ダーマローラーは、世界中で多くの人に愛用されている美容効果の高いスキンケアグッズです。
もともとは美容クリニックでのみ使われていましたが、手軽なのに肌がキレイになるので自宅でセルフでも使えるようになりました。値段が安いのに美肌効果が高い=コスパの良さも人気に火がついている理由です。
一方で、手軽ではありますが使い方には気を付ける必要があります。特に、ダーマローラーは針を肌の中に刺すものなので消毒方法には一層の注意が必要です。
英語で海外での文献やブログなどもチェックしていますので客観的に正しい消毒方法を紹介できます。
キヨキヨ
おすすめのダーマローラー(0.5ミリがベスト)↓
ダーマローラーにおすすめの消毒液とは?
まず、ダーマローラーにおすすめの消毒液は何があるのでしょうか?
時々、マキロンを使っているひともいるようですが、ダーマローラー専用の消毒液があるのでそちらを使いましょう。
ダーマローラー専用の消毒液とは?
消毒液にも色々と選択肢はありますが、一番おすすめしたいのはダーマローラー専用の消毒液『ROLLER CLEAER』です。
こちらは、ダーマローラーを自宅でも使用するために作られた専用の消毒液です。ふつうの消毒液と違うのは、アルコールが入っていない消毒液だということです。
殺菌成分には、フェノキシエタノールが配合されています。エタノールあとありますが、いわゆる「アルコール」とは違い、殺菌・防腐剤として化粧品によく使われる成分のひとつです。自然界に天然物として存在する成分でもあります。
こちらの消毒液を使えば、消毒後にダーマローラーを使っても肌がアルコールでかぶれたり赤くなったりする心配もありません。
ダーマローラーを使う前提に成分が構成されていますので、セルフダーマローラーをする上で最もおすすめの消毒液と言えるでしょう。
※ダーマローラークリーナーは現在単体では販売されていません。
マキロンでもイソジンでも消毒効果はありますが、その後に肌に針を刺すということを忘れないでください!
ダーマローラークリーナーでの消毒方法
では、ダーマローラー専用消毒液の使い方をご紹介します。
- ダーマローラーのヘッド部分をお湯で流す(Rinse the roller head after application using warm, running water.)
- ダーマローラーを振る(Shake the Roller)
- ダーマローラーのヘッド部分に4回違うアングルで消毒する(Spray four times at each angle onto the roller head.)
- ダーマローラーを振り、自然乾燥させる(Shake dry again afterwards and let air dry. )
こちらは、ROLLER CLEAERの公式ページの使い方を参考にしています。原文に忠実に、紹介しました。
1番にあるように、ダーマローラーを使う前に水・お湯でしっかりと洗い流すことを覚えておいてください。針についた汚れを落とすためです。
こちらのブランド『Dermaroller』は、ダーマローラー専用のマスクや美容液(リポペプチド)なども販売しています。ダーマローラーに特化したコスメが人気です!
ダーマローラー専用美容液に関する記事はコチラ↓
ダーマローラーリポペプチドのベストな使い方&知られざる美容効果とは?ダーマローラーの安全な消毒方法とは?
次に、ダーマローラーの安全な消毒方法について解説します。先ほどの消毒液を使う方法は、ダーマローラーを使う前の消毒方法です。さらに何回も使うとなると、より入念な消毒方法が必要となります。
セルフダーマローラーの安全な消毒方法は、
- ダーマローラーを熱湯消毒する
- きちんと乾燥させてから蓋にしまう
- (使用前に)消毒液を使う
となります。
このように、消毒にも2種類あります。「熱湯を使った消毒」と「消毒液を使った消毒」です。熱湯消毒(煮沸消毒)について説明します。
ダーマローラーは熱湯消毒(煮沸消毒)も大事!
自宅でできるもっとも安全な消毒方法に「煮沸消毒」があります。沸騰した熱湯で消毒する方法です。
お湯を用意しないといけないので少し面倒ではありますが、毎回とまでいかなくても定期的な煮沸消毒は必要です。アルコールや消毒液だけで充分と考えるひともいるかもしれませんが、熱湯消毒の方が殺菌性は高いです。
面倒臭いことはしなくていいので、お湯を沸かしてダーマローラーの上からかけたり、沸騰している鍋の中に針の部分を転がすなどしてください。大事なのは、針を熱湯に通すことです。
消毒する順番としては、熱湯消毒→消毒液です。
熱湯消毒+消毒液(クリーナー)と言う手順を踏めば、セルフでも最大限に安全にダーマローラーを使うことができます。
また、施術直後は熱湯消毒でしっかりと乾燥させてあげるだけで充分です。その後、再び使うときに消毒液で消毒してあげてください。ダーマローラー使用後に煮沸消毒、ダーマローラー使用前に消毒液を使い分けるのがいいでしょう。
ダーマローラーはアルコール消毒できる?
最後に、ダーマローラーは専用のクリーナーでないと消毒できないのでしょうか?アルコール消毒は可能でしょうか?
結論として、他の消毒液でも大丈夫です。それこそ、アルコール消毒やマキロンであっても殺菌効果があることには変わりません。
ただ、アルコール消毒をした後にダーマローラーを使うと、肌に対して余計な刺激となってしまいます。エタノールが入った化粧品で肌荒れを起こす人はとても多いです。
なので、アルコール消毒をしたいという場合は、ダーマローラーの使用後にしましょう。使用前の消毒には、アルコールは使わない方がいいです。
新しく専用のクリーナーを購入するのがもったいないと言う方は、いま自宅にある消毒液も利用できると思います。
ダーマローラー用に消毒液を新しく買うのであれば、ダーマローラー専用クリーナーを使うのが無難だと思います。
キヨキヨ
オススメのダーマローラーは0.5ミリ!
育毛でもスキンケアでも、オススメのダーマローラーの針は0.5ミリです。
0.5ミリより長い針だと痛みもあるし出血を伴うリスクもあります。また、0.5ミリ以下だと、なかなか目に見える美容効果を感じにくいのが現状です。
スキンケアでは0.25ミリの短い針も人気ですが、せっかくなので少しチクっとしますが表皮の奥まで針が刺さる0.5ミリの長さを試してみてほしいです。
特に、こちらのチタン製のダーマローラーが一番おすすめです。何十個も試してきていますが、頑丈でさびにくいなどの特徴があります。ダーマローラーは、楽天市場で買えるものを使ってください。
おすすめのダーマローラー(0.5ミリがベスト)↓
0.25mm のダーマローラーであれば、アイハーブでも購入できます。値段も安いし、使いやすいので0.25ミリであればこちらがおすすめです。
ダーマローラーを使い捨てない理由は?
最後に、そもそも論をします。ダーマローラーは、使い捨てるべきなのでしょうか?
同じマイクロニードル療法として、ダーマペンと言うものがあります。ダーマペンは、針を簡単に交換できるので、施術ごとに針だけを使い捨てることができます。
対して、ダーマローラーは針と本体を分離することができません。ダーマペンのように針だけを交換するのは難しく、1回で使用済みにするのであれば使い捨てなければいけないのです。
正直、安全面や衛生面の観点から言えば、ダーマローラーも毎回使い捨てるほうがいいです。それは、ダーマペンの針に限ったことではなく、ダーマローラーも一緒です。
しかし、ダーマローラーを毎回使い捨てると出費が重なってしまいます・・・。
自宅で低価格で使えることが魅力なのに、毎度2000円から3000円ほどお金がかかると魅力も失せます。(それでも、美容外科で施術するよりはずっと安いですが)
一方で、ダーマローラーはダーマペンのように長い針でクレーター肌を治療する目的と言うよりも、簡単なスキンケアや育毛目的で使われることが多いです。施術で出血したり皮膚が付くようなこともありません。
ダーマペンの使用後は、皮膚や出血が針に付きます。消毒液を使わずとも、使い捨てる方が衛生的に安全なのです。
ダーマローラーは、そこまでヘビーな使い方はできません。しっかりと消毒をすれば、1ヵ月や2ヶ月は使い続けることができます。その分、消毒は毎度徹底するようにしてください。
ダーマローラーの注意点として、曲がってしまった針を肌に刺すと、かえって肌を傷つけてしまいます。
交換頻度の目安はありませんが、施術時に普段よりも痛みが強いと感じたら、針に問題が起きているかもしれません。その時は躊躇せずに、新しいものに交換してください。
キヨキヨ
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