どうも、キヨキヨです。
今日は、The Ordinaryという海外でも有名な人気のメーカーで作られている、「AHA30%+BHA2%ピーリングソリューション」というものです。これを使った、自宅で簡単にできるケミカルピーリングをご紹介したいと思います。
キヨキヨ
ぼく自身は、ダーマペンやダーマローラーなどを使って、肌にできてしまった深いニキビ跡だったりクレーターというものをずっと治療してきました。
しかし、クレーター治療とかダーマペンについていろいろ調べていると、ケミカルピーリングというものを知る機会が結構増えて、自分でもやってみたいなって、思っていたんです。
ケミカルピーリングは、肌全体の質の向上、毛穴の引き締め、シワ・シミを予防する効果などを、一回でまとめて効率的に治療できるものです。
ぜひ、手軽に副作用なくできるものなので、より多くの方に試していただきたいです。
かなり使いやすいし、美容皮膚科でするより値段もかなり安く、副作用も感じないので、ぜひ試して欲しいものです!
キヨキヨ
目次
ケミカルピーリングの種類:AHA(フルーツ酸)BHA(サリチル酸)TCA(トリクロロ酢酸)
一般的にいわれる「ケミカルピーリング」というのは色んな種類があるんですけど、基本的には3つあるといわれています。
- AHA(フルーツ酸)
- BHA(サリチル酸)
- TCA(トリクロロ酢酸)
です。順を追って説明していきます。
AHA(フルーツ酸)とは?毛穴の黒ずみ・シミ予防
AHAというのは、アルファーヒドロキシ酸というもので、フルーツ酸とも言われています。
サトウキビやリンゴなど、フルーツ由来の成分です。AHAが含まれた洗顔フォームも見たことがある方は多いと思います。
「ケミカルピーリング」といわれるものの中では、もっとも刺激が少ないです。副作用も少なく、一番手軽につかえるものがAHAといわれています。
皮膚の薄い部分のニキビだったり、毛穴の黒ずみ・シミ予防にもいいといわれています。表皮の汚れを、軽い酸性で落とすようなイメージです。
BHA(サリチル酸)とは?角質除去・ニキビ跡
AHA(フルーツ酸)の次に強いのがBHA(サリチル酸)といわれているケミカルピーリングです。
クレーター治療をしている方は、サリチル酸という名前で聞いたことがある方も多いかもしれません。しかし、日本では美容皮膚科でしか使われませんね。
この記事で紹介している「The Ordinary」のケミカルピーリングには2%しか含まれていません。成分は弱いので、誰にでも試せるようなものになっているのかなと感じています。
サリチル酸は、フルーツ酸よりは刺激が強いので少し時間かかるかもしれません。でも、これは2%しか含まれていないので大丈夫だと思います。
BHA(サリチル酸)というのは、ニキビとかニキビ跡(赤みのあるニキビの跡)などに治療されることが多いですね。また、一般的に「角質除去」などにも使われることも多いです。
ちなみに、BHA(サリチル酸)が20%も配合されているケミカルピーリングがあります。こちらは強力なので、多いニキビ跡・浅いクレーター治療などにも利用されています。
TCA CROSS(トリクロロ酢酸)クレーター治療
そして、ケミカルピーリングの中で一番強いのがTCAです。トリクロロ酢酸というもので、かなり腐食性のある強い酸性です。巷では、TCA CROSSとも言われています。
TCA CROSSは、ぼくも実際に何度も使ってみています。ものすごい色素沈着が出ちゃったり、副作用も強いんですが、その分深い火傷みたいなものができて真皮層までに届くんです。
ものすごく深いクレーターに悩んでいる方はTCAを使ってもいいと思いますが、基本的に「ケミカルピーリング」でTCAは使いません。やっぱり副作用が強すぎるので。
また、クレーター治療にも、基本的にはダーマペンの利用がいいです。副作用も少なく、ダウンタイムも短く、日本人に適した治療方法だと言われています。
クレーター治療やセルフダーマペンに関しては、以下の記事をご参照ください。


それだったらダーマローラーだとか、少し手軽なケミカルピーリングを使うのがいいのかなと思っています。
キヨキヨ

ケミカルピーリング(The Ordinary AHA30%+BHA2%)の使い方と効果
ケミカルピーリング種類の話は一通り終えまして、本題は(The Ordinary AHA30%+BHA2%)の使い方ですね。
(The Ordinary AHA30%+BHA2%)が真っ赤な理由
実際に使ってもらえるとわかるのですが、色が真っ赤なんですね。とっても面白くて印象的な使い勝手です。
なんで色が赤いかというと「ペッパーベリー」というタスマニアの食物が原料に入っています。BHAやAHAで起こる炎症というのを抑えるためにペッパーベリーが含まれているようです。
この赤色は、AHA(フルーツ酸)やBHA(サリチル酸)の酸の色ではなく、その酸を抑えるためのペッパーベリーの実の色だったんですね。

ペッパーベリーの実
(The Ordinary AHA30%+BHA2%)の使い方
まず、(The Ordinary AHA30%+BHA2%)を使う前にクレンジングをしっかりしてください。肌をキレイな状態にして、手を使うので手も洗ってください。
手順としては、
- お肌のクレンジング+手洗い
- The Ordinary AHA30%+BHA2%を顔・首全体に塗る
- 10分間放置する
- お湯で洗い流す
という感じです。
(The Ordinary AHA30%+BHA2%)は、コットンを使って塗ることもできます。しかし、そこまで強い酸性ではないので、そのまま素手でやっても大丈夫です。
実際に、ラベルの説明部分にも「素手でやっていい」と書いてあります。ただ、目に入るとめっちゃ痛いらしいので、ゴーグルとかつけてもいいと思います。わたしは、上から垂らすように使っています。
サムネイルでもわかるように、おでこの方から全体的に垂らしています。
ケミカルピーリングを一番やりたかったのは、「首元」なんですね。やっぱりダーマペンとかだと、面倒くさくて首まで施術できませんでした。
ぼくは首のシワが結構深いのと、あごニキビもできやすいんです。そういう意味も込めて、首の方にケミカルピーリングしたいと思っていました。
顔を真っ赤に出来たら、10分待ちます。10分待った後に、ぬるま湯で洗い流します。(商品にもそう書いてあります)
ちょっとこぼしてジーンズが少し赤くなってしまったので、赤い色素なので服についたら厄介かもしれません。
キヨキヨ
The Ordinary AHA30%+BHA2%の効果
初めて使ったときの感想は、「あ!キレイになってる、キレイになってるぞ?なんかツヤツヤしてます。すごいぞこれ!」って感じでした。お湯で流した後に驚くはずです。
弱めのケミカルピーリングなので、深いクレーターにまでは届きません。しかし、肌全体がキレイになったような「一皮むけたような感じ」がします。部位によっては、皮もむけます。
先ほど説明したとおり、弱い酸なのでダウンタイムもないです。特に顔が赤くなることもないので、夜寝る前に少しやろうかなぐらいの程度で使えると思います。(連続の使用は避けたほうがいいですが)
使ってみた感じだといいですね。誰でも簡単にこのような感じでできると思うので、ぜひ試してみてください。
数あるケミカルピーリングの中でも、The Ordinary AHA30%+BHA2%は世界トップクラスに人気のものです。一度でも試す価値はあります。
キヨキヨ
The Ordinary AHA30%+BHA2% 使用後にすること
では、The Ordinary AHA30%+BHA2%を使った後に、わたしがしていることをご紹介します。
- The Ordinary Niacinamide10%+Zinc1%をニキビができやすい部分に塗る
- ヒトプラセンタジェルを肌全体につける
- ホホバオイル(アルガンオイル)で保湿する
です。
まずは、同じThe Ordinary商品ということで、「The Ordinary Niacinamide10%+Zinc1%」を使います。1,000円ちょっとで買えるアメリカの美容液です。
前回の記事でも紹介しましたが、「大人ニキビ対策」としては最高です。シミ予防にも効果があり、かなりコスパのいい美容液です。
これをまず肌に塗っていきます。ニキビがある人とかにはすごくいいので、ぜひ使ってみてください。これについては、また別の記事がありますのでご参照ください。

そして、The Ordinaryをつけた後に、いつも「ヒトプラセンタジェル」というものを使っています。
成長因子が入っているので、ちょうど酸で溶かした肌に効果があると思っています。ダーマローラーやダーマペンのダウンタイムに使っているものです。
値段も高くないので、まずは一本お試しに利用してみて下さい。そこらへんの美容液の何倍もの価値があります。
ヒトプラセンタジェルは、ベストケンコーでのまとめ買いがお得です。わたしは7本買って、一本800円もしませんでした。以下のリンクからどうぞ。
キヨキヨ
こういう成長因子美容液の比較に関しても記事を出しているので、そっちもチェックしてみてください。

最後に、ホホバオイルを使って軽く保湿します。ホホバオイルは中に栄養が入っているし、保湿力も最高です。
ケミカルピーリングの後に、「ヒトプラセンタジェル+ホホバオイル」を合わせると、もう肌がプルップルになります。嘘じゃありません。
首もピーリングしたので、首も保湿しないといけないですね。しっかり、美容液・美容オイルを全体に塗ってあげてください
キヨキヨ
ケミカルピーリングとマイクロニードリング(ダーマローラー・ダーマペン)
では、わたしが今まで紹介してきた「マイクロニードリング」(ダーマペン・ダーマローラー)と「ケミカルピーリング」の違いについてお話します。
わたし自信、基本的に「ケミカルピーリング」というものと「マイクロニードリング」(ダーマペン・ダーマローラー)というものは同じようなものだと思っています。
強度や性質というのは違いますが、ダーマペンの場合は「針」ケミカルピーリングの場合は「酸」を使って、皮膚の外側を刺激します。
外部からの刺激に対する体の自然治癒力を使って、皮膚を蘇らせる(ターンオーバーを早める)ことでキレイにしていくみたいな作業です。そういった部分は、同じようなものなのかなと思っています。
でも、なんで「マイクロニードリング」ではなく「ケミカルピーリング」を使いたかったかというと、ダーマペンを使っている方はわかると思うんですが、結構面倒くさいっていうか時間もかかるんです。
また、ダーマローラーやダーマペンなどは、施術に「痛み」がありますね。ケミカルピーリングを使うメリットは、「痛み」がないことでもあります。
わたしの使い方としては、
- 深いクレーター:ダーマペン
- 毛穴を引き締める・ちょっと強めにハリを出す:ダーマローラー
- ニキビ・シミ予防、肌質全体の向上:ケミカルピーリング
というような使い分けをしています。
医療美容とも言われているマイクロニードリングもすごい効果ですが、まずはケミカルピーリングを利用してみましょう!
肌全体をキレイにしたり、肌の表面毛穴を引き締めたり、ダーマペンでは行き届かないような首の周りもキレイにしたかったので、ケミカルピーリングの利用も最高です。上手に、使い分けしましょう!


The Ordinary AHA30%+BHA2%の痛み・副作用
最後に、ケミカルピーリング(The Ordinary AHA30%+BHA2%)の副作用について触れます。
The Ordinary AHA30%+BHA2%を使ってみて、少しヒゲの部分がヒリヒリしました。肌全体はないですけど、ヒゲを剃った後はちょっと痛いかなと思います。
ひげを剃った部分だけは少しヒリヒリするような感触がありますが、そんな大した痛みはないです。もともと、そこまで強い酸性が入っていないので、痛みも副作用も少ないですね。
また、副作用ではありませんが、首の皮膚がポロポロ剥ける感じがしました。表皮が一枚めくれるような感覚です。ピーリングなので、当然の反応ですね。
実は、首の皮はむけましたが、顔の皮はむけていません。おそらく、顔はダーマペンしすぎて、剥ける表皮がないようです笑
The Ordinary AHA30%+BHA2%(感想・レビュー)
The Ordinary AHA30%+BHA2%は、ケミカルピーリングの中でもすごく弱い方です。ニキビやシワなど少しでも肌をキレイにしたいという用途に全然使えると思います!
あと、首とかにも簡単に効率的に使えるというのがうれしいです。ダーマペンだと行き届かない部分だったので、液体だと簡単にピーリングできてしまうのでう。
The Ordinary AHA30%+BHA2%は、「初心者向け」というか、ケミカルピーリングの入口くらいの強さだと思うので、強度を上げていこうと思います。
以上、The Ordinary AHA30%+BHA2%のケミカルピーリングの紹介でした。キヨキヨ
はじめまして。いつも動画見させて頂いております。
dr pen a7をキヨキヨさん経由で購入致しましたが替えの針をキヨキヨさんはどこで購入されていますでしょうか?
mymと違い情報が少なく日本だとどこが安全で安心して購入出来るのかが分かりません。もしよろしければ知っていれば購入リンクを知りたいです。
またダーマペン本体同様、メルカリでのa7の針の販売はされたりするのでしょうか?
さめさん
ご連絡ありがとうございます。
ぼくは、友達に送ってもらっています。でも、カートリッジ(針)の方は、制限されているせいか届きませんでした・・・。
何度か試みているのですが、なかなか難しいようです。ぼくとしても、せめて販売した方には針を取り寄せたいのですが難航しています。
アメリカのamazonにリンクありますが、日本への輸入はできないそうです。
ただ、日本の企業が、現在国内での針生産を試みているようです。もしかしたら年内には、a7の針が流通する可能性があります。
返信と詳しい情報提供ありがとうございました!