凹凸クレーター肌を治療するのに、美容皮膚科やクリニックでも成長因子(グロースファクター)美容液はよく使われています。
しかし、成長因子(グロースファクター)でニキビ跡・クレーター肌は本当に治るのでしょうか?また、成長因子でも種類によって効果に違いがあるのでしょうか?
わたしは、セルフでニキビ跡・クレーター肌を治療してきました。この記事では、成長因子を肌に1年間塗り続けた結果をご紹介します。
キヨキヨ
成長因子(グロースファクター)をクレーター肌に1年間塗りつづけた結果
まず、成長因子(グロースファクター)美容液を肌に1年間塗りつづけたビフォーアフター画像をお見せします。

成長因子(グロースファクター)を1年間塗った結果
ビフォーの画質が粗いのでわかりにくいですが、成長因子を塗り続けたことでクレーター肌が改善しています。
ほっぺたの凹凸は深いのでいまだに目立っていますが、浅いクレーターは1年間で改善しました。
また、肌質がすごく改善しているのがわかります。スキンケアは成長因子(グロースファクター)以外にも使っていますが、肌質改善において成長因子の効果を大きく感じています。
こちらは、こめかみのビフォーアフター画像です。ビフォーに見える凹凸がキレイになっていることが見て取れます。

こめかみのクレーター肌
しかし・・・クレーター肌は成長因子(グロースファクター)の美容液でキレイになったわけではありません!
成長因子(グロースファクター)も補助的にクレーター肌を治すのに一躍担ってくれています。が、、、成長因子の美容液を塗ったところでクレーターは治りません。
では、次に何をすることでクレーター肌が改善したのか、成長因子(グロースファクター)の効果の限界を解説していきます。
成長因子(グロースファクター)美容液でクレーター肌は治るのか?
結論からいうと、成長因子(グロースファクター)だけを塗ったところでクレーター肌は治りません!ダーマペンと併せて使うことで、クレーター肌が改善されます。
成長因子は細胞の活性化を促すので、治りかけのニキビ跡には効果が期待できます。しかし、すでに凹みになってしまったニキビ跡は成長因子だけで治りません。
それは、クレーター肌が「傷跡」だからです。炎症が引いたのに陥没してしまったニキビの跡には、レーザーやダーマペンなどの外科的な治療が必要になります。
成長因子(グロースファクター)がクレーター肌治療に使われる理由は、ダーマペンやレーザーと相性がいいからです。成長因子は、オプションであり根幹的な治療ではありません。
ダーマペンを例にすると、細い針を肌の中に刺すことで傷が生まれます。そこに成長因子を通すことで、肌の細胞の修復を促してあげる効果が期待できます。

ダーマペンでクレーター肌が治り仕組み
ダーマペンで、クレーター肌になってしまった凹みのある細胞を一度破壊します。そして、細胞が新たに再生する過程に成長因子の美容液を肌に通してあげるのです。
わたしも、セルフダーマペンなどの治療と一緒に成長因子(グロースファクター)美容液を使ってきました。施術した直後からダウンタイムまで、傷がある状態のときに使います。
成長因子だけ塗っても効果はないので、必ずダーマペンの後に塗りましょう。
キヨキヨ
衛生面を考慮して、針は毎回交換する必要があります。クレーター肌治療でダーマペンを使うのであれば、12本の針が深く刺さりやすいのでおすすめです。
セルフダーマペンに関する詳しい記事はこちら↓

成長因子はダウンタイム中にも使える!
クリニックでは施術後にだけ成長因子を使いますが、ダウンタイム中もまだ肌が生まれ変わっている最中です。
特に、真皮層の細胞は治るのが遅いので、成長因子を塗ることは術後数週間ほどは効果が期待できます。
また、成長因子(グロースファクター)美容液は、肌のキメを整えます。クレーター肌治療だけではなく、普段のスキンケアにも活躍しれくれます。

最近使っている成長因子美容液
キヨキヨ
成長因子(グロースファクター)美容液のオススメランキング!
今まで、成長因子の美容液・マスクを数十種類は使ってきましたが、その中からコスパ・美容効果からマイベストを紹介します。
大事なのは、レーザーやダーマペンなどクレーター肌治療をしっかりとすること。成長因子は、クレーター肌治療で補助的に使われるものです。
美容液やマスクに何万円も使うくらいであれば、治療にお金を使ってください。その方が、クレーター肌は治ります。ここでは、コスパがいいものだけをピックアップしました。
1、ヒトプラセンタジェル成長因子界最強
今まで使った成長因子(グロースファクター)美容液で1番よかったのはプラセンタジェルです。今でも毎日使っています。
プラセンタとは、胎盤のことです。胎盤にはへその緒を通して栄養・成長因子が豊富に含まれているといわれています。
市販で売られているプラセンタエキス配合の美容商品は、植物や動物(馬や豚)の胎盤から作られていることが多いです。
最近では、ヒトの胎盤を抽出した「ヒトプラセンタエキス」も注目されています。やはり、人間に効くのは人間から取った美容成分です。
もちもちする素晴らしい使い心地です。個人的には、ヒト由来幹細胞やEGFなどの美容液よりも気に入っています。

プラセンタジェルをクレーター肌に塗る
プラセンタジェルの使い方として、化粧水の後に薄く肌全体に塗ってあげます。化粧水→プラセンタジェル→オイル・クリームの順です。
セルフダーマペンの前・術後・ダウンタイム中にも使っています。コスパがいいので、普段のスキンケアでもよく使っている美容液です。
容器にも、「For the Treatments of Wounds(傷を治すために使用)」と書いてあります。なダウンタイムにも適した美容液で、クレーター肌治療との相性もいいです。
成長因子(グロースファクター)美容液は高額なものが多いですが、プラセンタジェルは値段も手ごろでオススメの美容液です。個人輸入サイトから購入できます。
5本以上買う場合は、こちらのサイトがお得です→プラセンタジェル
こちらの記事で詳しく解説しています。

ダーマローラーリポペプチドはセルフダーマペン後にオススメ!
次に、ダーマローラー リポペプチド美容液です。こちらは、ダーマローラー(ダーマペン)専用に作られた美容液です。
リポペプチドとは、アミノ酸が複数つながった状態の物質で、タンパク質になる前段階のもの。肌の構成要素なので、クレーター肌治療の後に使うと効果を期待できます。
ダーマローラーリポペプチドは、皮膚を構成するアミノ酸に加えて、細胞のターンオーバーを活性化させるビタミンAも入っています。アンチエイジング効果も期待できます。
ダーマペンやダーマローラーを使った後に「なにか成長因子を塗りたいけど、何を使えばいいかわからない」という方にはオススメです。
※楽天でも購入できますが、個人輸入サイトの方が安いようです。
こちらの記事で詳しく解説しています。


ダーマローラーリポペプチド
ダーマペン中に塗れる成長因子美容液
最後に、セルフダーマペンをしている最中にオススメの美容液を紹介します。カイエイジのSPエッセンスです。
ヒトプラセンタは、ジェルです。リポペプチドは、クリームです。対して、SPエッセンスは水分が多いので、肌の深部にも浸透しやすい特徴があります。
プロテオグリカンという鮭からとれる高級美容成分が含まれています。実際に、クリニックや美容皮膚科でも使われているブランドです。実際に使ってみてよかったです。
少し値段が高いので日常的なスキンケアには使いにくいですが、セルフダーマペンの施術中に使う美容液の中では一番よかったです。amazonでも販売されています。

カイエイジのSPエッセンス
以上、美容成分とコスパ、使用感をまとめて3つだけ紹介しました。他にも、いい成長因子(グロースファクター)美容液があれば教えてください!
また、成長因子は美容液です。放置すると美容成分も蒸発してしまいますので、オイルで蓋をしてあげましょう。傷跡にも定評があるバイオイルがオススメです。
これらの成長因子(グロースファクター)美容液はすべてセルフダーマペンの後に使ってきたものです。
グロースファクターだけを塗ったところでクレーター肌は治りません。セルフダーマペンなど、外科的な処置をした後に成長因子も併せて使ってください。
セルフダーマペンの使い方↓

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