2ミリのダーマペンで、太ももにある肉割れ(妊娠線)をセルフで治療してみました。
実際に効果があったのか、ビフォーアフター画像をお見せします。また、なぜ肉割れ(妊娠線)にはダーマペンがいいのかを肉割れの仕組みから解説します。
肉割れ(妊娠線)をセルフで治すのであれば、おそらくセルフダーマペンしかありません。他にも、バイオイルやトレチノインも肉割れに試して感想を述べているので参考にしてみてください。
キヨキヨ
Youtubeでもセルフダーマペンで肉割れを治療しました!
目次
ダーマペンで肉割れ(妊娠線)治療ビフォーアフター
まずは、肉割れをセルフダーマペンしてみたビフォーアフター画像をお見せします。
こちらは、麻酔クリームでしっかりと効かせてから、太ももの肉割れに2ミリのダーマペンで治療した前後の画像です。アフター画像は、1か月後に撮影しています。
画像だと伝わりにくいかもしれませんが、感覚として肉割れは改善したと思います。内側の肉割れが濃い部分が薄くなってきていました!
実際に、ダーマペンやダーマローラーを顔に使ったことがある人はわかると思いますが、何回か回数を重ねないと大きな効果は実感できないものです。
それでも、肉割れの表面の部分に関しては目視でも確認できるくらい改善したのではないかなと感じました。
深い肉割れの根本的な治療となると難しいかもしれませんが、続けていく価値はありそうです。
ちなみに、こちらの赤くなった写真はダーマペン当日の画像です。本気でダーマペンを使いましたので、嘘偽りないビフォーアフター画像となっています。
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肉割れ(妊娠線)の原因とは?
では、そもそも肉割れ(妊娠線)の原因とはどのようなものでしょうか?
肉割れとは、成長期に急激に太ったり、妊娠することによりお腹が急に大きくなるなど、急な脂肪の増加に対して肌が追いつかないくなったことで起きる現象です。
英語では、ストレッチマークとも呼ばれていますが、皮膚が脂肪や筋肉により伸びてしまうと肉割れができます。
内部(脂肪や筋肉)が膨張することで、外部(皮膚)が引き延ばされる過程で、真皮層の肌が断裂しまいます。
よく勘違いされがちですが、「太っている人が痩せたから肉割れができる」のではなく、太っていく過程で真皮層が断裂して跡になってしまうのが肉割れです。
ダイエットが成功したり妊娠が終わった後に見える肉割れですが、体の表面積が小さくなったことで跡が目立ってしまうのです。
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肉割れ(妊娠線)は真皮層にある
肉割れを治療するのに厄介なのは、真皮層にまで届いている跡だからです。
肌の表面である表皮にあるものであれば、簡単なレーザー治療やレチノールなどの美容液でも治る可能性があります。
しかし、厄介なことに肉割れは真皮層のまで届いているので、ダーマペンでも長い針を深くまで施術する必要があります。
今回利用したのは、2ミリのダーマペンです。それ以上になると、何か肌にトラブルが起きたりすると怖いので2ミリの針で行いました。
2ミリといっても、肌にも抵抗があるので実質1.2~1.5ミリ程度だと考えますが、それでも肉割れの表面の部分は改善するので試してみました。
肉割れ(妊娠線)セルフダーマペン(ダーマローラー)で治療する方法
では、肉割れをダーマペン2ミリの針で治療する手順・気をつけたことを書きます。
今まで、顔のクレーター(凸凹ニキビ跡)に対してセルフダーマペンを行ってきましたが、体に使うのは初めてでした。
特に、今回は太ももの肉割れに使うと言うことで、股間付近でもあるし、血管が見えていたので少し不安でした・・・。
キヨキヨ
肉割れ治療に麻酔クリームは必須!
まず肉割れにダーマペンを使うのであれば、麻酔クリームは必須です!麻酔クリームを塗らないと、痛くてとてもダーマペンを使うことができません。
保冷剤等で痛みを緩和することもできますが、針で肌を刺している最中は患部に触らない方が感染対策としても安全です。わたしは、セルフダーマペンに麻酔クリームを使っています。
こちらの麻酔クリームは、美容皮膚科などでも利用されているものです。
まとめ買い(3本以上)だとこちらがお得 →麻酔クリーム
麻酔クリームは、肉割れ治療に必要です!麻酔クリームなしで、太ももを2ミリでダーマペンするのは痛すぎてムリでした・・・。
ラクサールクリームでセルフダーマペンがラクすぎ… 麻酔クリームの効果的な使い方とは?肉割れ・妊娠線へのダーマペンの使い方
次に、ダーマペンを肉割れ(妊娠線)に刺していきます。速度は最速で、長さも最長の2ミリで行います。
肉割れや妊娠線は、皮膚の奥(真皮層)にまで届いている跡です。極力、長い針でダーマペンを使いましょう。
肉割れは縦に線が入っているのでその線に沿わせるように施術していきます。
適当に全体を施術するのではなく、肉割れ(ストレッチマーク)をしっかりと目で確認しながら、沿わせるようにダーマペンの針を当てて行きます。
肉割れの量が多いので、全体をやるには結構な時間がかかりました。でも、やるからには結果を出したいので丁寧に奥までさすように施術していきました。
しっかりと目や指で肉割れを確認しながら、針を垂直に刺していきます。
使用したダーマペンは、こちらのゴールドのダーマペンです。楽天で買うことがオススメです。
Amazonの業者は、中国の工場から直接届くことがあり、針の封が空いていることもありました。衛生的に最悪です。
また、ダーマペンの針には12本と36本とありますが、肉割れは範囲が広いので36本の針を使いました。妊娠線など、跡の範囲が狭い箇所は12本の針でも大丈夫です。
肉割れ・妊娠線へのダーマペン後のスキンケア
肉割れや妊娠線へダーマペンを使った後も、スキンケアが必要となります。肌が傷ついている状態なので、保湿を徹底することで、ダーマペンによる傷の治りが早くなります。
スキンケアは、成長因子やバイオイルなど、顔にダーマペンをした後に行う手順でスキンケアと同じです。いろいろと使ってみて、一番傷の治りが早かかったのがこの2つです。
プラセンタジェルは、傷跡やヤケドを治すために使われるものです。美容液としても効果が高く、様々な美肌効果を実感できます。
5本以上買う場合は、こちらのサイトがお得です→プラセンタジェル
バイオイルは、パルミチン酸レチノール(ビタミンA)という肌の再生を促すアンチエイジング効果が配合されています。傷跡・ニキビ跡に効果があると評判のオイルですね。
顔でも太ももでも同じ「肌」です。顔と同様にダーマペン後にスキンケアをしてあげます。
ボディ専用で余計なものを買う必要はないので、毛穴・ニキビ跡に使うのと同じ要領で施術してください。
ダウンタイム中にどれほどスキンケアできるかも、傷の治りとも関係してきます。ダウンタイムを短くするためにも、しっかりと保湿してあげましょう。
セルフダーマペンの使い方・詳しい記事↓
【初心者🔰】セルフダーマペンの基本的なやり方と手順を解説!50回以上使ってわかったガチなコツとは?肉割れ(妊娠線)にトレチノイン(レチノール)は効くのか?
最後に、トレチノイン(レチノール)で肉割れは治療できるのか、についてお話しします。
肉割れとは、表皮のさらに奥にある真皮層にまで到達している内部の傷跡であると解説しました。
しかし、市販で売られている化粧品は真皮層まで効果があるものはほとんどありません。肉割れに対して何を塗ったところで治療効果はないと言えるでしょう。
そんな中で、ビタミンAと呼ばれる成分は真皮層まで細胞のターンオーバーを活性化させることがあるので、唯一肉割れにも効果があるかもしれない成分です。
ビタミンAは、レチノールとトレチノインと2つありますが、トレチノインはレチノールの数十から数百倍の濃度があるので、きちんと効果を出したいのであればトレチノインがオススメです。
わたし自身は、トレチノインを顔の毛穴を引き締めたり美肌目的で利用していますが、肉割れやお尻の黒ずみなど体にも使っています。
まだ使い始めたばかりなので目立った結果は出ていませんが、ダーマペンのように痛みもないし出血もなく塗るだけなので、試してみる価値はあります。
肉割れに使うのであれば、最も濃度の高い0.1%のトレチノインががいいです。顔には低濃度の0.025%のトレチノインを使っていますが、体には0.1%の最も濃度の高いものを利用しています。
トレチノインは、皮がむけてしまったり紫外線に対して一時的に肌が弱くなるなどの副作用もありますが、肉割れなど露出しない部分であれば気にせずに使えます。
ダーマペンやダーマローラーのように、直接真皮層まで針を刺すことの方が効果は期待できますが、トレチノインを肉割れに塗り続けた結果も、またブログで報告します!
トレチノインについて詳しく↓
トレチノイン・ハイドロキノン・ヒトプラセンタの併用効果がすごい!塗る順番と安全な使い方とは?肉割れ・妊娠線の治療は思っていたよりも大変そうです。今後も、セルフダーマペン2ミリでゴリゴリに治療していきます。
バイオイルを塗って肉割れ(妊娠線)が治る?
補足ですが、バイオイルは塗るだけで肉割れ・妊娠線に効果がある…ともウワサがあります。
実際は、バイオイルに入っている程度のレチノール(ビタミンA)では、肉割れや妊娠線など傷が深いものの修復は困難といえるでしょう。保湿効果は抜群ですが…。
先ほども説明しましたが、肉割れ・妊娠線は真皮層の断裂が原因です。
バイオイルを塗っても、肌の表面を保湿する効果しかありません。バイオイルを塗って、肉割れ・妊娠線が治るはずがないのです!
バイオイルを肉割れに使うなら、セルフダーマペンをした後に使いましょう。
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肉割れにダーマペンとダーマローラーはどっちがいい?
肉割れには、ダーマペンとダーマローラーどっちが良いのでしょうか?
おそらく、世界的に見てもダーマペンよりもダーマローラーを肉割れや妊娠線に使っているケースが多いと思います。
確かに、ダーマローラーの方が効率が良く施術スピードが速いので、肉割れなど面積が広い部分を使うのには適しているともいえます。
しかし、ダーマペンとダーマローラーには大きな違いがあり、ダーマローラーは針が肌に対して針が斜めに刺さるので、肌を施術で傷つけてしまう恐れがあるのです。
ダーマペンは、肌に対して垂直に刺さるので、ダーマローラーに対して肌に余計な負担がありません。比較すると、こんな感じです。
0.5ミリや 0.25ミリなど短い針であればダーマローラーでも良いのですが、1ミリ以上の長い針になると、ダーマローラーのデメリットである肌を傷つけてしまう可能性が増えてしまいます。
わたし自身も、以前2.5ミリのダーマローラーを使ったこともありますが、少し不安に思ったので使うのをやめました。
使っている人もいるので試してみても良いとは思いますが、安全性を考慮した上で、時間はかかるかもしれませんがダーマローラーよりもダーマペンの方を推奨します。
大事なのは、しっかりと肉割れが治療できると言う「結果」なので、使いやすい方でいいと思います。一応、長いダーマローラーも売っています。
もし、他にもセルフで肉割れを治療できる方法があればぜひコメント欄で教えてください!
セルフで肉割れ・妊娠線を治すなら、セルフダーマペン一択でしょう。
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