育毛剤って、なんか嘘くさいですよね…?
YoutubeやSNSでの誇大広告、インフルエンサーマーケティングなど宣伝量が多いからこそ嘘っぽさが見えます。
その中でも、ニューモやチャップアップなどは広告宣伝費が多いので、特に嘘っぽく見えてしまいます。
結論からいうと、ニューモだけが特に悪いのではなく、育毛剤そのものに嘘っぽさが含まれています。(というより、育毛剤について情報が知られていない)
この記事では、なぜ育毛剤で効果がないのか【育毛剤の嘘】を暴いていきます。
なぜ育毛剤は嘘くさいのか?
まず、なぜ育毛剤は嘘くさいのでしょうか?
その理由として、育毛剤には育毛効果はあっても発毛効果はないからです。育毛剤を塗っても、新しい髪の毛は生えてきません。
こちらは、発毛剤・育毛剤の定義について大正製薬のリアップから出典されています。
発毛剤は、毛髪の毛包(毛を作り出す場所:特に毛根)を活性化させて、髪が抜け落ちた頭皮に新しい髪を生やす効果があります。
発毛剤には「ミノキシジル 」という成分が入っており、日本では唯一、髪を生えさせる成分の外用薬として認可されております。その一方で、育毛剤の効果としては、現在の髪がまだ生えている頭皮を清潔に保ち、髪が太く長く、より丈夫に育ちやすい環境を整えます。メカニズムとしては、薄毛の原因物質の生成を防いで、これ以上の薄毛(抜け毛を防ぐ)への対策に効果があります。こちらには、ミノキシジルは配合されておりません。 参照:大正製薬のリアップ公式ページ
つまり、世の中には「発毛剤」と「育毛剤」があります。
効果の違いとしては、
- 発毛剤:髪が抜け落ちた頭皮に新しい髪を生やす効果
- 育毛剤:抜け毛を防ぐ効果
とあります。
つまり、育毛剤が嘘臭いのは「発毛剤の効果を期待して育毛剤を買っているから」です。
キヨキヨ
育毛剤は買わない方がいい?
では、育毛剤は買わない方がいいのでしょうか?世の中の育毛剤は、すべて嘘なのでしょうか?
結論、育毛剤「も」使って大丈夫です。ただ、発毛剤を買った後に育毛剤を購入してください。育毛剤はマストアイテムではなく、あくまでもオプションです。
そもそも育毛剤の機能は「育毛」なので、髪の毛を濃くしたり抜け毛を予防する効果は期待できます。
ただ、薄毛・AGAに悩んでいる人が育毛剤を使っても新しい髪の毛は生えてきません。新しい髪の毛が生えてこないと薄毛は治りません。
ただ、中には広告費を使って高額な育毛剤を販売している業者もあります。育毛成分があれば、安いもので十分です。
キヨキヨ
育毛剤より発毛剤を買うべき!
薄毛に悩みはじめたら、まず使ってみるべきは発毛剤です。育毛剤はその次のオプションになります。
発毛剤とは、ミノキシジルなどの発毛成分が配合されている製品です。ミノキシジルは厚生労働省でもFDA(アメリカ食品医薬品局)でも世界中でも認められている発毛成分です。
最近では、リアップ・スカルプDなど、ミノキシジルが配合されている製品が当たり前になってきています。ミノキシジルが入っていないと髪の毛が生えてこないからです。
一方で、ミノキシジルが入っていれば効果はどれも同じです。どこのメーカーだろうが、差別化ができないというのが発毛剤業界の難点となっているとえます。
個人的におすすめは、海外製の発毛剤です。理由は、発毛成分であるミノキシジルが高濃度なのにかなり値段が安いからです。
発毛剤ならFR15がおすすめ!
その中でも、今まで使ってきた発毛剤でもっとも効果があったのは、FR15というミノキシジルが15%も入った製品です。
FR15には、アデノシンというミノキシジルに次いで発毛効果があるとされる成分も入っています。薄毛治療に効果がある2大成分が唯一入っている製品です。
「ミノキシジル」や「アデノシン」など、発毛効果があるとされている成分はとても少ないです。その両方が入っているFR15は他製品と比べて発毛効果は圧倒的でした。
値段もリアップが1本7500円に対して、FR15は1本5000円ほど。AGA治療は長期的な継続が必要なので、安くて効果の高いFR15がおすすめです。
FR15について詳しく↓

日本メーカーの製品を購入したいということであればリアップがあります。
リアップは、国内で初めて出たミノキシジルが入った発毛剤です。AGAクリニックに通わずとも、薄毛治療ができるようになりました。

リアップとFR15
リアップとFR15の比較動画↓
なぜニューモ育毛剤は嘘くさいのか?
では、育毛剤の中でも嘘くさくて有名なニューモという製品があります。
その理由として、
- 育毛の有効成分が一般的
- 卵由来HGP成分が謎
- 育毛剤なのに値段が高い
があります。
ニューモの育毛成分とは?
まずは、ニューモで本当に薄毛が治るのか、成分分析をしていきます。
ニューモに記載されている有効成分は以下の通りです。
- センブリエキス(C)
- グリチルリチン酸ジカリウム
- D-パントテニルアルコール
センブリエキス
センブリエキスとは、育毛や脱毛予防効果が期待できる成分です。ほとんどの育毛剤に配合されていて、育毛剤の中で医薬部外品として初めて認められた成分です。
毛根部の血流を促進するとともに毛母細胞の酸化還元を亢進し、育毛や脱毛予防効果が現える
と、日本化粧品技術者会のページにも記載されている育毛成分です。
センブリエキスに育毛効果はありますが、1000円以下の安い育毛剤にも配合されています。高価な成分ではありません。
グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウムは、抗炎症作用がある成分です。皮脂の過剰分泌による頭皮の炎症を抑えることができます。
育毛効果があるわけではありませんが、炎症を抑えられるので多くの育毛剤・育毛シャンプーなどに配合されています。化粧品としても人気の成分です。
D-パントテニルアルコール
D-パントテニルアルコールとは、ビタミンB5のことです。脂質がエネルギーを作る際に代謝を促進させる成分となります。
ビタミンB5が不足すると、髪や肌に異常が出やすくなるといわれています。育毛剤の有効成分としては弱いです。
これらの3つの有効成分ですが、育毛剤としての効果はどれも期待できます。しかし、育毛剤の中では一般的でよくある成分です。
ニューモには、これといって画期的な育毛成分が入っているわけではなさそうです。
キヨキヨ
卵由来HGP成分が嘘くさい
ニューモには、上記の3つの有効成分以外にも「HGP(Hair Growth Peptide)」という独自成分が配合されています。
正直、卵から抽出できる成分で髪の毛が生えるのであれば世界中で利用されているはずです。発毛成分というのは希少なので、実証データがあればすぐに世界中で知れ渡るものだからです。
対して、ニューモのHGPには明確な発毛効果に関するデータがありません。1つありましたが、これはニューモの製造会社である「ファームフーズ」が出している自社リサーチのPDFです。HGPについて(ファームフーズ)
公的機関によって発毛効果があるとされるデータはありません。ニューモが嘘くさいといわれる大きな原因です。
ニューモの広告表現は正しい?
ニューモが嘘くさいのは、その過大な広告表現があります。
先ほどのPDFにも使用経過のビフォーアフター画像があります。しかし、育毛剤で髪の毛が生えるということはかなり考えにくいのです。
これが、リアップやFRなどの発毛剤であれば問題ありませんが、「育毛剤で髪の毛が生えた」とする表現は正しくありません。
育毛剤は、血行不良などを整えて、抜け毛を予防する効果が期待できるものです。それ以上でも、それ以下でもありません。
ニューモは値段が高すぎる!
最後に、ニューモは値段が高すぎます。1本5500円で、一度申し込むとサブスクリプションで支払いが進むようです。
ニューモは、育毛剤です。育毛成分が入っているので、育毛剤であることに嘘は一切ありません。(HGP成分は嘘くさいけど)
ただ、値段が気になります。5500円というのは、育毛剤の中ではかなり値段が高い部類です。正直、ニューモの有効成分であれば1000円ちょいで購入できます。
キヨキヨ
まとめると、
- ニューモは育毛剤である(嘘ではない)
- ニューモの育毛成分は悪くないが一般的
- ニューモの広告はやりすぎな部分もある
- ニューモは値段が高すぎる
ということです。
ニューモは値段が高すぎますが、育毛剤そのもを否定するわけではありません。
ただ、薄毛治療においては育毛剤はオプションです。まずは、発毛剤を使いましょう。
繰り返しますが、発毛剤でもっとも効果が高く期待できるのはFR15です。値段もニューモと変わらないので、FR15 をまずは試してみてください。
すでに、ニューモを買っている方はそのまま継続して大丈夫です。ただ、同時にミノキシジルが入った発毛剤も使ってください。
順番的には、発毛剤を塗ったあとに育毛剤です。なによりも、発毛剤を優先させてください。
キヨキヨ
セルフでAGA治療を成功させた方法はこちら↓

こちらは、リデン育毛剤について紹介した動画です。リデンをニューモに置き換えて視聴してみてください。
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