成長因子(グロースファクター)とはしわ・しみを治すなど、高いアンチエイジング効果を発揮してくれる成分です。
しかし、成長因子と一概にいってもいろいろな種類があります。EGF、FGF、ヒト由来幹細胞、プラセンタエキスなど・・・。
では、どれの成分がもっとも効果が高いのでしょうか?美容液として使うなら、どれが一番コスパがいいのでしょうか?
「成長因子」と検索してみると、あらゆる名前のあらゆる商品がヒットします。でも、正直に言って「違い」がわかりませんよね。
美容液の成分を解析することで、多少の違いは検討できます。しかし、実際の効果の違いは、実際に使ってみるしかないです。
わたしは、現在ダーマペンという美容商品を使って顔にできたクレーター肌を治療しています。その治療過程で、成長因子は必需品でした。
キヨキヨ
成長因子(グロースファクター)美容液マイベストランキング!
自分的な、成長因子美容液のマイベストをご紹介します。今まで使ったものの中でのベスト3です。
「自分の肌にはよかった」というマイベストではありますが、成分表やコスパなども考慮して3つだけ選んでみました!
プラセンタジェルはコスパ最強の成長因子
数ある「成長因子」を含んだ美容商品を使ってきましたが、もっともコスパがよかったのはプラセンタジェルです。今でも毎日使っています。
プラセンタとは、胎盤のことです。胎盤と聞いて「ギクッ」とするかもしれませんが、胎盤にはへその緒を通して栄養・成長因子が豊富に含まれています。
胎盤は、母体に対してはホルモン産生を促し、妊娠を安定に維持する働きを持っているのです。
市販で売られているプラセンタエキス配合の美容商品は、植物や動物(馬や豚)の胎盤から作られていることが多いです。
最近では、ヒトの胎盤を抽出した「ヒトプラセンタエキス」も注目されています。やはり、人間に効くのは人間から取った美容成分です。
もちもちする素晴らしい使い心地です。個人的には、ヒト由来幹細胞やEGFなどの美容液よりも気に入っています。
プラセンタジェルは、付けたときに少し臭い(東南アジアっぽい臭い)がしますが、数分経てば気にならなくなります。就寝前に塗れば、朝にはお肌がもち肌になります。
使いかたとしては、美容オイルでそのあとに保湿してあげるとさらにいいです。ホホバオイルか、最近ではバイオイルが気に入っています。
わたしはセルフダーマペンのダウンタイム中にも、必ず朝・晩とたっぷり塗ってあげています。(ダウンタイムでなくても夜にはよく塗ってます)
容器にも、「For the Treatments of Wounds(傷を治すために使用)」と書いてあります。なので、ダウンタイムにも適した美容液だと思います。
成長因子美容液は高いものですが、プラセンタジェルは安いのでオススメの美容液です。個人輸入サイトから購入できます。
7本以上買う場合は、こちらのサイトがお得です→プラセントレックス(ヒトプラセンタジェル)
こちらの記事で詳しく解析しています。

リーベ ヒト由来幹細胞美容液は浸透力が高い
次は、ヒト由来幹細胞です。完全な液体なのでプラセンタジェルよりも浸透しやすい特徴があります。ダーマペン施術直後には、ヒト由来幹細胞系の美容液も塗っています。
ヒト由来幹細胞とは、ヒトの皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞で、成長因子が豊富に含まれています。
幹細胞といっても、植物由来、動物由来、ヒト由来とそれぞれあります。植物と人とでは細胞の仕組みが違うため、植物プラセンタが、人間の肌に合うかは疑問です。
幹細胞系の美容液も、ヒト由来>動物由来>植物由来 と順位付けできるでしょう。値段も効果に比例していることが多いです。
ヒト由来幹細胞美容液には、完全に国内製品もあるので「海外製品には抵抗がある」という方にもオススメです。
いろいろとヒト由来幹細胞も美容液は試しましたが、リーベのモイスチャーローションはかなりよかったです。容器は安っぽいのですが、成分も豊富で気に入ってました。
LIEBE モイスチャーローション(高濃度生ヒト由来幹細胞)
ダーマペン後にも、ホホバオイルと合わせてたっぷりと利用しています。動画でも、リーベのヒト由来幹細胞についてご紹介しています。
ダーマローラーリポペプチドはセルフダーマ後にオススメ!
最後に「ダーマローラー リポペプチド」です。こちらは、ダーマローラー専用に作られた美容液で、ダーマローラーでスキンケアした後に利用しています。
ペプチドとは、アミノ酸が複数つながった状態の物質です。タンパク質になる前段階のものです。
タンパク質は、お肌の重要な構成要素です。なので、ペプチド成分が入った美容品を使えば、お肌を作ってくれる機能が期待できるのです。
ダーマローラーリポペプチドは、肌を構成するアミノ酸に加えて、肌のターンオーバーを活性化させるビタミンAも入っています。アンチエイジング効果も期待できます。
ダーマペンやダーマローラーを使った後に「なにか成長因子を塗りたいけど、何を使えばいいかわからない」という方にはオススメです。
※楽天でも購入できますが、個人輸入サイトの方が安いようです。
以上、成分表とコスパと使用感をまとめて3つ紹介しました。いくら成長因子系の美容液を試したからと言って、ランク付けするのは個人の感想です。
それでも、美容液は使ってみると違いがわかります。アホみたいな成長因子美容液でも、使ってみると「!!!」なんてこともよくあります。
最後に、成長因子だけのスキンケアでは蒸発してしまいますので、オイルで蓋をしてあげましょう。ホホバオイルとバイオイルがオススメです。
EGF(Epidermal Growth Factor)とFGF(Fibroblast Growth Factor)
余談ですが、成長因子(グロースファクター)の美容液ということで、一番名前が知られているのはEGF、FGFでしょう。
EGF(Epidermal Growth Factor)とは、上皮成長因子と呼ばれる人間の体が本来持っている因子です。
体内で53個のアミノ酸から形成されるタンパク質の一種で、肌の表面や唾液や母乳にも含まれています。肌のターンオーバーを効率よく促す効果があり、シミ・たるみ・傷にも効果的です。
また、EGFと類似した商品として、FGF(Fibroblast growth factor)というものがあります。日本語名だと、線維芽細胞増殖因子と呼ばれています。
線維芽細胞とは、皮膚の真皮層の中にある、肌を生み出す細胞のことです。この細胞を外部から、入れるというのだからFGFはかなり美容効果は高いはずです。
しかし、市販で買えるものは効果の加減も知れています。また、値段によってもピンキリなので期待しすぎるのはよくないです。「ただの化粧水だった…」こともよくありました。
「プラセンタエキスの方がEGFより美容効果が高い」とは一概に言えません。濃度も違うし、他にどんな成分が配合されているかもわかりません。
正直、美容液は使わないと効果がわかりません。これからも、成分を解析しながらも自分の肌の様子を観察していこうと思います。
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