セルフダーマペンを初めて、早2年ほど経ちます。実際に、毛穴・クレーター肌治療として何十回と回数を重ねてきました。
あらかじめ結論を述べますが、安全性の観点から「セルフダーマペンで針は毎回使い捨てるべき」です。
当初は、セルフダーマペンの使い方に関する情報があまりにもなかったので、ダーマペンの針を使い回しまくってました。
そこで、針を使い回した結果どのような肌の状態になったのか、を画像も踏まえて解説します。
キヨキヨ
セルフダーマペンで針を使い回しまくった結果
まず、セルフダーマペンで針を使い回した結果をお見せします。
これらの画像(左右)は、使い回した針でダーマペンをした後のものです。見るとわかりますが、少し化膿しているのがわかります。
当時は、セルフダーマペンで針を使い回しまくっていました。消毒はしていましたが、何度も同じ針を使っていたのです。
対して、こちらは最近のセルフダーマペン後です。針を使い捨てるようになった後なので、新しい針(12本)で施術したアフター画像です。
12本の針で2ミリで施術しましたが、化膿しそうなほどの跡は残っていません。また、最近の施術の方がダウンタイムが短いと感じています。
針を使い回していると針が錆びてきたり丸まってくるので、使い回した針で施術すると余計に肌を傷つけてしまっているのです。
しかし、ダウンタイムの長さや安全性を考慮すると、今では使い回した針を使うことは絶対にありません。少し費用はかかりますが、針は毎回使い捨てるようにしましょう。
セルフダーマペンのやり方について↓
【初心者🔰】セルフダーマペンの基本的なやり方と手順を解説!50回以上使ってわかったガチなコツとは?セルフダーマペンで針を使い捨てるべき理由とは?
先ほどの画像で、ダーマペンで針を使い回した結果をお見せしました。針は、毎回使い捨てるべきです。
セルフダーマペンでなぜ針を使い捨てるべきか、他にも理由があります。
針を使い回すと傷跡が広がる
セルフダーマペンで針を使い回すと、施術で新たに傷を作ってしまう可能性があります。
ダーマペンで毛穴・クレーター肌を治療するとなると、1.5ミリ~2ミリなど深い針での施術が必須です。施術時に、出血も起こります。
こちらは、2ミリの長さでセルフダーマペンをした後の12本針です。近くで見ると、針に血や皮膚がびっしりと付いてしまっているのがわかります。
このように血が針に付着すると、針は金属なので次第に酸化していきます。針が錆びてきたり、鋭利だった先端が丸くなっていく可能性があるのです。
ダーマペンの仕組みは、極細の針を皮膚に刺すことで肌を再生させることです。針が細くて鋭いからこそ、肌に余計な傷跡を作らないようになっています。
針を使い捨てると衛生的に安全
また、ダーマペンの針を使い回すと傷跡が広がるだけではありません。衛生的に問題で、ばい菌が皮膚の中から入ってしまう可能性があります。
針の錆びや汚れから、感染症が起こる可能性は否定できません。血や皮膚が付いた針は、雑菌が増えていきます。
実際に、使った後のダーマペンの針を放置してみるとこのような状態になりました。水洗いをしても、血は粘土が高いのでキレイには落ちにくいです。
※針の汚れは落ちにくいです。
セルフダーマペンは、コストを抑えられる点で優れています。しかし、素人が自力で行うことなので、安全性や感染症のリスクがはできるだけ低くしましょう。
そもそも、セルフダーマペンはクリニックに行くよりずっと安いです。ケチらずに、針だけでも毎回使い捨ててください!
針は、楽天ショップで買うことがオススメです。
Amazonの業者は、中国の工場から直接届くことがあり、針の封が空いていることもありました。衛生的に最悪です。
ダーマペン本体を購入しても、針が5本(12本×2 36本×2 nano×1)が付属しています。
ダーマペンの衛生面は、気を付けるに越したことはありません。わたしは毎回使い捨てていますが、ダーマローラークリーナーで新品の針でも一応消毒しています。
袋の中に入っているからといって100%衛生的に大丈夫かはわかりません。自分の身は自分で守るため、使い捨ての針でも消毒しておくのはいい心構えだと思います。
※ダーマローラークリーナーは完売しました。
ダーマペン ナノ針は使い捨てなくてもいい?
補足ですが、セルフダーマペンでもナノ針はある程度は使い回しても大丈夫だと思います。12本や36本と違って針が短いので、血が付着することもありません。
もちろん、衛生面を考慮してナノ針でも使い捨てるのがベストです。頭皮にダーマローラーを使っている人が使い捨てないように、ナノ針も数回は使い回して大丈夫です。
ただ、使い回したいときは消毒が必要です。熱湯消毒とダーマローラークリーナーなどで、使用前に必ず消毒するようにしてください。
セルフダーマペンで針を使い回すときの消毒方法
最後に、ダーマペンの針を使い回していたときの消毒方法をご紹介します。
ダーマペンの針を歯ブラシで洗う
ダーマペンの針は、長い針(1.5ミリ~2ミリ)で施術すると、血や皮膚が針に付着します。
そこで、わたしが実践していた洗浄方法は、歯ブラシでやさしくブラッシングしてあげることです。ビジネスホテルでもらった歯ブラシでも大丈夫です。
ダーマペン針を消毒する方法
次に、針を洗浄したら消毒する必要があります。針を使い回したいなら、せめて消毒は徹底してください。
針の消毒に、もっとも効果的なのが「煮沸消毒」です。自宅でできる消毒方法の中では、煮沸消毒が一番強いものだと言われています。
煮沸消毒とは、沸騰したお湯に針を通すことです。ダーマペンの針を沸騰したお湯の中に一定の時間通してあげてください。
ティファールを使って上から熱湯をかけてあげるだけでも十分です。水を沸騰させて、熱湯を針にゆっくり注いであげるのも有効です。
わたしは、薄毛対策として頭皮には0.5ミリのダーマローラーを使っています。そのときは、このようにダーマローラーに熱湯を定期的にかけています。
ダーマローラーたちをお風呂に浸からせてあげました(熱湯消毒)
針を休めて、また一仕事お願いします。 pic.twitter.com/oX9s0Df7U8— キヨキヨ/ セルフ美容のプロ (@kiyo2blog) August 2, 2021
煮沸消毒に追加して、施術前にはダーマローラークリーナーを使います。ダーマローラー専用のクリーナーとありますが、もちろんダーマペンの針の消毒にも利用できます。
ダーマローラーの専用消毒液ということで海外でも認知されている商品です。
クリーナー本体にも記載がありますが、煮沸消毒をした後に使ってください。
ダーマペンの針の保管方法
ダーマペンの針を抗菌で保管することは、難しいです。1つの例として、ご初会します。
わたしが以前していたのは、タッパーの中に再利用したいダーマペンの針を入れて保管してました。もちろん、100%抗菌できるわけではありません。
大事なのは「清潔に保管すること」よりも「使う前に消毒すること」です。いくら清潔に保管できたとしても、使う際に針が汚れていたら意味がないですよね。
と、消毒方法と保管方法について書きましたが、ダーマペンの針は、使い回さずに使い捨てましょう。
何かが起こった後では手遅れです。針に対しては神経質になるくらいに思ってセルフダーマペンを実行してください。
Youtubeでも針のメンテナンス方法についてご紹介しましたが、これは使い回していたときのものです。ダーマペン、針は使い捨てるのが一番です!
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