セルフダーマペンにおすすめの成長因子はどんなものがあるのでしょうか?
成長因子にもいろいろな種類がありますが、数千円~数万円までとピンキリです。中には、大した成分も入っていないのに高額な成長因子もあります。
成長因子選びには、「成分をしっかりと見ること(成長因子が本当に入っているか)」「値段に見合っているか」が重要です。
この記事では、セルフダーマペンと相性のいい成長因子をコスパ・美容効果が高いものだけを5つ紹介します。
セルフダーマペンをはじめて3年以上、計100回ほどしていますが、あらゆる成長因子を試してきました。
ゴミのような製品もたくさん使ってきましたが、その中からほんとうによかったものだけを厳選してご紹介します。
キヨキヨ
動画でも紹介しています!
なぜセルフダーマペンに成長因子が必要なのか?
まず、なぜダーマペンに成長因子が必要なのでしょうか?
成長因子とは?
成長因子(グロスファクター)とは、細胞の分化を促進させるようなタンパク質の総称です。増殖因子などとも呼ばれます。
わたしたちの体をつくるために必要な「ヒト成長ホルモン」ですが、思春期をピークとして下降し、20代後半には急激に下がるといわれています。この頃から、肌の酸化・老化が激しくなります。
そこで、美容の分野でも、成長ホルモンを活性化させる成長因子の成分が使われ始めました。
ダーマペンと成長因子の関係
成長因子は、肌のハリ・ツヤの基盤となるコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどを増やすことができます。
特に、ダーマペンで針を真皮層まで刺すと、成長因子を直接細胞内へと届かせることができるのです。ダーマペンだけでも細胞内に成長因子を生み出しますが、そこに美容液を加えて美肌効果を倍増させることができます。
また、成長因子は傷の修復・色素沈着を予防する効果もあります。ダーマペンの施術での傷跡・色素沈着を予防し、ダウンタイムを短くするはたらきも期待できるのです。
ダーマペンに成長因子を使うメリット
ダーマペン(マイクロニードリング)治療と成長因子を組み合わせることのメリットは、以下の通りです。
- 美容効果が高まる: マイクロニードリングが皮膚の再生を促す効果と合わせて、成長因子が皮膚の細胞増殖や新しい組織の形成をサポートすることで、シワや毛穴の問題、皮膚の弾力やテクスチャの改善に対する効果が高まります。また、成長因子はコラーゲンやエラスチンの生成を促進するため、皮膚のハリや弾力の向上にも寄与します。
- ダウンタイムが短くなる: 成長因子の皮膚修復能力により、ダーマペン治療後の赤みや腫れなどのダウンタイムが短縮される可能性があります。これにより、日常生活に早く戻ることができるとともに、治療後の瘢痕や色素沈着のリスクも軽減されます。
- 高い浸透率: マイクロニードリングによって皮膚に開けられた微細な穴は、成長因子が皮膚の深部まで浸透するのを助け、その効果を最大限に引き出す可能性があります。
成長因子をどこのクリニックも使っているには、きちんとした理由があります。刺激も少なく肌の再生力もアップさせるので、ダーマペンとの相性が抜群なのです。
キヨキヨ

ダーマペン直後の顔
セルフダーマペンにおすすめの成長因子美容液7選!
「成長因子」という名前が書いていれば、なんでもダーマペンにおすすめなわけではありません。
特に、市販で格安で売られている美容液は、成長因子自体がほとんど入っていないものも多いです。ダーマペン後に使うには、ペプチドやプラセンタエキス、EGF・FGFなど肌再生に特化した成分が重要です。
その中で、セルフダーマペンにおすすめできる成長因子を7つ紹介します。
- ダーマヒールHSR
- BENEVハイロドゲルマスク
- ヒトプラセンタジェル
- ダーマローラークールマスク
- ダーマローラーリポペプチド
- BIHAKUEN リバイタルセラム
- ダーマソリューションセラム
です。
おすすめ順に並べているので、順番に解説していきます。
セルフダーマペンにダーマヒールがおすすめ
ダーマペンに1番おすすめできる成長因子はダーマヒールです。
成長因子の種類が豊富で圧倒的です。多くのクリニックでも使われていて、ダーマペンといえばダーマヒールです。
ダーマヒールは、成分的にみても他の成長因子と比べても圧倒的です。1つあれば製品として成り立つような成分が、「これでもか!」というくらい入っています。

ダーマヒールの成分 豊富すぎる…!
ダーマペンの成長因子としては一番有名な美容液かもしれません。成分的に素晴らしく、ダーマペンの効果を最大化させたいならダーマヒールがベストです。
セルフダーマペン中にダーマヒールを塗れば、まさに自宅で「ヴァンパイアフェイシャル」ができます。

ダーマペンにダーマヒール
ダーマヒールは高価なものなので、施術中・施術後の利用だけでもいいです。
たくさん使う必要はなく、一度に一本使いましょう。
キヨキヨ
Youtubeでも紹介しました。
セルフダーマペンにBENEVがおすすめ
BENEVは、スキンケア製品のブランドの一つで、高品質の成分を使用しており、その中には皮膚の修復や再生をサポートする成分も含まれています。
美容クリニックの成長因子として圧倒的な人気を誇るのがBENEVです。顔だけではなく、薄毛ケアとして頭皮に使われることもあります。
その中でも、ハイロドゲルマスクはダーマペン4の後に使われることの多いマスクです。自宅でも、美容皮膚科のような効果が再現できると評判です。
ダーマペンの治療後、皮膚が敏感になっている可能性がありますので、その後に使用するスキンケア製品は慎重に選ぶ必要があります。BENEVのマスクは質感もいいので、肌に優しく利用できます。
BENEVの製品は高品質であり、特定の製品は皮膚の再生や修復をサポートする成分を含んでいるため、ダーマペンの治療後のアフターケアとして適してます。

セルフダーマペンにBENEV
セルフダーマペンにヒトプラセンタジェルがおすすめ
セルフダーマペンにおすすめできる美容液はヒトプラセンタジェルです。高級な成長因子なのに値段が安いです。
成長因子美容液は、値段が高いものが多いです。数万円するものも多く、数千円で購入できるものは成分として弱いものがほとんどです。
そんな中、プラセンタジェルには「ヒトプラセンタ」という成分因子の中でも上位成分が1%も含まれています。成分量がしっかりと記載されている美容液も珍しいです。
また、値段もまとめ買いで購入すると1本1000円以下で購入できます。量はそこまで多くありませんが、成長因子の中では圧倒的なコスパのよさです。

ヒトプラセンタジェルのまとめ買い
また、プラセンタジェルは傷跡を治すために使われている成長因子なので、ダーマペンで肌を傷つけた後に使うのにも最適です。毎晩塗るだけで、ダウンタイムも短くなりました。

ヒトプラセンタジェル:傷跡に効果あり
プラセンタジェルだけの利用でも美容効果は見込めますが、セルフダーマペンの後に塗ることでより肌の質を改善することができます。値段が安いので、施術後だけではなくダウンタイム中にもたっぷり塗れるのがうれしいです。
今まで使ってきた成長因子の中で、セルフダーマペンと一緒に使うのであればプラセンタジェルが一番おすすめです。個人輸入に抵抗がなければ、ぜひ一度は使ってみてほしいものです。
こちらのサイトがお得です→プラセンタジェル

セルフダーマペンにプラセンタジェル
プラセンタジェルは塗るだけでもニキビ跡、くすみ、シワ、毛穴の引き締めなどにも効果があります。肌の水分量が上がるので、日用的にも使いやすい美容液です。
実際に、ブログやYouTubeでも、ほとんどの人がセルフダーマペンとプラセンタジェルの組み合わせを利用しています。
わたしもYouTubeのコメント欄で紹介されて以来、ずーっと愛用しています。
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セルフダーマペンにクールマスクがおすすめ
セルフダーマペンにおすすめの成長因子パックといえば「ダーマローラークールマスク」があります。
クールマスクは、ダーマローラーの会社が製造したダーマペン後にも使いやすい専用のパックです。
※楽天市場でも販売されていますが、割高となっています。
クールマスクのいいところは、パックであるということです。冷蔵庫に保管したり、パックの上から保冷剤を当てることで冷却鎮痛効果が得られます。
成分的には、ヒトプラセンタジェルやダーマヒールには劣りますが、
- ダーマローラー専用に作られている
- パックだから冷却効果もある
という点がポイントです。
ダーマローラークールマスクの鎮痛効果をより感じたい方は、冷蔵庫に保管しておきましょう。ダーマペンをする前日の夜に冷蔵庫に入れておくのもおすすめです!

ダーマローラークールマスク
セルフダーマペン後は肌が敏感なので、マスクの摩擦でさえもできれば避けたいところです。
一方で、マスクは冷やすことで冷却鎮痛効果があるので、そちらのメリットも捨てがたい・・・。好みによります!
キヨキヨ

セルフダーマペンにリポペプチドがおすすめ
クールマスクと同じブランドからリポペプチドも出ています。
こちらは、成長因子が入ったナイトクリームです。ダーマローラー・ダーマペン後に使うことを目的とされて製造されています。
具体的な成分として、
- アセチルテトラペプチド-15…成長因子。真皮コラーゲンの合成を促したりアンチエイジング効果がある。
- パルミチン酸レチノール(ビタミンA)…皮膚の細胞のターンオーバーを促す効果がある。
- ルチン…毛細血管を強く丈夫にする作用がある。
などが配合されています。
成長因子は、アセチルテトラペプチド-15が入っています。6種のアミノ酸で構成されるペプチドと酢酸を反応させて得られる成分です。
リポペプチドは成長因子は配合されていますが、美容液ではなくてナイトクリームです。シアバターも配合されているので、もちっと粘りがあるのも特徴です。

ダーマローラーリポペプチド
ナイトクリームなので、夜だけの利用となっています。実際に、ビタミンAが配合されていて刺激も少しあるので日中の使用は避けてください。
クリームなので、成長因子の美容液を塗った後にも使えます。プラセンタジェル→リポペプチドで、セルフダーマペン後のスキンケアは完璧です。

プラセンタジェルとリポペプチド

ダーマペンに BIHAKUEN セルリバイタルセラムがおすすめ
最後に、あまり知られていませんがBIHAKUENのセルリバイタルセラムの成長因子美容液をご紹介します。
こちらは、トレチノイン・ハイドロキノンで有名なBIHAKUENブランドの製品です。

BIHAKUEN セルリバイタルセラム
成長因子の成分として、
- ヒト脂肪細胞順化培養液エキス
- ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1
が含まれています。amazon・楽天などで販売されている成長因子よりも成分の質が良く濃度が高いのでおすすめです。
BIHAKUENのセルリバイタルセラムは、1回ごとに使い切りのカプセルタイプとなっています。
成長因子も時間が経つと、酸化して質も劣化してしまいます。なので、使い切りタイプの成長因子はすごくおすすめです。(ダーマヒールも使い切りタイプです)
セルリバイタルセラムはべたつきはほどんどなく、サラッとした使い心地になっています。患部だけなら1カプセル、顔全体に塗るなら2カプセル必要です。

サラッと濃縮されている
ダーマペンにダーマソリューションセラムはおすすめ?
最後に、ダーマソリューションセラムを紹介します。
現在では販売されていませんが、楽天市場でダーマペンを販売していた企業が手がけた成長因子セラム(美容液)です。
わたしも企業の担当者様から「一度使って見てほしい」とダーマソリューションセラムをいただいたこともあります。
成長因子としては、ヒト幹細胞エキス(EGF)が入っています。日本製なので、安心して利用できます。
おすすめしているブロガーさんも多いですが、他の成長因子製品と比較すると中身は普通です。国産でアマゾン・楽天でサクッと購入したい方におすすめです。

ダーマソリューションセラム
以上、セルフダーマペンと一緒にに使いたい成長因子をご紹介しました。美容液から、ナイトクリーム、クールマスクまでとさまざまタイプがあります。
セルフダーマペンにバイオイルがおすすめ
最後に注意してほしいのは、成長因子を塗ったあとは必ず保湿をしてください。ワセリン・オイルなど油分が高いものがおすすめです。
その中でも、バイオイルは傷跡・ニキビ跡に対しても効果が高いことで知られています。オイルで保湿力も高いですが、サラッとしているので使いやすいです。
保湿をするとセルフダーマペンの傷口も早くふさがります。普段以上に、保湿は徹底してください!
キヨキヨ

セルフダーマペン後にバイオイル
セルフダーマペンに成長因子は必要か?
最後に、セルフダーマペンに成長因子は必要かについて解説します。
結論として、成長因子は絶対に使った方がいいものですが、金銭的に余裕がないなら無理に購入しなくても大丈夫です。
成長因子は、ダーマペンの効果を倍増させるためのものと考えてください。セルフダーマペンの一回の効率を上げるので、あった方がいいことに間違いありません。
しかし、「成長因子が高いからセルフダーマペンできない」というのは大きな機会損失です。
高い成長因子を購入したくないなら、セルフダーマペンの回数を増やしましょう。ダーマペンの回数を重ねることで、肌がよりキレイになっていきます。
また、成長因子を無理に使わなくても保湿だけは徹底してください。ダーマペン後は、たっぷりと保湿することが大切です。
継続していくと、肌質が劇的に改善していきます。
キヨキヨ
セルフダーマペンにおすすめの成長因子まとめ
ダーマペン(マイクロニードリング)治療の後、成長因子を使用することで、皮膚の修復と再生をさらに促進することが期待されます。
以下は、ダーマペンにおすすめの成長因子に関するまとめです。
- 医療用成長因子: 皮膚科クリニックやエステティック施設で提供される、医療用の成長因子製品は純度が高く、効果的です。(ダーマヒール、BENEV、ヒトプラなど)
- EGF (上皮成長因子): 細胞の増殖と再生を促進することで知られ、皮膚の修復や若返りに効果的です。
- FGF (線維芽細胞成長因子): 線維芽細胞の活動を促進し、コラーゲンの生成をサポートします。
- 品質と浸透性: 信頼性のあるブランドやメーカーからの製品を選ぶことが重要です。成長因子の効果を最大限に引き出すためには、高い浸透性を持つ製品を選ぶとよいでしょう。
- 追加成分: 成長因子の他に、抗酸化成分、ヒアルロン酸、ペプチドなどの皮膚の修復や保湿をサポートする成分が含まれている製品がおすすめです。
- 保存と品質の維持: 成長因子は一般的には光や温度に敏感です。製品の指示に従い、適切な保存を心がけることで、品質を維持することが重要です。
ダーマペンをするなら、成長因子は絶対に使った方がいいです。成長因子もピンキリなので、きちんと成分表やブランド名を見て選んでください。
やはり、成長因子の成分としては、ダーマヒールやBENEVが最高峰です。これ以上のものは他にありません。
また、コスパで言うならヒトプラセンタジェルが圧倒的です。成分もいいのに値段が格安なので、コスパとしてはピカイチだと思います。
キヨキヨ
ダーマペン本体
ダーマペンの針
セルフダーマペンについて、以下の記事で詳しく説明しています。
セルフダーマペンに最低限必要なもの↓

セルフダーマペンのやり方↓

キヨキヨさんのYoutubeを観て、ダーマローラー0.5mmを始めました。プラセンタジェルも取り寄せて使っています。
私は唇と鼻の下との境目の傷の治療に使えるのではないかと始めました。プラセンタジェルの効果は知っていたのですが、それに加えてthe ordinary の アンチエイジング用の製品を試してみました。まだ短い期間ですが、レチノイドがかなり良いですね。
the ordinary Granactive Retinoids 2% がかなり効果があると思います。
キヨキヨさんのニキビの件ですが皮膚科で薬は処方されなかったのですか?
ありがとうございます!ダーマローラーとプラセンタジェルの組み合わせいいですよね。
レチノイドやトレチノインはかなり強力で効果が感じられやすいですよね。
わたしも皮膚科に行った時は、アダパレン(レチノイド)や飲み薬も処方していただくこともありました。しかし、普段からトレチノインとプラセンタジェルの組み合わせをよく使っているので、他の類似製品には手を出していないといった状況です。