脱毛サロンに通う時間や費用を考えると、家庭用脱毛器が非常に便利で経済的です。ムダ毛の処理について語る時、家庭用脱毛器が便利で手軽であることは言うまでもないでしょう。
しかし、家庭用脱毛器を使うことに対して何か不安を感じたことはありますか?特に心配されるのが、皮膚ガンのリスク、内臓への影響、やけどの危険性、そしてデリケートな部位(VIO)への影響です。
これらの疑問を持つことは当然のことです。家庭用脱毛器はセルフでの施術になるので、なるべく安全にムダ毛ケアするために最善を尽くすべきです。
この記事では家庭用脱毛器が体に悪いという誤解を科学的根拠とともに解説します。また、それぞれの懸念点について深く掘り下げ、理解を深め、安心して脱毛器を使うための知識を得ましょう。
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今まで20種類以上使ってきて一番おすすめの脱毛器↓
公式>>ケノン
Youtubemでも家庭用光脱毛機のリスクについて紹介!
家庭用脱毛器の光は体に悪い?使ってはいけない人とは
家庭用脱毛器は、基本的に光脱毛です。
光で毛根にダメージを与えて毛を生やさせなくするもので、深刻な心配をしなくて大丈夫です。
使い方や使う脱毛器によっては、ヤケドなどのリスクはありますが、深刻な身体への影響は確認されていません。
家庭用脱毛器の発がん性・皮膚癌への影響は?
科学的な証拠として、現在のところ家庭用脱毛器の使用が皮膚ガンの発生リスクを増加させるという結果は出ていません。
家庭用脱毛器で使用される光は、特定の波長範囲に限定されていて、ガンを引き起こす可能性がある紫外線の波長域には含まれていないからです。
脱毛器が発する光は、主に毛包に存在するメラニン色素に反応します。これにより、毛根が破壊され、脱毛効果が生じます。この過程では、DNAの損傷や変異を引き起こすような深層部へのダメージは生じません。
これは家庭用脱毛器に限った話ではなく、レーザー脱毛クリニックでも同様の理由で、レーザー脱毛がガンのリスクを増加させるとは言えません。
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家庭用脱毛器を使ってはいけない人は?
では、家庭用脱毛器を使ってはいけない人はいるのでしょうか?
以下の方は注意が必要です。
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妊娠中または授乳中の方:
妊娠中や授乳中はホルモンバランスが大きく変動し、皮膚が敏感になりやすいです。そのため、脱毛器を使用すると肌の反応が予測しきれず、痛みや肌トラブルを引き起こす可能性があります。また、脱毛の効果も出にくくなる可能性があるため、この期間は避けるべきです。
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生理中の方:
生理中もホルモンバランスの変動により皮膚が敏感になります。そのため、脱毛器を使用すると予期しない肌トラブルを起こす可能性があります。
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皮膚の病気を持つ方や皮膚に異常がある方:
皮膚疾患(皮膚炎、乾癬など)や、皮膚に出来物(イボ、ほくろ、傷など)がある場合は、皮膚が一部でもダメージを受けている状態です。そのため、脱毛器を使用すると肌に悪影響を及ぼす可能性があります。
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光アレルギーのある方:
光アレルギーのある方は、脱毛器の光が肌に触れることでアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
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特定の薬を服用中の方:
一部の薬(特に光感受性を高める薬)を服用中の方は、皮膚が光に敏感になる可能性があるため、脱毛器を使用すると皮膚にダメージを与える可能性があります。イソトレチノインなど
以上は、特定の家庭用脱毛器に限った話ではなく、脱毛に共通していえることです。
光脱毛器の代表的な製品でもあるブラウン シルクエキスパートの記載は以下の様になっています。脱毛器ごとに大きく変わる内容ではありませんがご参考にして見てください。
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家庭用脱毛器のヤケドリスクについて
家庭用脱毛器を使う際の一番のリスクとしてやけどの可能性があります。
家庭用脱毛器に関わらず、脱毛で一番起こりうる体に悪いことは「ヤケド」になります。エステサロンや医療脱毛でもデータとしてヤケドが報告されています。
2012年度以降の約5年間に、脱毛施術により危害を受けたという相談が964件寄せられています。危害事例の内訳をみると、エステティックサロン(以下、「エステ」とします。)で受けた脱毛によるものが680件、医療機関で受けた脱毛によるものが284件でした。
危害事例を施術の内容別に集計すると、エステは「光脱毛」(注7)が最も多く(229件)、次い で、「レーザー脱毛」(注8)(72件)、「電気脱毛」(注9)(31件)が多くみられました。 医療機関は、「レーザー脱毛」が大部分(206件、96.3%)を占めていました(図2)。
引用:独立行政法人国民生活センター なくならない脱毛施術による危害
上の記事の内容を見ると、エステサロンの件数としてはエステサロンの方が多くても、やはり医療脱毛の方が強度が高いのでヤケドのリスクが高いと言えます。
相談件数 | 危害事例件数 | 光脱毛 | レーザー脱毛 | 電気脱毛 | |
---|---|---|---|---|---|
エステ | 12,693 | 680 | 229 | 72 | 31 |
医療機関 | 1,968 | 284 | – | 206 |
「家庭用脱毛器だから安全」「医療脱毛だから危険」ということではなく、脱毛にはヤケドのリスクがあるものだと理解してください。それでも、脱毛するメリットの方が大きいので脱毛需要は年々伸びています。
また、家庭用脱毛器を使う上でのヤケドが起こるリスクは以下の通りです。
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出力設定が高すぎる:
家庭用脱毛器は、照射強度を調節するレベル設定があります。しかし、肌の状態や耐性に応じて強度を適切に設定しないと、皮膚が過剰に加熱し、結果的にヤケドを引き起こす可能性があります。
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適切なスキンタイプでない:
光脱毛器は、特定の肌の色調や毛の色に対して効果的です。たとえば、肌が非常に白いまたは非常に暗い、または毛が薄い場合、機器が正しく作動せず、皮膚に損傷を与える可能性があります。
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施術部位の適切な準備ができていない:
脱毛前に、肌の表面から不要な毛を剃ることが推奨されます。これにより、脱毛器の光が皮膚の深部にある毛包に直接届き、皮膚表面の過剰な加熱を防ぎます。もし肌表面の毛が残っていると、その毛が熱を吸収し、皮膚を熱くしてヤケドを引き起こす可能性があります。
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脱毛しない方が肌に悪い?
一方で、脱毛しない方が肌に悪いという意見があります。
それは、脱毛を行わない場合、ムダ毛の自己処理(剃る、引き抜く、毛抜きや脱毛クリームの使用等)が頻繁に必要となるからです。これは時間と手間がかかるだけでなく、肌にダメージを与える可能性もあります。
シェービングやワックス脱毛などの自己処理は、肌トラブル(肌荒れ、かみそり負け、毛穴の黒ずみ、毛根炎、埋没毛など)を引き起こすことがあります。
特に、シェービングは肌を切るリスクがあり、その結果として肌が赤くなったり、感染症を引き起こす可能性もあります。ワックス脱毛は肌を引っ張るため、肌にダメージを与える可能性があります。
また、無理な抜き方をすると毛が肌の中に埋もれ、肌に炎症を起こす埋没毛の原因となることもあります。これらの肌トラブルは不快感を伴い、場合によっては病院での治療が必要となることもあります。
脱毛しないことが悪いというものではなく、脱毛せずに剃毛しつづけると肌に負担をかけつづけることになります。
一度傷ついた肌を完全に修復させるには長い時間がかかります。剃毛する手間とダメージと脱毛の比べて見てください。
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安全に使えるおすすめ家庭用光脱毛器とは?
では、安全に使えるおすすめの家庭用光脱毛器は何があるのでしょうか?
今まで20種類以上もの家庭用脱毛器を実際に使ってみてYoutubeでもレビューしてきたわたしがおすすめできるのは3つだけです。
- ケノン
- ブラウン
- トリア
一番人気の家庭用光脱毛器はケノン
一番人気な家庭用脱毛器はケノンです。オンラインで一番売れている家庭用脱毛器として知られています。
実際に、ケノンを使って見て感じたのは基本性能が高いということです。照射パワーが高く、照射速度が速いので、効率良く脱毛できるメリットがあります。
また、ケノンのカートリッジは照射面積が広いです。通常の家庭用脱毛器の面積が3㎠ほどに対して、ケノンに備え付けのスーパープレミアムカートリッジは7㎠と2倍以上あります。
ケノンの家庭用脱毛器として特徴は、照射パワーが高く、照射速度が速く、照射面積が広いことです。家庭用脱毛器としての基本性能が高いので、より効率的に脱毛することができます。
また、パワー調整が10段階までできるので安全性に関しても高いと言えます。敏感肌の方でも、レベルを下げて使えば安心して利用できます。性能・安全性も考慮してケノンは特におすすめできる脱毛器です。
初めて家庭用脱毛器を購入したいという方には、とりあえずケノンがおすすめです。製品のレベルが高いと、より効率良く安全に使用することができます。
公式>>ケノン
Youtubeでもケノンの使い方について説明しています。
一番安全に使える家庭用光脱毛器はブラウン
家庭用脱毛器の安全性は、本体の性能やレベル調整の幅広さだと考えられます。性能が良いものの方が、本体に熱がこもりにくいので、安全に長時間利用できます。
一方で、一番安全な家庭用脱毛器があるとすればそれはブラウンシルクエキスパート Pro5です。
シルクエキスパート Pro5は、自動で肌色を検知するセンサーが搭載されています。このセンサーのおかげで、肌色に合わせてパワーを調整してくれるのです。シルクエキスパート Pro5基本性能の中に安全性が担保されています。
最新バージョンも購入してみましたが、より自動識別センサーの感度が向上しているように思いました。日焼けしている肌には、ほとんど利用できないほど徹底しています。
より安全に使いたい方には、値段は上がりますが最新版のブラウンシルクエキスパート Pro5がおすすめです。4㎠のワイドヘッドも使えるので、効率も良くなりました。
ブラウンシルクエキスパート Pro5の違いについて↓
【2023年最新版は何が違う?】ブラウンシルクエキスパートpro5・型番の違いとは?一番パワーが強い家庭用脱毛器はトリア
最後に、安全性という観点ではありませんが、おすすめの家庭用脱毛器を紹介します。トリアという脱毛器で、家庭で唯一使えるレーザー脱毛器です。
最大出力は22Jと、医療脱毛にも匹敵する家庭用脱毛器です。男性の髭脱毛にも効果が期待できる唯一無二の脱毛器です。
レーザー脱毛なので出力は高いですが、ヤケドのリスクは高くないと言えます。髭を含めて全身に使いましたが、今までヤケドになったことは一度としてありません。他の光脱毛器では、何度かヤケドになっています。
トリアに関しては、「安全だからおすすめ」というものではなく、とにかく脱毛効果が高いのでおすすめです。照射面積が小さく全身脱毛には向いていませんが、男性の髭やVIO脱毛、より早く効果を出したい部位に最適です。
トリア脱毛器は、公式サイトで買うと製品保証が2年になるのでお得です↓
公式:トリアレーザー脱毛器
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髭脱毛が約5万円で完了できるのは業界的にもありえない破格です。トリアは2023年8月現在「在庫切れ」ですが、今後もっと注目されていくはずです。
Youtubeでもおすすめの家庭用脱毛器について紹介しました↓
家庭用脱毛器でVIO脱毛は体に悪いのか?
ところで、VIO脱毛は体に悪いのでしょうか?体毛の中でも、なぜかVIOへの脱毛は体に悪いと思われがちです。
もし、VIO脱毛が体に悪いことがあれば以下の理由が考えられます。
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敏感な部位への配慮:
VIOエリアは非常に敏感で、皮膚が薄い部分が多いです。そのため、このエリアの脱毛は繊細な処理が求められます。しかし、現代の家庭用脱毛器は出力調整が可能であり、自身の肌の状態や感度に合わせて最適な脱毛処理を行うことができます。痛みを避け、肌トラブル(炎症、肌荒れ、色素沈着など)のリスクを低減することが可能です。
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衛生的な管理:
VIOエリアは汗や摩擦により湿度が高くなりやすい部位です。これが、感染症やカンジダ症(酵母菌感染症)などのリスクを上げる可能性があります。しかし、家庭用脱毛器を使用することで、自分の衛生状態を管理しながら処理を行うことができ、安心です。
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無理な自己処理の避け方:
VIO脱毛は見えにくい場所であり、自分で行うのが難しい場合もあります。しかし、家庭用脱毛器を使用すれば、自分のペースで、無理なく、安全に脱毛を行うことが可能です。肌を傷つけたり、埋没毛を引き起こすリスクを避けることができます。
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適切な脱毛器の使用:
家庭用脱毛器を使用する際は、皮膚の敏感さを考慮に入れ、適切な使用方法と出力の調整が重要です。現代の家庭用脱毛器は、使用方法が簡単に記載され、出力の調整も容易であるため、誤った使用方法による体へのダメージはほとんどありません。
VIOを脱毛したいかどうかは、個人の悩み次第です。VIO脱毛自体が体に悪いわけではありませんが、繊細かつ目で確認できない部位なので脱毛するときは注意してください。
お尻の毛にトイレットペーパーが絡むほど嫌なことはありません!
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安全な家庭用脱毛器の使い方とは?
では、家庭用脱毛器を安全に使用するためには何が必要なのでしょうか?
下記に、基本的にどの製品にも通じる安全な使い方を紹介します。それぞれ注意することも違うので、具体的な製品の取扱説明書を必ず参照し、適切な方法で使用してください。
- 製品選択: 高性能な家庭用脱毛器を選ぶ。格安家庭用脱毛器は熱がこもりやすくヤケドの原因にも。パワー調整段階の幅が広い製品がおすすめ
- 取扱説明書の確認: 脱毛器を使用する前に、取扱説明書をしっかり読んで理解することが重要
- 皮膚のチェック: 脱毛したい部分の皮膚に傷、赤み、炎症、タトゥーなどがないか確認する。それらの部分に脱毛器を使用しない
- テスト:脱毛器を初めて使用する場合や、異なる部位に使用する場合は、小さな範囲でのテストを行い、肌の反応を確認する
- 脱毛後に冷やす: 使用後は冷たい布やアイスパックで皮膚を冷やすことで、皮膚の赤みや腫れを軽減することができる
- 日焼けを避ける: 脱毛処理の前後は、直射日光を避け、高SPFの日焼け止めを使用するなどして、日焼けを防ぐよう努める
- 清潔に: 脱毛器と脱毛したい部分の皮膚は、使用前に清潔にする。これにより、感染のリスクを減少させることができる
- 頻度の管理: 取扱説明書に記載されている使用頻度を超えて使用しない。過度な使用は皮膚へのダメージの原因となる
脱毛器は正しく使用すれば、安全に家庭での脱毛も可能です。注意深く、推奨される使用方法を守ってください。
ヤケドを予防するには?
上記の中でも、特に大事なのがヤケドへの予防です。ヤケド予防のためには、以下のことに注意してください。
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冷やす(保冷剤・氷の使用)
脱毛前後には、肌を冷やしておくことで、ヤケドのリスクを低減させることができる。治療後でも良いので、冷たいタオルや冷却パックなどを使用して肌を冷やすことでヤケド予防になる
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適切なエネルギー設定
脱毛器には異なるエネルギー設定があるので、自分の肌のタイプや毛の濃さに応じて適切なエネルギー設定を選択する
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日焼けした肌には使用しない
日焼けした肌は敏感になっているため、脱毛器の使用は避けるべき。日焼けから一週間以上経過してから使用するようにする
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乾燥肌には注意
乾燥している肌はヤケドしやすくなっている。脱毛前には十分に保湿を行い、乾燥を予防すること
脱毛するときは、保冷剤や氷の使用をおすすめします。
ケノンには保冷剤がセットで付いてきますし、トリアで髭脱毛するときは保冷剤や氷がないと痛くて脱毛できません。
ヤケドだけではなく、痛み予防にもなるので、手間かもしれませんが保冷剤の使用は強くおすすめします。
家庭用脱毛器は体に悪いのか?
以上の視点から考えると、「家庭用脱毛器は体に悪い」という一般的な懸念は、必ずしも科学的には裏付けられません。
皮膚ガンや内臓への影響については、現在の科学的な知見からは否定されています。
ヤケドのリスクについては、適切な操作と質の良い製品選びにより防ぐことができます。一番起こりうるリスクではありますが、気をつけていれば予防することができます。
何よりも大切なのは、自身の体質や状態(妊娠中、授乳中、生理中など)を考慮し、必要に応じて自分に適したムダ毛処理方法を選択することです。脱毛できそうな余裕のある時に使いましょう。
皮膚科の専門医によれば、脱毛に関するトラブルは大抵は使用方法が適切でないことが原因であるとのことです。説明書をよく読んで製品を正しく使用し、何か異常を感じたらすぐに使用を中止することが大切です。
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