ダーマローラーを頭皮に使う3つの危険性とは?セルフ薄毛治療でも安全に使う方法!

ダーマローラーを頭皮に使う3つの危険性とは?セルフ薄毛治療でも安全に使う方法!

ダーマローラーを頭皮に使うセルフ育毛治療が世界中で人気です。

クリニックに毎回通わずともホームケアで行える手軽さとデータに裏付けされた大きな育毛効果が話題を呼んでいます。

しかし、日本では美容グッズであるダーマローラーに対する偏見が多く「危険」だとする認識が海外と比べて異常に高いです。

効果があるものにはリスクがあります。しかし、使うダーマローラーや使い方に気をつければそのリスクも極力下げることができます。

この記事では、ダーマローラーを3年以上頭皮に使ってきたわたしが、危険性の真実と安全な使い方についてご紹介します。

おすすめのダーマローラー↓

ダーマローラーを頭皮に使った経過と効果↓

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ダーマローラーの育毛効果とは?

まず、頭皮にダーマローラーを使うことでの育毛効果について解説します。

ダーマローラーとは?

ダーマローラーを頭皮に使うと細い穴が無数に空くので、ミノキシジルなどの発毛成分を奥に浸透させることができます。

ダーマローラーに発毛機能があるというよりも、ミノキシジルの発毛力を高めるものとして機能します。

肌の表面=表皮(角層)は外部からの刺激から肌を守るためにバリア機能が働いています。すべての成分が肌の奥まで浸透するわけではありません。

そこで、ダーマローラーという無数の針で構成される器械を使ってあげることによって、ミノキシジルの効果をより奥まで浸透させ発毛効果を高めます。

ダーマローラーの針

ダーマローラーの針

ダーマローラーの育毛効果

ダーマローラーは「ミノキシジル育毛剤の効果を高めるもの」として認知されていますが、ダーマローラーだけでも育毛効果があるとも考えられます。

針を頭皮に刺すこと自体が肌への刺激です。皮膚への刺激は、細胞を活性化させるので育毛への効果があるといわれています。

最近ダーマローラーは育毛用で頭皮に使うことが注目されていますが、元々はスキンケアとして顔に使うものとして知られていました。

針を皮膚(頭皮)に刺すことで、肌の内部の線維芽細胞を刺激します。肌の内部から成長因子を分泌させます。

ダーマペンでクレーター肌が治る仕組み

ダーマローラーの美容効果と仕組み

美容に疎い方が「ダーマローラーは頭皮に穴を開けるだけの器具」と言いますが、マイクロニードリングとして穴を開けることで起こる美容効果を知らない人が多いです。

ダーマローラーで肌の内部を活性化させることで、成長因子を分泌させて育毛効果が高まると考えられます。

MEMO

例えば、ドラッグストアなどで売られている育毛剤の有効成分として「ショウガエキス」や「唐辛子エキス」があります。

これらは、食べ物の名前からも連想できるように、刺激を皮膚に与えることで育毛を促す商品です。刺激で細胞を活性化させることで、育毛効果を期待できます。

育毛ダーマローラーのデータ

ダーマローラーの育毛・発毛効果は、科学的なデータも存在します。

「ミノキシジルだけを塗ったグループ」「ミノキシジル+ダーマローラーを使ったグループ」に分けて、平均28.6歳のAGA進行中の男性100人の育毛過程を検証しました。

4か月(12週間)後には、ダーマローラー+ミノキシジルグループの方が毛の量が平均して増えていたそうです。

ダーマローラーの薄毛治療

ダーマローラーで育毛効果が上がる

上の画像にあるように、赤の線がミノキシジルのみ緑の線がダーマローラー+ミノキシジルです。

ミノキシジルだけでも育毛効果はありますが、ダーマローラーで育毛効果はさらに上がっています。ミノキシジルの発毛速度を増加させる働きがデータとしてあります。

より詳しく知りたい方は、以下の論文を参考にしてみてください。(全文英語)参照:A Randomized Evaluator Blinded Study of Effect of Microneedling in AGA

つまり、ダーマローラーでミノキシジルの育毛効果が倍増するということは正しいといえるでしょう。ダーマローラーで育毛効果がない、ということは考えにくいです。

ダーマローラーは科学的なデータに基づき、世界的に認知されている育毛方法の1つです。

より詳しい効果・経過は以下の記事でも紹介しています。

キヨキヨ

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ダーマローラーを頭皮に使う3つの危険性とは?

ダーマローラーの育毛効果が高いことは分かりましたが、頭皮に使うのは危険なのでしょうか?

使い方次第ですが、ダーマローラーを頭皮に使う上で3つの危険性があります。

  • 頭皮を傷つける危険性
  • 感染症の危険性
  • ミノキシジルの副作用を増やす危険性

以下、順番に解説します。

ダーマローラーで肌を傷つける危険性

まず、ダーマローラーは針を肌に傷つけるものです。

ダーマペンやフラクショナルレーザーでと同じく、肌に傷をつけることで美容・育毛効果を高めるもの。その行為自体が、肌の表面を傷つける危険性があります。

ただ、ダーマローラーにも長さがあります。1ミリ以上の真皮層まで届くダーマローラーでは出血も起こり得るものですが、0.2ミリ程度の短い針であれば毎日使うこともできます。

軽い擦り傷がすぐに回復するように、ダーマローラーの傷もすぐに修復します。「ダーマローラーは肌を傷つける」と言っても、針の長さ次第で危険性も大きく変わります。

MEMO
ダーマローラーは「マイクロニードル」と呼ばれる髪の毛より細い針を頭皮に刺す美容グッズです。極力、肌を傷つけない設計になっています。「針」と言っても、画鋲や裁縫針よりもずっとずっと細いものです。

ダーマローラーで感染症が起こる危険性

ダーマローラーは針を肌に刺すものなので、場合によっては感染症になる危険性もあります。

不要なリスクを避けるため、ダーマローラーを頭皮に使う際は必ず消毒してください。家庭でできる最大の消毒は煮沸消毒です。熱湯にかけるだけでも消毒できます。

また、針が古くて錆びてしまうと感染症のリスクも上がります。使う頻度にもよりますが、2〜3ヶ月に1回は交換した方が危険性を減らせます。

感染症のリスクも、針の長さ次第で大きく異なります。長い針ほどあらゆる危険性が高まります。

ダーマローラーは針を刺すものなので、肌が傷つくのは当たり前です。リスクを承知の上で、しっかりと対策することが大切です。

消毒・交換であれば、気をつければできることです。ホームケアなので、危険性を増やさない心がけをしましょう。

キヨキヨ

ミノキシジルの副作用が高くなる危険性

最後に、ミノキシジルの副作用が高くなる危険性があります。ダーマローラーを頭皮に使う一番のリスクはこれです。

ダーマローラーは頭皮と実験データの中でも、ダーマローラーはミノキシジルと必ず併用されています。

ダーマローラーはミノキシジルなどの育毛剤・発毛剤の効果を上げるものです。効果も上がる分、副作用のリスクも高くなります。

ミノキシジルは血管を広げて血圧を下げる「降圧剤」として開発された薬です。飲み薬だと、心臓や血管に負担がかかる副作用が多数報告されています。

塗り薬は、飲み薬と比べてそこまで重大な副作用は聞きません。大正製薬の「リアップ」やアンファーの「ミノキ5」でも、大手企業でも塗り薬は販売されています。

ただ、もしミノキシジルを頭皮に塗って異常を感じた方は、その副作用が高まる危険性があります。ダーマローラーを使わない方がいいかも知れません。

対して、ミノキシジル発毛剤などで副作用を一切感じていないのであればダーマローラーを試してみる価値はあると思います。試して合わなかったら中止するのが賢明です。

治療には必ずリスクが伴うものです。塗り薬なので命に関わるような重大な危険性は考えにくいですが、何か異常を感じたら使用を中止してください。

おすすめできないダーマローラー

おすすめできないダーマローラー(中華製)

ダーマローラーを頭皮に安全に使う方法とは?

では、以上3つの危険性を知った上でダーマローラーを安全に使う方法をいくつかご紹介します。

  • 医療用ダーマローラー(正規品)を使う
  • ダーマローラーを消毒・交換する
  • ミノキシジルを使わない

医療用ダーマローラー(正規品)を使う

ダーマローラーには色々な種類があります。針の長さも違ければ、ブランドも違います。

「ダーマローラーは使ってみたいけど正規品を使いたい」ということであれば、ドイツ製の正規品ダーマローラーもあります。

ダーマローラージャパンで販売されているもので、ドイツで作られているオリジナルモデルです。

ダーマローラージャパン正規品

ダーマローラー正規品

正規品のダーマローラーはあえて針の本数を少なくすることで、肌に対して針がまっすぐ刺さる設計にされています。肌を傷つける危険性を極力減らせています。

ダーマローラーの危険性 正規品

ダーマローラーの正規品は傷が少ない

針の長さは0.2〜0.3ミリと短めになっています。頭頂部に使う時は髪の毛が邪魔をするので、髪の毛をかき分けながら使ってください。

公式:ダーマローラー正規品

ダーマローラー正規品は楽天市場でも購入できます。

MEMO
他の種類のダーマローラーで効果がないわけではありませんが、こちらは医療用ダーマローラーで危険性を減らした設計となっています。なるべく安全にダーマローラーを使いたい方におすすめです。

ダーマローラーを消毒・交換する

また、ダーマローラーを消毒することで肌トラブルのリスクを減らすことができます。

ダーマローラーの消毒方法として、1番効果的な方法が「煮沸消毒」です。熱湯をかけることで、除菌することができます。

ダーマローラーを煮沸消毒をする

ダーマローラーを煮沸消毒する

また、毎回煮沸消毒するのは手間になるので、ダーマローラー専用のクリーナーもあります。

普通の消毒液だとアルコールが入っているので、肌荒れの原因となります。ダーマローラークリーナーには、アルコールが入っていないので使用直前にも消毒できます。

ダーマローラークリーナーは、ドイツのダーマローラー社で販売されているものです。

先ほど紹介したダーマローラー正規品とセットで販売されています。ダーマローラーは、使用前の消毒がマストです。

公式:ダーマローラー正規品

ダーマローラー正規品は楽天市場でも購入できます。

ダーマローラーの危険性 消毒

ダーマローラーとクリーナー

ダーマローラー後にミノキシジルを使わない

先ほど、ダーマローラーを使う最大の危険性はミノキシジルの副作用を高めることだと言いました。

実は、ミノキシジル以外にも発毛効果がある成分はいくつかあります。その代表的な成分が、「アデノシン」です。

アデノシンは、脱毛症診療ガイドラインにもミノキシジルに次いで発毛効果が期待できる成分として記載されてあります。評価はBランクです。

アデノシンの発毛効果

アデノシンの発毛効果

ミノキシジルの危険性を感じたくないということであれば、アデノシンが配合された育毛剤(発毛剤)を使うのもおすすめです。

ダーマローラー正規品と一緒に販売されているヘアローションにもアデノシンが配合されています。

ダーマローラーヘアローション

ダーマローラーヘアローション

ヘアオイルとしても使いやすかったので、ダーマローラー正規品と一緒に使うのもおすすめです。

ダーマローラー社で販売しているものは、どれもダーマローラーの特性を活かしたものです。危険性を減らす設計になっているので使ってみてください。

公式:ダーマローラーヘアローション

ダーマローラーヘアローションは楽天市場でも購入できます。

ダーマローラーを頭皮に使う危険性まとめ

最後に、ダーマローラーでしっかりと発毛させたいのであればリスクがあることを理解しましょう。

針を頭皮に刺すものなので、肌を傷つけることは間違いありません。ただ、しっかりと毎回消毒していれば感染症などは気にしなくていいとは思います。

また、本気でダーマローラーでしっかりと発毛させたいのであれば針は長ければ発毛効果が高まります。

先に紹介した正式ダーマローラーの針の長さは、0.2ミリです。正直、0.2ミリでどこまで発毛するかはわかりませんし、頭頂部に使うのは難しかったです。

ダーマローラーでの発毛効果を実感するには0.5ミリ以上の方がわかりやすいです。実験データでのダーマローラーは1.5ミリのものを使っています。

おすすめのダーマローラー↓

ダーマローラーを頭皮に使った経過と効果↓

毎日頭皮にダーマローラーしたら育毛効果がヤバかった。ミノキシジルとの使い方・頻度まで徹底解説!毎日頭皮にダーマローラーしたら育毛効果がヤバかった。ミノキシジルとの使い方・頻度まで徹底解説!

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