でリンゴなどに多く含まれます。抗酸化作用があり、美容製品にも含まれる成分です。毛周期を休止期から成長期へと促すといわれています。
プロキャピルは、育毛に使われる成分です。ヂヒドロテストステロンというAGAの原因の働きを抑制します。
フォリックスは、ミノキシジル以外にも豊富な育毛成分が配合されています。それでいて値段が5500円と破格なので、多くの人に愛用されています。
もし、海外製・個人輸入に抵抗がなければFR15が塗りミノの中で最強です。
>>フォリックス15
実際に、フォリックス15を使ったときが最も髪の毛が生えました。こちらが、現在の生え際(M字ハゲ)の様子です。効果が出るまでは2〜3ヶ月ほどかかりました。

FR15 生え際(M字ハゲ)効果
ミノキシジル5%が最低4ヶ月と言われているのに対して、FR15であれば2ヶ月ほどでしっかりと発毛効果を感じられます。Youtubeのコメントでも「2ヶ月で生えた!」というものが多いです。

フォリックスFR15効果が出るまで2ヶ月?
また、FR15はスプレータイプなので非常に塗りやすいです。
FR15の効果・使い方について詳しく↓


2位 HIXミノキシジルは国産最安の塗りミノ
第2位には、HIXミノキシジルを選びました。理由は、国産の塗りミノの中では圧倒的に値段が安いからです。
海外製だと、他にも成分的・コスパ的に優れているものもあります。しかし、安全面を考慮した「国産」で考えると、ヒックスミノキシジルが1番です。
国産の塗りミノは、基本的に5%の濃度が上限となっています。ミノキシジルの成分量で比較して優劣をつけることができません。
同じ5%の塗りミノなので、大事なのは値段です。値段が安ければ安いほど、おすすめできる塗りミノとなっています。
- 3本まとめ買いだと1本あたり3300円
- 4本まとめ買いだと1本あたり3000円
と、国産のミノキシジルなのに大幅に値段を下げることに成功しています。
国産のミノキシジルでも、広告費をかけずに値段を安くできているものもあります。それが、ヒックスミノキシジル です。
塗るタイプなので「国産」「海外製」とそこまで安全性において気にしてはいませんが、より安全なものを選ぶならヒックスミノキシジル がおすすめです。

ヒックスミノキシジルもまとめ買いがお得!
3位 フォリックス FR12はフィナステリド配合
第3位は、FR12です。1位のFR15と同じフォリックスシリーズで、フィナステリドが配合されているのが特徴です。
フォリックス15とフォリックス12についてわたしの意見はどちらでもいいです。両方とも高濃度ですし、値段も大きく変わりません。
FR12の方がFR15よりもミノキシジルの濃度は低いですが値段がやや高いです。これは、フィナステリドが配合されているからだと考えられます。
フィナステリドは、薄毛の原因である悪性テストステロンのはたらきを阻害するといわれています。脱毛症診療ガイドラインにも、評価が高く推奨されている成分です。

フィナステリドの効果(脱毛症診療ガイドラインより)
しかし、フィナステリドの抜け毛予防への効果は内服薬に限定して認められてます。フィナステリドの外用薬としての効果は大きく期待できません。
実際に、AGAクリニックでも「飲むフィナステリド」と「塗るミノキシジルが」一般的な治療法とされています。フィナステリドは内服薬として使った方が効きます。
逆に、「フィナステリドを内服薬で飲みたくない」という方には、特におすすめできます。妊活中や肝機能が弱い人で、塗りミノだけで治療したい方に人気です。
FRシリーズは他にもありますが、FR12とFR15がおすすめです。他のシリーズはさまざまな面で微妙なので、ランキングからは外してあります。


フォリックス12と10
4位 カークランドは1番安い塗りミノ5%
ミノキシジル5%で1番安いのは、カークランドです。1本あたり約2000円ほどで購入できます。
以前は、国産ミノキシジルがリアップのみで7000円以上していたので、個人輸入でカークランドを使う人が多かったです。
最近では、国産塗りミノも安くなってきましたが、それでもカークランドの塗りミノが現在でもブッチ切りで価格としては安いです。
カークランドが安い理由は、コストコのプライベートブランドだからです。海外のコストコでは、普通に市販で販売されています。
日本のコストコでは販売されていませんが、輸入費用を踏まえてもカークランドの塗りミノが1番安いのが現状です。
「フィナステリドはAGAクリニックで、塗りミノはカークランド」派もSNSでよく見かけます。
2位で紹介したヒックスミノキシジルが1本3000円と、国内では破格の金額になったので、カークランドからヒックスに変更しはじめた人も増えています。
>>カークランド

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5位 湘南の塗りミノはフィナステリド配合
また、AGAクリニックで唯一独自のミノキシジル外用を製造しているのが湘南美容クリニックです。
湘南のミノキシジルスプレーの特徴として、
- ミノキシジル6.5%
- フィナステリド0.5mg
少し高濃度のミノキシジルと抜け毛予防効果のあるフィナステリドまで配合されています。値段も1本目2980円、2本目〜4980円と高くありません。
AGAクリニックはどこも副作用のリスクが高い「ミノタブ」を処方しようとしてくる中で、湘南はさすが大手だからこそ自社開発の塗りミノがあります。
ただ、湘南の塗りミノは海外製(台湾産)です。リアップなどの国産ミノキシジルにこだわらなければいい選択肢だと考えられます。
公式>> 湘南美容クリニック

湘南美容 塗りミノは台湾製
6位 リグロースラボM15はミノキシジル15%で格安
リグロースラボM15は、ミノキシジルが15%配合されている塗りミノです。
最高峰に高濃度のミノキシジルが入っていますが、値段は1本あたり4000円ほどと格安です。
1位で紹介したFR15も同じ高濃度ミノキシジルですが、アデノシンという発毛成分が入っているので発毛効果はFR15の方が高いです。
ただ、ミノキシジル15%の中では、リグロースラボのコスパの良さは異常です。リアップよりも半額近く値段が塗りミノとなっています。
また、リグロースラボにはFIN25というフィナステリドが0.25%配合された育毛剤もあります。(ミノキシジルは配合されていない)
もし、「フィナステリドは飲みたくないけど塗りたい」という方には、リグロースラボのFIN25はおすすめできます。必ず、他の塗りミノとあわせて使ってください。
>>リグロースラボFIN25
7位 ミノグロウはミノキシジル5%
ミノグロウは岩城製薬から出ている国産の塗りミノです。リアップのジェネリックですが、値段が4000円ほどで買えるので人気があります。
まだ、ヒックスが出てくる前ではミノグロウが1番安い国産の塗りミノでした。少し使いにくいとは感じましたが、国産で安い塗りミノを探している人にはおすすめです。
ドラッグストアでは見たことありませんが、オンラインでも比較的購入できるところが多い印象です。値段はその時々によって変動するので確認してください。

ミノグロウ(塗りミノ)
8位 ツゲインはミノキシジル10%
ツゲインは、インドのシプラ社から出ているロゲインのジェネリックです。
ミノキシジルが10%と高濃度で配合されているのと、値段も安かったのでよく利用していました。
しかし、最近では1本あたりの値段が6000円以上するので、他の個人輸入できる塗りミノと比較しても魅力はありません。以前は1本4000円ほどで買えたので人気がありました。
それ以上高濃度のミノキシジルが配合されている、かつアデノシンも配合されているFR15の方が安くておすすめです。
ただ、ツゲインは塗りミノの中でも最も使いやすかったです。ツゲインについてくるスプレーはかなり出が良く、カークランドやロゲインと容器が同じ規格なので再利用できます。
特に、カークランドは圧倒的に値段が安い塗りミノですがスポイトしか付属していないので、ツゲインをスプレー目的で買うのもおすすめです。わたしは、ツゲインのスプレーを使ってカークランドやロゲインを使っています。
>>ツゲイン10%

ツゲインとカークランド(フタ交換できる)

9位 ロゲインは世界一人気の塗りミノ
9位はロゲインです。世界で1番有名な塗りミノです。
ロゲインは、1980年に現在のファイザー製薬(コロナワクチンでも有名な)であるアップジョン社から製造販売された育毛剤です。塗りミノの世界第一号といえます。
日本で最も人気であるリアップは、ロゲインのジェネリックです。市販で買える塗りミノは、全てロゲインからはじまったと言っても過言ではありません。
しかし、日本でロゲインを購入するには個人輸入しかありません。また、ロゲインを個人輸入すると、1本あたり値段が4000円ほど掛かってしまいます。
ロゲインはミノキシジルが5%入った塗りミノで、それ以上のメリットはありません。
リアップよりはまだ安いですが、最近では、5%の塗りミノで3000円台の国産品があるのでロゲインをわざわざ個人輸入する理由はありません。
>>ロゲイン
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ロゲイン(塗りミノ)
10位 リアップは日本一人気の塗りミノ
10位はリアップ(リアップX5プラスネオ)です。
大正製薬から出ているリアップは、国産の塗りミノの中でも圧倒的に知名度が高いもので実績があります。
国内の市販ミノキシジル外用の認知が広がったきっかけになったのがリアップです。リアップは育毛市場を大きく広げたとも言われています。
ただ、リアップは値段が高いです。1番人気のリアップX5プラスネオは、安くても1本あたり6500〜7000円ほどします。
リアップX5プラスネオはミノキシジル以外にも、
- ピリドキシン塩酸塩
- 酢酸トコフェロール
- l-メントール
- ジフェンヒドラミン塩酸塩
- グリチルレチン酸
- ヒノキチオール
など、ミノキシジルによる痒みを抑える成分や、より頭皮の奥まで浸透させる成分が配合されています。
しかし、リアップX5プラスネオが人気なのはミノキシジルが入っているからです。大事なのは、ミノキシジルであって、他の成分ではありません。
最近だと国産でも3000円近いリアップのジェネリックも出てきたので、値段の高いリアップを買う魅力は次第に薄くなっています。

リアップとヒックスミノキシジル
企業としての安心感は大正製薬が1番ですが、国産の中でこだわりながなければヒックスがおすすめです。
キヨキヨ
塗りミノだけで薄毛治療を継続してもいい?
最後に、塗りミノだけで薄毛治療をすることは正しい方法なのでしょうか?継続してもいいのでしょうか?
AGA治療で使われる薬の種類とは?
薄毛・AGA治療には、主に3つのものが使用されます。
- 塗りミノ(ミノキシジル外用薬)
- ミノタブ(ミノキシジル内服薬)
- フィナステリド内服薬
AGAクリニックで処方されるのは、だいたいこれらの組み合わせです。
この他にも、ミノキシジル以外の育毛剤や、育毛に効果があるとされるサプリメントなどもあります。それらは補助的な役割であって根本的に薄毛を治療できるものではありません。
塗りミノだけで薄毛が改善しない時は?
果たして、塗りミノだけで一生薄毛を改善させられるのでしょうか?
個人的に体感としては、塗りミノだけでも1年くらいは満足な発毛効果を感じられました。しかし、年齢を追うごとにAGAの進行スピードも増していきます。
当初は気が進まなかったのですが、薄毛治療をはじめてから2年後からは抜け毛予防に効果のあるフィナステリドを飲むことにしました。
フィナステリドは抜け毛予防として評価の高い成分です。ミノキシジル外用剤とフィナステリド内服は、現在のAGA治療の定番です。
わたしは東京オンラインクリニックで国産フィナステリドを服用しています。1ヶ月あたり4000円ほどで格安かつ国産なので安心です。
キヨキヨ

東京オンラインクリニックのフィナステリド
また、国産でなくてもいいからとにかく安いフィナステリドを使いたいなら、自己責任ですが個人輸入も選択肢としてあります。
少量でも効果があるとされているので、1㎎のタブレットをピルカッターで半分にして飲んでいました。飲む量を減らしているので、起こりうる副作用も極力まで減らせます。

フィナステリドで薄毛治療
フィナステリドを服用してから1年近く経過しますが、今のところなにも副作用は感じていません。飲む量を調整できれば、安全に抜け毛予防もできるはずです。
フィナステリドは、脱毛症診療ガイドラインで評価A(強く推奨する)とされています。評価がAのものは、塗りミノとフィナステリドだけです。
>>フィナステリド
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追記:ついに、フィナステリドでも薄毛が進行し始めるようになりました。現在は、フィナステリドの進化系であるデュタステリドを飲んでいます。
デュタステリドの抜け毛予防効果は超高いです。薄毛の進行速度が著しい人は、1つの選択肢としてデュタステリドも検討してみても良いかも知れません。
>>デュタステリド

フィナステリドとデュタステリド
AGA治療も初めうまく行っていたからといって、永続的に効果が持続するわけではありません。その時の薄毛の進行度に合わせて、治療方法も変えていく必要があります。
塗りミノの代わりにミノタブはNG!
同じミノキシジルでも飲み薬(ミノタブ)の副作用は特に危険性が高いと言われています。
飲み薬なので、全身に毛が生えてくる多毛症になる確率が高いです。また、ミノキシジルは、もともと降圧剤(血圧を下げる)なので、心臓に負荷がかかりすぎてしまうこともあります。
ミノタブは日本皮膚科学会が規定する脱毛症診療ガイドラインでも、評価D (行うべきではない)です。AGA治療でいきなり使用しない方がいいものです。

ミノキシジル内服薬は評価が低い
対して、ミノキシジル外用剤(塗りミノ)は副作用が少ないです。塗り薬なので、ミノタブにみられるような体への大きな負担もありません。
副作用があったとしても、かぶれ・痒み・むくみなど皮膚の表面に限定されています。(※稀に、塗りミノでも心臓に負担を感じる方もいます)
副作用のリスクも大きくないしコストもかからないので、塗りミノだけで薄毛を治すのが一番です。余計なことに出費せずに、まずは塗りミノだけからはじめましょう。
あったとしても顔のむくみが出るくらいです。痒み・湿疹などは感じたことはありません。
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ミノタブは使わない方がいい理由↓

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