ダーマペンを10回した肌の変化・経過を画像で比較してみます。
1.5ミリ以上の針を使うのであれば、ダーマペンの頻度は3週間~1カ月に1回が目安です。
10回のダーマペンであれば、最低でも半年~1年弱は時間がかかっていることがわかります。
果たして、ダーマペンを10回する価値はあったのでしょうか?
キヨキヨ
ダーマペン10回目の肌の変化とは?
まず、ダーマペン10回目の経過を画像でご紹介します。
こちらがダーマペンをする前と後のビフォーアフター画像です。

セルフダーマペン10回の経過
数年前にもなるのでカメラの画質も微妙だったのわかりにくいですが、肌はかなりキレイになったと思います。
このときから1年以上経過して、またダーマペンを再開して10回したときの経過画像です。

ダーマペン10回の経過
より鮮明になって見えますが、細かいクレーター肌が改善しているのがわかります。
右の画像は、一番初めから数えると数十回はダーマペンした結果です。肌は本当にキレイになりました。(※ほっぺたの色素沈着は、別の原因です。)
ダーマペンをやりまくればすぐに肌が改善するわけではありません。月1回の施術でも数年かけて肌質を改善させてきました。肌の治療で大事なのは、時間をかけることです。
ダーマペンをはじめて、大幅に肌が改善されたと感じるのは 5~6回目です。
他のブログ記事や海外のInstagram・Youtubeも見ていますが、ほとんどの人が5~6回目に劇的な効果を感じている様子です。
逆にいうと、1~2回目ではダーマペンの効果を強く感じないかもしれません。ニキビ跡・色素沈着はすぐによくなりますが、毛穴や凹凸などは時間がかかります。
こちらは、ダーマペンを3回したときの小鼻の黒ずみの変化です。

ダーマペンで小鼻がキレイになる!
ただ、鼻は皮脂が過剰分泌されやすく毛穴が開きやすい部位となっています。
ダーマペンでキレイになっても、いつかは再発してしまうのが毛穴の開きです。いちご鼻やすり鉢毛穴に悩んでいるのであれば、定期的にダーマペンをすることが大切です。
細かい凹凸、くすみ・ニキビ跡・毛穴の開き・いちご鼻などなど・・・ダーマペンを10回したことで得られた美容効果は計り知れません。
費用を抑えるのであれば、セルフダーマペンがおすすめです。長年かけて考えた効率的で痛みも少ない方法もご紹介しています。
ダーマペンの使い方について↓

ダーマペン10回目で治療できること
では、ダーマペンを10回することで治ること・治らないことをまとめてみます。
ダーマペンを10回して感じた効果として、
- 浅いクレーター肌
- 開いた毛穴
- 肌のくすみ・シミ
- 色素沈着
- ほうれい線・シワ
- 肌質の改善
があります。
まず、ニキビ跡、色素沈着、肌の表面のくすみなどはすぐに改善します。1回のダーマペンでもキレイになります。
毛穴の開きは、3回目くらいで大きな改善を感じました。毛穴は、また開いてしまうので定期的にダーマペンをする必要があります。
クレーター肌の改善ですが、浅い凹みであればダーマペンだけでもある程度改善しました。100%とはいきませんでしたが、表面が耕されて目立たなくなった感じです。
身近な人から「クレーター肌治ってきたんじゃない?」と言われたのは、4回ほどセルフダーマペンをした後のことです。クレーター肌の改善には、4~5回くらいは必要かと思います。
また、ダーマペンを継続していくことで、肌質が大きく改善しました。
毛穴が引き締められ、肌のキメが細かくなり、くすみも消えて、肌を褒められる回数が徐々に増えてきました。(ダーマペンをはじめる前に、肌を褒められたことは一度もありません)
ダーマペンには、アンチエイジング効果もあります。ほうれい線・目尻のシワにも丁寧にダーマペンを重ねていけば、自然と肌のハリ・ツヤも出てきます。

ダーマペンの深さと部分別一覧
他にも、ダーマペンではこのような治療効果が期待できます。
ダーマペン10回目でクレーター肌は治るのか?
ダーマペンには万能的な美容効果が期待できます。ニキビ跡・色素沈着はもちろんのこと、毛穴、くすみ、シワなどにも効果があります。
では、深い凹凸(クレーター肌)に対してはどうでしょうか?深いクレーター肌は治療がとても困難です。
ダーマペンでも、浅い凹みであれば回数を重ねることで目立たなくさせることはできますが、深い凹凸は難しいです。
クレーター肌の中でも、表皮、真皮層を超えて皮下組織までえぐれてしまっている凹みはダーマペンでも治せないといわれています。
脂肪部まで到達したクレーター肌は、ダーマペンに限らず、どのような方法でも治せないのが現実です。

皮下組織は真皮層より下にある
しかし、深いクレーター肌を100%治療することは不可能でも、ダーマペンで目立たなくさせることはできます。
わたしも、こめかみの気になっていたクレーター肌はダーマペンだけでだいぶ改善させることができました。

セルフダーマペンこめかみ
クレーター肌治療は、「ガチャガチャ」的な要素があります。全然治らなかった凹みも、ある1回のダーマペンで劇的に改善することもあるのです。
写真を取っておいて、それでも何も効果がなかったら他の方法も検討してみましょう。
キヨキヨ
ダーマペンで治せないことは?
ダーマペンは万能的な美容効果があります。肌の悩みはほとんどなんでも治してくれますが、もちろん治せないものもあります。
ダーマペンを10回しても治らないものとして、
- 深すぎるクレーター肌
- 深すぎる毛穴
- 肝斑
- ほくろ
が、あります。
先ほども説明しましたが、深すぎる毛穴・深すぎるクレーター肌はダーマペンで100%治すことは難しいです。
ダーマペンやレーザーで肌を再生できるのは、真皮層までだからです。その奥の皮下組織・脂肪まで消失しまっていると肌は再生できません。
もちろん、ダーマペン・レーザーもまったく無駄というわけではありません。頑固なクレーター肌でも、多少目立たなくさせることはできます。美容の観点からみて、やってみる価値はあります。
また、ダーマペンで肝斑(シミの一種)は治療できないといわれています。
肝斑は、再発する可能性があるからです。ダーマペンだけでなく、レーザーなど刺激になる行為は肝斑を再発させるといわれています。
ほくろもダーマペンではなくなりません!
ダーマペンは、マイクロニードルと呼ばれる極細の針を垂直に刺すことで肌の代謝を促すものです。肌を無理やり入れ替えるのではなく、肌の再生力に働きかける行為となっています。
ほくろを取るには、皮膚を焼き切ることで肌をごっそりと取り換え必要があります。ダーマペンではなく、レーザーペンというものがあるので使ってみてください。
動画でもレーザーペンについて紹介しました。
セルフダーマペンを10回してみた感想
最後に、セルフダーマペンを10回してみた感想です。
ダーマペンは元はクレーター肌治療ではじめたものです。しかし、つづけていくことで肌がキレイになったりツヤが出てきたりと、当初は想像もしていなかった結果を感じました。
肌は経年劣化するものです。ニキビ跡・色素沈着・くすみ・しわ・シミなど、あらゆる悩みを解消してくれるダーマペンは肌のメンテナンスとして今も活躍してくれます。
「ダーマペンで肌の悩みを解決したい」というよりも「ダーマペンは肌のためにも定期的にやっておきたい」というマインドに代わってきました。
当初の目的だったクレーター肌ですが、治療はとても難しいです。ダーマペンでいくらぐりぐりやっても、思うように凹凸の改善が見られないこともありました。
ただ、ダーマペンを美容目的でつづけていくうちに肌の凹凸も自然と改善されています。クレーター肌だけではなく顔全体に使ってあげると一石二鳥なのでおすすめです。
でも、セルフダーマペンのやり方には注意が必要です。やり方によっては、まったくダーマペンの効果が出ていない可能性もあります。
セルフダーマペン10回目までの当時を振り返る反省点として、
- ダーマペンの間隔が短すぎた(←毎週2ミリでは肌が再生しきらない)
- 成長因子を使っていなかった(←もったいない)
- 同じ針を使い回していた(←危険)
- 麻酔クリームを使っていなかった(←深く刺せない)
があります。
特に、麻酔クリームと成長因子はもっと早くから使っておきたかったです。
セルフダーマペンに興味がある方は、以下の記事に詳しく書いているので参考にしてみてください。

当時は、「ダーマペン1回でクレーターも治って肌がつるつるになる」と本気で勘違いしました。
クレーター肌や毛穴は、コツコツと時間をかけて治療していくものです。肌の再生はすぐにはされません!
キヨキヨ
コメントを残す